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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
始まりの魔王 高橋直の章
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1-6 初めての狩りは 友達ゲットらしい

 実はあまり見れていないが、王宮にいた時に姿鏡を一回見た事ある、160くらいの身長にあまりついていない筋肉…。黒目黒髪。ついでに王様は白髪、王女は金髪だった。肌も少しこっちより白い。

やっぱり異世界なんだな…。現実逃避しつつ僕は森の中に入る…下着と毛布で武装してるとはいえ武器はこの槍一本である。槍の長さは1.5mしかも投げる用(注:本人がそう思ってるだけで実際は両用です。)少し軽いので、効くのかかわかりづらい。森は大きく、木も太い、昔映像に見た屋久島みたいな太い木々がある森だ…。時折獣の声がして…やり投げ器の使い方は…。


 1、槍の柄に引っ掛ける、2.やり投げ器を持って敵に向かってぶん投げる、


 というものだ、普通より威力が出る感じで投げれるらしい。聞いた話だと…。だからそれを握って…今この辺にいる…。聞いた話だと射程は長くないけどそれでも当てればそれなりに刺さるそうで…。ダンジョンマスターってこんな職業だっけ?しばらく進むと…。犬?がいる…。少し小さいくらいだろうか…。気が付くと、すぐに…いや、そろそろって近づいて…。まだ気が付いてないな…。

そういえばオリンピックでやり投げ競技とかやってた…あれを…。思いっきり振りかぶって


ドス


 それだけだった…。目の前の犬は…じっとこっちを見つめている。その眼は僕には…恨めしそうに見えた。これが…死なんだ…。余りにあっさりしてて、実感がわかない…しばらくして犬は出血死

した。そういえば抜くのに手間かかるって言ったっけ。それは槍を持ってそのまま引きずって…。家に帰った。

「おかえり。」

 女神は本を片手にスキャナーをじっといや謎のポーズとかしてる。

「どうだった?」

「これ。」

 流石に家に入れるわけにいかなかったが、引きずった犬の死体があった。

「お疲れさま。それが狩りよ、」

「うん。」

「さて、私が約束果たす番ね。まずはその犬をその台に乗っけて。」

「うん。」

「槍はぬいてね。」

「分かってるよ。」

 そう言うとスキャナーの上に乗せた後槍を無理やり抜く。傷跡はえぐいな…。

「スキャニング。」

 そう言うと肉はスキャナーの中に取り込まれていった。

「これでいいよ、あとはそこのタブレットから構成員作成、そして、ユニークモンスター生成を押して。」

 ボタンを押すとスキル欄と後はソウルレベル?後…外見編集ってあるな…。あ…簡易パターンという人形ボタンあるな…。意外とここは頑張ってるな。

「で、一応最初はわからないだろうし、テストも兼ねて、私が聞き取りで作るわ。わからないことがあったら聞いてね。」

「まずは何やるの?」

「本来は形を表示して体系編集、そして必要な重さ決定して、後はステータス決定して、あとはテキスト埋める。」

「体系編集?」

「一応外見の決定ね。スキャナーしたものは外見で呼び出せるし、あなたの記憶にあった生き物も一応登録できるわ。但し、重さが足りない場合。生成できないわ。」

 さっきの犬はそこまで重くなかった。という事は…。

「できて、ネズミか…。子犬位ね…。」

 そういえば定番あったはず。

「スライムは?」

「スライム?なにそれ、おもちゃ?」

「いや、ゲームで定番じゃん液体でできた奴。」

「ああ、ゲームの雑魚ね…。」

「あれ作れない?」

「いいわよ、但しまだ軽いわね…少し重さが足りないから、その辺の木とか草、大体10kg持ってきて。適当でいいし。」

「え?」

「いやあ、DPって勘違いする人いるのよ。木だって草だってれっきとした”生物”よ。だから扱い上はあれからでも生命体作れるのよ、ただし筋肉ないから、動物は作れないってなる。」

