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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
二人のダンジョンマスターの章
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4-2 始祖の存在はマスト。

「エレノアをどうにかするのか?」

 お互い警戒感をだすが…。

「残りのカード2つは、悪魔族の始祖、龍族の始祖。この配分よ。」

 そう来たか…。確かに始祖の存在は相手が”中立や敵対”であろうとも従い、始祖に命令権が発生する。これはネルが実証してくれた。すなわち凶悪な手駒であり実は悪魔はともかく龍族は作れ

なかったのだ。材料なくて。大方人間の始祖は彼女かな?後いくつもあるけど…。

「私としては、一応あなたというか貴方を嫌う人の防波堤として、一名は欲しい。でないと凶悪な敵国ができてしまう。人間と魔王だけだと策略や謀略はできにくいのよ。」

 第3国か…。

「で、どうする?」

「悪魔族はレイス系経由でどう?」

「私としては、第3者に始祖が渡らなければいい。すなわち系譜を作ってくれればいい。」

「分かった。」

 これで一体分作るのは阻止できた。始祖の存在はすなわち、ダンジョンが無条件攻略されかねない。だしたモンスターが始祖に従うので、その軍勢が無駄になるのだ。

「後龍族、なんだけど、私のほうで龍族貰っていい?あなたがどうしても欲しいなら別の取引考えるけど?」

「龍族の系譜はどうするの?」

「そっちで開発してもいい、ただし始祖の称号はつかない。」

「その龍族の始祖って奴と相談でなら作るよ。」

「オッケー。じゃあ龍族の始祖はこっちで作るね。後系譜も。」

「分かった。」

「あと一週間で、次のダンジョンマスターとルール改定を行う。対象は”ダンジョン領域貸与とダンジョンフロア貸与”後インスタンスダンジョン。後ダンジョンマスターセットの開発。これを

強制施工する。」

「何それ?」

「本来は使い捨てって意味。でダンジョンマスターのいないダンジョンって奴が登場するようになるわ。」

「危険地帯が増すのか…。」

「いえ、ルールはエリアの地上のどこかにダンジョンが発生する。人里に近い位置に発生させるロジックよ。ただし、誰も一か月以上生命体が見ていない箇所よ。」

「魔界には現在発生させてないわ、ルールは整合性あるようにちょっと考えておく」

「ありがとう。」

「で貸与はあなたのダンジョン領域と、ジオフロントエリアのオーナーはそのままだけどその上にダンジョンを作るができるわ。でないと今の魔王城の領域だと、誰もどこにもダンジョンが作れ

ない。」

 ダンジョン領域は、所有者が決定されるので、領域では自分が認めない建物は建てれないのだ。まあ、現在はフリーにしてある。ばれるほうが怖い。

「確かに。」

「これで借りたダンジョンマスターと、管理者、双方で配置が可能になるわ。正確にはあなただけの領域にはあなたの部下だけ、貸した箇所は、貸りたマスターの部下とあなたの部下が転送可能よ。」

「分かったよ、いいよ、その代わりその段階で討伐して芽をつぶしても?」

「いいわよ、あなたに都合の悪いダンジョンもあるだろうし。」

「分かった。」

「ただし、インスタンス出来てから、ダンマスが誕生してそこを取っちゃう可能性はあるからね。だた、保護期間は欲しい。でないとダンマスが発生しない可能性ある。」

「それは重々承知してる。」

「保護期間を取りあえず1週間不可視化にして様子見よう。それ以下はハードモードすぎる。」 

「あとジオフロントを、6になる条件満たして、できればジオフロントエリア最大レベル6にしてね。」

「広くてもう旅行に一年かかるよ。」

「いいじゃん、それも楽しい。」

 お気楽な神様…。その領域分冒険者ギルドが街に行って、支部置かせてもらうべく頭下げるんだぞ…。

「そう言えば6にする条件って?」

「6エリア持つこと。7にするなら7エリア種類を持つこと。」

「結構きつい。」

 7エリア目があるという事は生成時最低でもまた2倍になる。すなわち、自分の知ってる領域外ができるという事になる。今の広さの2倍だぞ。大陸の2.5倍のさらに2倍…大きすぎる。

いずれ別大陸作らないといけない、このままだと…。ダンジョンの防壁欲しいだけなのだが…どうしてこうなった…。

「ああ、利用できるソースは徹底的に利用するのも、経済的なコツよ。」

「言ってもないのに。」

「あと、そろそろ文明レベルも上げておいてね。」

「わ、分かったよ。」

 確かにこのままだと町の大きさだけ上がって、文化が追い付いていない。それはちょっと残念なんだよな…。

「でも思ったんですけど…。ダンジョン領域だとモンスターいませんよね。」

「うん。」

 そう、外の世界はモンスターはいない世界なのだ。

「そこで生きるのが”ダンジョン領域内で感情の起伏や魔力を使わせることでDPを得る”なのよ。」

「ダンジョンにモンスターを作らせる。」

「撲滅可能にしつつ、高レベルモンスターをばらまくのよ。」

 確かに…僕が作った最低限度のモンスターのゴブリンでさえ”集落LV3”のエリアにしか出ない。その区分だと上の世界は”レベル2”までしかない。がこれ以上そう言うエリア作りたく

ないなら当然こういう流れになる。という事は…。」

「発見は難しい…。」

「そう、慣れないうちは、誰も荒野なんていかないでしょうし、人の入らない地域は多い。」

 大方ネルを使ってギルドに創作させるにしてもインスタンスダンジョン一個でさえ発見は難しい。ハーリスも視界自体はそこまで大きくないので難しいっぽい。だから、ダンマスが自然発生しても

しばらくは放置かな。

「後、最初のダンマスがある程度形になったら、あなたの所に研修に行かせるから、その時は歓迎してね。後、ダンマスが20人以上なら”魔界”にはランキングで10%以内なら条件付きで入れる

ようにする。」

 そう言うと女神は消えていった、最後になんてことを!


ここから次の主人公にバトンタッチです。

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