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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
二人のダンジョンマスターの章
56/1810

4-3 ドラゴンマスター 私は誰?

ここからはしばらく竜のダンジョンマスターの視点となります。

「知らない天井だ…。」

 私が覚えてるのは神に言われた”記憶を取り戻したければダンジョンポイントを捧げるがよい”という言葉のみ、私は昔…地球と呼ばれるところに住んでいたはず…アニメが大好きで…。それを馬鹿にされて…運命の人とどこかで出会ったはず。だけど詳しくは覚えていない。なんだ。私の名前さえ記憶にない。天井は黒く…いや洞窟、なんでこれが洞窟とわかる?アニメとは何だ?

「私は…。」


名前: なし〈封印中〉

種族;始祖竜  LV1

職業:ダンジョンマスター:竜(LV1) 〈職業封印中、DPで解除可能〉

Hp42

MP42

STR:22

VIT:37 

INT:22 

MID:2  

AGI:2  

MAG:20  


スキル:鑑定LV1、竜魔法LV1 拡散LV1 (封印中スキル×36〉

身体特製:LV成長LV1 翼LV1 単身繁殖(卵生)LV1 魔素栄養LV1 竜格闘術LV1

称号:〈???×3)(不明、DPで購入可能) 始祖の存在 オタク、日陰なる少女、

所持金:1万DP


Lv成長LV1    (特異系)

LVが上がるたびに体が成長し、STR、VItの上昇率がアップ。 必要DP 1000DP

竜魔法LV1     (魔法系)

龍に伝わる膨大な魔力を使った効率の悪い魔法 ブレイズ ブーストの二つ 必要DP 500DP

拡散LV1      (特異系)

自身の攻撃を一つ、一回拡散する。ダメージは半減する。 必要DP 2000DP

竜格闘術LV1    (戦闘系)]

龍族に伝わる格闘技、尻尾、爪、羽、牙を巧みに操る。 必要DP 5000DP

翼LV1     (生活系)

浮遊可能。但しスピードは歩きの1/5. 必要DP2000DP

魔素栄養LV1    (特異系)

魔素を栄養分として生活可能。但し、食事空腹をちょっと満たす程度 必要DP 200DP 

単身繁殖(卵生)LV1(特異系)

 番い無しで子供を出産できる。成長スピードは遅め。 必要DP 身体のみ。成長可能。


 なんで自分を見たら、こんなものが出る?というより前世は人間ではなかったの?今の体は白い…蛇?蛇にいい思い出はない。が、これ、どう見てもドラゴンって書いてあるよね。ドラゴンか―。

ドラゴンだよね。子供のあこがれ、カードのレアの定番。SRと言えばドラゴン、ついでにドラゴン娘とかは強い系で人気だ。ただエロくないのよね。あれ?なんでこんな感想が出た?そして、目の前の水晶??小さい光った石が一つ。なんでこれが水晶だと思う?水晶って何?記憶の混同が激しい。とりあえず触って…。…あれ?ラノベみたいにぐぎゃーとか来ない。

「マスター登録完了したしました。おはようございますマスター。」

 水晶から声がする?

「はい、私はダンジョンサポートNO。2でございます。現在は夜の2時ですね…寝る時間です。」

「寝ろと?」

「いえ、マスターの命令が絶対です。」

 なんか要領得ない。

「ここはどこ?」

「竜の尾根と呼ばれる地域です。」

「そこはどこ?」

「はい、エルシュウッド国とパルミダークの間に位置する龍の背の山脈の端でございます。」

「まずその地域名に親しみがない。」

「まあ、山のド田舎だと思えば。」

「ド田舎ね、了解した。」

 ド田舎という言い方だと人でも近くに住んでるのか?が聞いたことのない国、きっと異世界転移とか転生って奴だろう。…あっさり納得するけど、自分でも驚くぐらい適応が速いな。

「あなたは、ダンジョンサポートでいいのよね?ダンジョンって何?私はダンジョンマスターなるものらしいけど。」

「はい、ダンジョンマスターです。貴方はダンジョンマスターであり、竜の女王でございます。」

「女王という事はメス?」

「はい。」

 雌かー。なんというマニアック。めったにイラストないぞ。いやいやいイラストどこで探すんだよ。

「えっとダンジョンって何?」

「ここに生物を誘い込み、魔力を吸う建物でございます。魔力を吸うことで成長し、よりよい住環境をあなたに提供します。」

「家の精霊みたいなもの?」

「というより、あなたの運命共同体でございます。」

「え?」

「ダンジョンマスターはダンジョンコアを破壊されると死亡します。」

 このちっさいのが割られたら死ぬの?やばいじゃん。

「この際ですので、マスターに付随してるルールについてご説明します。耳の穴かっぽじいてお聞きください…。」

 なんか所々口が悪いのだが?

