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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
始まりの魔王 高橋直の章
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外伝 東雲惠の魔界探訪 ネルの園

ここから、ストックが尽きるまで月から金の18時投稿となります、誤字脱字咆哮句あればお願いします。

 私は東雲 惠。ひょんなことから弟(幼馴染)が魔王になっちゃってがなし崩し的に魔王軍に入ることになっちゃった。私賢者の時なんてソロで練習しかしなかったよ。だけどなんか知らないうちにダンジョンでモンスターにされちゃった。一応だよ。元勇者だったりするんだ。、

「というわけで、新入りだ。よろしく。」

「わー。」

「よろしく、お姉ちゃん。」

 この子たちかわいい。子供が6人ほど…というかここはどこ?

「とりあえず、ここが基本と言ってもほぼ仕事だから、ここに帰れるのはそんな多くないが、ここがこのダンジョンの最奥。集会場の”ネルの園”だ。」

「ネルの園?」

「最初に作られた、安全地帯で、ここは主に農業とかやってる。でここはナオの家がそこにある。」

 指さした先にはちょっと大きめのログハウスがある。

「基本マスターであるナオはここに住んでる。ので、ナオに会いたいときはハーリスに頼んでこっちに転送してもらってくれ。」

「ハーリス?」

「一応ハーリス様な、」

「いいんだよ、気を使わなくて。ここはみんな家族みたいなものだよ。」

 どこ?

「ここ。ここ。」  

 小さい子供が一人いる。

「あなたが?」

「改めて自己紹介するよ、サブマスターでもあるダンジョンコアのハーリス、よろしくね。」

「こんな小さい子でも戦うの?」

「というより、一応この子がダンジョンでもあり、この子が死ぬとダンジョンが…。」

 そう、俗にいうラノベの最終防衛対象の一つであり、ナオ君の…。

「機能停止するだけですよ。DP処理が遅くなるだけで。」

「そうなの?」

「はい。ただ配置は私かマスターでないと使えないのでそこは注意してください。」、

「配置って?」

「モンスター配置です。これを使って警備員を配置するのです。また、ストックという形でダンジョン内のア空間に配置する場合もあります。ダンジョン内どこでも行けると思ってください。」

「分かった。」

「後、このネルの園とナオのログハウスは基本ダンジョンモンスターでも一部しか知らないし、それ以外のモンスターも知らないから注意ね。後ここ…外みてくれれば分かるけど、」

一応このダンジョン、窓が付いている。というより…フィールド外枠の一部は土壁だが、一部は…。

「海?}

「そう。ここはB1Fの水の底なんだ。だから基本誰も入ってこれない。」

「だから防衛もないんだ。」

 外側は切り取られたようにバサッとなっていてそこから先が…黒く…そして砂と暗闇という感じだ。

「ここに入ってこれる存在がいるならもう話が終わってるし、転移は”コアルームとコアルーム前の部屋へは禁止になってる”これはチートで即終了というばかばかしい事を起こさせないためらしい。でナオのログハウスがコアルームで、その前のネルの園が最終決戦地となっているのよ。で、寝たい場合はログハウスに個人部屋作るから、言ってちょうだいね。」

「は、はい、ありがとうございます。」

「ほら、こういうのが初々しいんだから。」

「あたしは、こんながらじゃないね。」

 ネルの園って…そう言えば?

「ネルの園ってあの族長のネルさん?」

 死ぬ直前と後、神様が言っていたっけ?

「正確にはダンジョンの古株。ナンバー2。」

「だね。対外の責任者。」

「え?」

「エレノアさんが、親衛隊長でネルさんが対外対策と商売のトップ、で私ハーリスがダンジョン管理、で」

 ネルちゃんとかみんな…そんなすごい子だったんだ。

「あたしが、諜報とか情報管理って奴。密偵だね。」

「すごい・・・。」

「まあ、エレノアもシーアも、私も、ハーリスも基本部下がいないから、ネルが一番人多く扱ってるんじゃないかな?」

「ですね。」

「…すごい組織だ。」

 よく分からないと思った。ネルさん、そんなにすごい人なんだ。

「やっと終わった。あのちび爺さん、話長い。」

「おかえり。」

 そこにはあの時見た美人のエルフが…畑に腰を下ろしてこっちを見ていた。こうやって見ると澄ました美人というよりかわいいが先に立つ、って感じである。ちょっと服が簡素で残念かな。