「ふむ。」

「ただ、液体生物とか後、無機物とかは筋肉必要ないから、その分材料は低めなのよ。スライムは確か…液体生物とかになるので。骨と脳で、核作って後は、光合成可能なように葉緑素が欲しいのよ。」

「光合成ねえ…。」

「うん、そうでないと大方、食べ物…毎日熊が10匹とかほしくなるから外せないのよ。」

「なんで?」

「うーん大体あれよね、はい寄るか、ぴょんぴょん跳ねる生き物のはずなんだけど、どっちにしても、あれ、移動にすごいエネルギー喰うのよ、人間並みと言われればそれはもう全身必至よ。だから

それを補うロジックが欲しいんだけど、それの案として、光合成及び魔素吸収が欲しいのよ。」

 そういえばここは魔法がある世界だった。お姉ちゃんは全種類の魔法が使えるし、勇者も光魔法が使える。

「だから、葉っぱとか…。」

 とりあえず槍とか持っていけばいいや。

「とりあえず草刈って、枝切ってくる。」

「行ってらっしゃい。」

 そう言うと僕はすぐそこの木とか枝を手あたり次第槍で折って持ってきた…両手に抱えるくらいでいいかな…。

「これでいい?」

「ちょっと少ないけどこれでいいわよ。」

「でつけるスキルとかどうする?」

「スキル?」

「うん、私のほうで定番は指定するけど、後の分はユニークだからあなたが指定して欲しいのよ。ただし外見と合わないものは必要ポイントを高くさせてもらうわ。だってかっこ悪いじゃん。」

 ウーム。スライムらしい行動ねえ…・爆発とかはまずいだろうし。

「後、ポイント掛け過ぎると、登録して召喚するときに不便になるから…まいっか…この辺はどうにかなるし…。」

「まず吸収、あと融合,できれば物理半減とか。」


 吸収LV1(特異系) :対象を捕食時対象の生体データ等を奪う、レベルが上がると奪う項目が増える。 必要20000DP

 融合LV1(特異系) :対象と融合し、一つになる、対象は現在同族同レベルのみ、融合内容は経験値のみ。必要25000DP

 変形LV1(特異系) :自らの形の一部を記憶したもの一つに変形させる、強度等は本体の物を用いる、必要20000DP


「スキルレベルは1でいい?ほぼ全額使いきっちゃうから。成形はしずく状でいいよね。後の材料の水はさっき入れたから…。後は定番のフレーバーテキスト入れて…」

「後はソウルレベル決定ね。」

「ソウルレベル?」

「当然生命体であるスライムは魂が入るのよ。で、その魂のレベルに応じて知能程度の上限が違うのよ。」


ソウルレベル1:ほぼ何も考えておらず、脊髄反射と本能のみで生きている、基本はこのレベル、言語は理解できずペットとしては、ご主人様の顔が分かるのが限界。命令も高度だと理解不可。

ソウルレベル2:小学6年生レベルまでは理解できる、四則演算及び言語2種類まで。学術系スキルは、低レベルまでしか使えない。

ソウルレベル3:人間と同程度、場合によっては方便または嘘をつく場合がある。高度な交渉も可能但し、基本本能に忠実。住民としても扱われる。追加でスキル一つがランダム付く


「ついでに追加DPは1が、0、2が40、3が1000。」

「なら3でお願い。」

 せっかくだから色々理解して欲しい そう言うと女神は手をスキャナーにかざす。

「モンスター作成!」

 そう言うとスキャナーが輝きだし…、スキャナーから水色のスライムが出てきた。

「どうよ。」

 女神が胸を張る…そう言われると残念感あるが…。

「ひぁー・・・ぷにぷにだぁ。」

 僕は初めてのスライムに感動していた。本当にぷにぷにで…目がある…点のような目…後は口はないか…が!

「かわいい!」

 男ではあるが、かわいいものはかわいいのだ。気にしない。

「えー。私を褒めていいのよ。」


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