1-5 どうも僕のパンツは神器並らしい(特殊能力はない)
「あ、言うの忘れてたわ。」
外から神様の声が聞こえる。
「スキャニングするとダンジョンに吸収されるんだわ。そこのダンジョン用のタブレットあるじゃん。そこから買って。」
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ルール
アイテム作成ね。そこを見ると
アイテム作成 現在:65000DP
異世界の制服(男、上下) 40000DP
異世界の下着(男、ボクサー)75000DP
異世界の靴 (スポーツ) 60000DP
えぇ!ちょっと待て!
「すごい服が高いんだけど!」
「当然じゃない。言ったじゃん…。ここは向こうの平安位なのよ。その学生服は作れないの、今の技術だと、十分神話級アイテムなのよ。ただし防御力はほぼないよ。」
ですよねー。がこれ…使えないか?とりあえず下着は回収する…服は…仕方ない、予算として取っておく。後は…。スコップと槍、やり投げ器。
神様謹製とても普通なスコップ(初回特典だよ) 1万DP 鉄の槍LV1 400DP やり投げ器1DP
これでもスコップが異様に高い。大方これも神話級扱いか…。とりあえず槍とやり投げ器は回収する。スコップは…量産できるかわからないので、今後に期待しよう。後は…。布団、掛布団があるはず。
敷布団(綿) 2500DP,かけ布団(毛皮加工)1200DP
「意外と家具が高い。」
とりあえず防具になりそうなので、下着、掛布団、鉄の槍、やり投げ器を作成する。…一瞬で出てくるのな…。
「そういえば、言うの忘れてた。…入っていい?」
下着を履いて、掛布団をマント状に羽織っておく、これだけでも違うはず…。…子供のヒーローごっこだなこれ…。いや、蛮族ごっことか原始人ごっこだぞこれ。
「いい?入って?」
「いいよー。」
入ってくるのはいいが恥ずかしいな…。
「一応言っておくと、私やろうと思えば透視とかできるからね。あまりこれ意味ないんじゃないかな?}
プライバシーもへったくりもないな!
「とりあえず…ぷぷ。」
そこ、笑わない。
「ま、まあいいわ。なんかお子様見てるみたいだけど…。とりあえず行ってらっしゃい。私はここにいて、さっきの含めちょっと掃除してる、食事もあるから、小さい獣でいい。持ってきてね。」
そういえばネット小説とかであったな。
「血抜きはどうするの?」
「血も全部使うから、できるだけそのまま持ってきて。外傷は問わない。」
気が重いが行くしかない…あ…そういえば・・。
「ダンジョンマスターって飯食うの?」
「あなたまだ人間だから。私はいいだろうけど…。」
飯決定な。行ってくるか―。