 

 現在のダンジョンマスタールール

 一蓮托生   

 コアが破壊されるとマスターも死亡する。

 専属契約2   

 マスターはダンジョンとダンジョン領域の外に出ることができない。配下のユニークモンスターはダンジョンとダンジョン領域の外に出ることはできない。

 コア自立    

 天使型のダンジョンコア自立システムを持つ。移動等が可能。ダンジョンはダンジョンコアがいる位置内で、移動可能。命名権あり 性格=慇懃無礼(-2万DP)

ダンジョン実体化 

 ダンジョンは現実にあるものを使う、DPによるルーム設定変更DP2倍、フィールド、ランダムフロア禁止 直掘り拡張あり。

ダンジョン侵入者アラーム 

ダンジョンに入ってきた侵入者があるとアラームが鳴る。アラーム範囲設定可能、侵入者受動鑑定機能あり。

ダンジョン再展開あり 

 収納時、それまで作ったダンジョンはすべて破棄され、土壁になる。展開時DPを使って制作したものに限り再展開される。収納時マスターはコアのそば1mから出られない。

また、ダンジョン機能使用不可。

ガチャ あり   

現在 100DPガチャまで モンスターガチャ 100DP 1000DP アイテムガチャ 100DP 1000DP   

 初期容量    

ユニーク最大5 ユニット50体 ストック10体 小隊編成、中隊編成あり、

 眷属化     

 あり、お互いの同意時(非状態異常時のみ)眷属契約可能(ユニークモンスター化する)ソウルレベル3まで可能。

 トラップ    現在登録数なし

フロアスキャナー 

ダンジョン内清掃システムあり、ダンジョンならどこでもアイテム回収、死体回収(インターバル30分) 

ダンジョン不解設定 あり 破壊時再構成=30分(出費DPあり)

 

「となっております。後の機能は私がレベルアップすればあります。」

「あなたのレベルアップの条件は?」

「DPを支払ってもらう事と、前提条件としてDPを一定値使って貰います。私に貢げと、いう事です。正確には、DPを使うとダンジョンレベルアップの告知をいたします。そこでDPを払えば

いいのです。」

「うーん、…かなり厳しいが、ダンジョンは移動はできる?」

「はい。再配置での移動中はDPを得ることができず、一日100DPを失います。」

「それはまずいか…。がちょっと聞いていい?」

「はい?」

「このトラップ無しってなあに?」

 普通ダンジョンと言ったらトラップやろが!

「えっとこれは、大本のダンジョンの魔王様がトラップの製作が苦手でして。」

 魔王いるんだ。

「しかも外の文明レベルが足りないので、機械的な物が世界にないのでございます。」

 え?

「そんな原始時代?」

「はい。その為、トラップのギミック作る為の物できていないとか。現在開発中とのことですが、どこまでの物ができるのやら。」

 これはまずいですよ、部屋作っても防壁ないじゃないですか、やだー。あっとそういえば

「コアって、このルールだと変身できるの?」

「はい。天使型で人間とほぼ一緒になれます。負担は物のほうが楽なので、」

「じゃあ、なってみて。」

 そう言うとコアの周りに光が集まり…お人形さんのような小さい人間が現れた。

「きゃー。かわいいー!」

 ぎゅっと抱き着くと…フニフニしてるー!きゃー!

「えっとお待ちください、マスター。そのまま私を砕くのですか?私砕けますよ、」

 ステイ、ステイ。落ち着け、私。かわいいが、小さいぞ。

「えっと聞いていい、そのかわいいのが君?」

「これでも160cmあります。人間並みですよ?」

「えー?」

「あなたが大きいのです。ドラゴンなんですよ。大体10mありますね…。私の測定だと、無駄に大きいとはこういうこと言うのですが。」

「黙れ。」

 でもちょっと待った。これ、このままいくとステータスにLV成長とかあった。まだ大きくなる、ダンジョンの大きさ足りるのか?

「この部屋、すなわちコアルームは大きさがマスターに合わせ自動調節されます。のでご安心ください。」

「でもさ、これその他の部屋には入れないの?」

「出入り口の大きさは自動調整ですが、ダンジョンの部屋の基礎の大きさは2mの高さになります。」

「…こいつはひでぇ。」

 何か?ダンジョン作ったらダンジョンに入れないのか?むしろそれだと、自作の檻だぞ、これ。

「そうだ、DPはどうやって得るの?」

「それは、一つは魔力を使う事です。ただしこのダンジョンの関係者の物はノーカウントになります。維持費と相殺してるためです。」

 これは結構定番だな。

「二つ目は物体をスキャナーで取り入れることです。このダンジョンはすべてスキャナー扱いですので、このダンジョンに入れた、所有者が自分か誰もいないアイテムは吸収できます。入手ポイントは

魔素の強さ、貴重さ、重さの三つの要素です。」

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