表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
二人のダンジョンマスターの章
58/1654

4-5 ドラゴンマスター 君は誰?

「・・・よろしく。そういえば名前がまだか。そうだな、コアはコアちゃんで、あなたがエルちゃんで」

 とりあえず名前を決めよう。

「却下です。」

「なんで!」

 私は足をじたばたさせる。いいじゃん、テキトーネームはラノベの基本だぞ

「そんな安直、恥ずかしいですよ、竜王たるものが”エルちゃん、コアちゃん”何て恥ずかしくて死にそうです。むしろ死にますよ!」

「龍王?」

「はい、始祖竜というのは今後竜を統べる存在でございます。そのあなたが、そんな安直だと他のダンマスと合う際に恥をまくようです。」

「他のダンマス?」

「はい、他のダンマスです。いずれ増えますが今は3名です。」

「うん。」

「一人は魔王です。魔王城を持つ、この大陸の覇者です。」

「すごいね…。」

「もう一人はあなたと同じ新人で”鬼”の属性持ちです。」

「鬼か。」

 ゴブリンとかがメインかな?

「出会うとかがあるかもしれません、魔王配下とも。」

「そりゃあ、あるでしょうね。」

 3人しかいないダンマスなんてご近所さんか、いやライバルか?

「どちらにしろ、そんな時にこんな安直だと、一生、いや、不老ですので、それよりひどい間笑われますよ。」

「不老なの?」

「成長はしますが、不老です。始祖のお方ですから。」

「ほへー。」

「ならちょっと考えさせて。」

 コアは、コアちゃんがダメだから…。コアはリーダーとしていろいろしてもらうから、リーでいいか、後は…エルフはかわいいから、いやきっとダークエルフだろ?あれがもしかしたらスレンダー美人かもしれないんだぞ。マジ成長楽しみ。黒い…エボニー…いやオブシディアン…黒曜石、黒曜でいいか。

「コアが、リー。そしてエルフの君がコクヨウでいいかな?」

「は、命名承りました。」

 エルフの子はぼーっとしてるようだ。コアは片膝をつき礼をする。

「コクヨウ?」

「うん、コクヨウ。」

「分かった、コクヨウ。」

 さて鑑定で見てみるか


名前:コクヨウ

種族:エルフチャイルド LV1

職業:ユニークモンスター

ソウルレベル:2

HP:42

MP:22

STR:3

VIT:2

INT:12

MID:4

AGI:12

MAG:5

DP:2000DP


スキル:闇魔法LV1、忠義の一念LV1

称号:ダンジョンユニークモンスター(DPで蘇生可能)????の第一眷属(忠誠度+、スキル+忠義の一念)

所持金:なし

装備:なし

費用:2000DP


TIPS:通称森の民。子供であるが、全員森を愛していて、森に愛されている。モンスターでありながら多種生殖可能であり繁殖力は低いが長命として有名。成長と親の配偶及び環境に応じていくつもの進化先がある。なお最低でも片親がエルフ系でないと繁殖で発生しない。倫理観は親の教育次第である。 


 髪の毛が黒く、また、肌は白いが…。エルフだからだろうね。が、まあ…きれいな子。着せ替えがはかどるね。



現在DP 残8000DP


ガチャ1000DP+エルフチャイルド初回召喚1000DP  


 構成員 通常 スケルトン×20 コクヨウ(ユニーク、エルフチャイルド) リー(コア、天使)  


そして私は外に出た。え、ルール上出れない?

「確かにこれは・・・。」

 そうダンジョンを早速格納したのだ。こんな山奥だと人間を襲うにしろ、接触するにしろこんな山奥・・・出てよかったわ、見渡す限り森と山じゃないですか。危ない危ない。生物が

一か月はこの辺来ないよ。部屋が壊れる?コアルームと入口だけは保存されるのだ。

「だって格納すれば移動していいんでしょ?なら獣多い場所行って、獣囲い込めばいいの。または狩って食っていい。」

「ワイルドですね…。」

「ワイルドだろぅ。」

 そう言って駆け出す。無論周りの木々は20mぐらいあるので…入れない。木を倒すにも…あれ?木って重いよね…。とりあえずぶん殴ってみる。うわ、硬い。が、私もこう見えてドラゴンなんですよ

体重全部かけてうりゃぁ―!

「何、木に八つ当たりしてるんですか?」

「そこで見てろ!」

 硬いー。…これだけ頑張ってちょっと傾いただけだ。どうしろって言うん…あそこに細い木があるな…。あれから行くか…。まずはあの細い木にしがみついて、足の爪で傷をつけて!全体重で折る!


 バキバキバキ!


 よし!まず一本!

「なにしてるんです?」

「木を回収する。後,土もいいな。」

「何なんです?」

「そういえばダンジョンマスターは寝る必要性あるのか?」

「あります、睡眠時間はだいたい6時間あればいいです。」

「結局寝るんだな…。」

「それがないと実は頭の記憶が整頓できないので、正常な判断ができなくなります。脳の整頓のお時間が欲しいのです、また、脳波が睡眠しないと低下するので、維持費が払えなくなります。あと

頭が悪くなって肌がカサカサに。」

「寝ます、できるだけ寝ます。」

 それは危ない。主に精神的に。

「で、何を?」

「木と土をDPに変える。で、ダンジョン作る。」

 要素に重さがある以上、木、土は少ないけどDPになる。まずは一日100DP,掘って稼ぐ、これがメイン、そして道路作って・・

「急に土木っす。」

「ゲスい。」

「こうダンジョンマスターらしくモンスター狩りましょうよ。」

「いる?」

「ないです。すいません。」

 すぐに土下座した。それはそうだ、こんな木を切り倒す音や、巨大な生き物いるのわかったら私は逃げるね!でも上が世界柄ゴブリンぐらいいるだろ!異世界だから!

「で、できれば頭の上でいいや。つのあるし、。そこにつかまって、見張りしてて。」

そう言うと頭を下がる、首が長いとこういう時楽だね…。

「でもさ、売り物って言うと私の卵って売れる?」

「高すぎるのと、相手に有利過ぎません?だってそれ、レアとかで言うなら、SSRっすよ。」

「だよねぇ…って思ったけどなんで?」

「なんで?」

「…何でSSRとか貴方知ってるの?」

「ダンジョンのモンスターはすべてあなたの魔素から作られてます。なので、魔素にある知識の一部は私たちに入ります、まあ、円滑な会話用の物ですだから、おばかな会話しても答える知性があります。」

「コクヨウも?」

「はい。たとえば、深夜枠のアニメのエロさに合わせて衣装作ったけどどう?と言われると、顔を赤くすると思いますよ。」

「いや、エロばっかじゃないでしょ!というか何で知ってる!」

「それがダンジョンクォリティですよ。」

「信じられない。」

 すごいご都合主義だな…。楽でいいけど。とりあえず蹴って、蹴って…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