「向こうとの会話、仕入していた。とりあえず後で歓迎式典行く。けど…。」

「諦めな。しょっぱいぜ。」

「売り出し中の塩たくさん買って行っただろ?」

「うん。大袋一杯。」

「塩?」

 そういえば長谷川さんが珍しい塩あるから買ってきたとか言ってたな。あの時。

「うちの塩買って、作った料理を自分が食べる。今度開発した、塩パンも出すかもしれない。」

「塩売ってるの?」

「ん。このダンジョンの特産品。今は湾岸都市””シオバニラ“で作らせてる。そこで作って、買ってきて売ってる。」

「ん?」

「今度塩漬けと、後干物だっけ、あれも向こうに並べる。向こうでもやっと海見つかった。」

 どう聞いても到底これ、エルフの会話に聞こえない。

「えっと…?」

「とりあえず新人さんいるし、行く?」

「行く。但し変装。」

 そう言うとログハウスに行ってしまった。

「えっとシオバニラなる場所ってどこの国?」

「んー。」

 ヨミはしばらく考えると、口の端を釣り上げた。

「見てみればわかるさ。せっかくのレベリング道中だ。楽しんでいこうぜ。」

「レベリング?」

「ああ。後、お前たち、今回はこのおねーちゃんに付いていきなよ。」

「はーい。」

 そう言うと子供たちが私を取り囲むと…消えた?

「この子たちが、ネルの部下になってる…大精霊達。」

 なんかビッグネーム来た。

「と言っても定義だけで、この子たちの精神はこのままなんだよな…。ただこの辺のモンスターを倒せるくらいには強い。」

「私よりずっと強いんじゃ?」

 この子たちが消えると同時に私に力が…溢れてくる。

「たださ、ネルでも扱いにくいって言うほどに、気まぐれで無邪気だから。いう事聞かせるのに難儀でね…。」

 しばらくして4人ほど元に戻ってきた。

「私、相性悪い。」

「僕も。」

 相性悪い子もいるみたいだ。二人足りない…。

”僕たちは大丈夫、僕はファイア。”

”私はライト、よろしくね”

 これがうわさの念話か―。

”よろしく。”

「あたしも憑依はできるんだけど、あんたも練習すればできる…か、別進化先言われるかもね。」

「どういう事?」

「この世界にはもともとモンスターはいないんだよ。あたしも聞いたことない。」

 一応外に出たが、人間と、あとは獣しかいなかった。それは引きこもってからも聞いてみたから覚えてる。

「だけど、ここはモンスターがいる。で、モンスターにはレベルカンストすると”進化”する能力がある。」

「進化?」

「別種族になるって奴だ。ついでにこの子たちは、ゴースト、火の精霊、火の大精霊の順の進化となってる。あたしは始祖ゴーストだけど、たしか、レイス、リッチ、ホロウデッドの順で同種族は進化するはずだよ。但しナオ君とかがその先を別に作れば、別のが作られる。」

「へえー。」

「一応あんたはゴーストの場所だから、普通に行けば。」

「でも始祖の存在って?」

「この世界で初めての種族であるなら、それが始祖の存在と言われてる。例えばエレノアは始祖スライム。ネルは始祖エルフってなってる。始祖の存在はそれを基に種族の進化とか能力が決定するから、その関係でレベル上限がない。ただし種族名は決して変化しない。し種族変更によるスキルの加算と生体特徴を追加で得ることもない。その分は全部DPで買うんだよ。」

「そうなんだ。」

 意外と大変そうだな…。

「一応、育つのは確認してあるんだよ、スキルは。」

「じゃあ頑張れば。」

「スキルの中には、成長でしか手に入らないスキル、DPでは買えないスキルがあるから。基本育てるのがメインだぞ。」

「分かりました。それでレベリング。」

「そうなる。レベリングして、報告すればいい。後あんたはユニークだから、給料が出る。お願いね・・・。」

「ほーい。」

 ハーリスが私を指さしてる。

「鑑定を買ってあげたから、それを見て。その画面が目の前に出てるときに、DP購入ってボタンが出ると思う。そこにスキルと後、みんなのトレード品が流れてくると思う。鑑定で見てみてね。」

 鑑定か…。


名前:東雲しののめ けい

種族;ゴースト LV1

職業:賢者LV1 勇者LV1 

ソウルレベル:4

Hp12

MP42

STR:122(+644)

VIT:87 (+222)

INT:226 (+455)

MID:22  (+4285)

AGI:25  (+8200)

MAG:255 (+4200) 

DP:16億DP

状態:共鳴憑依(火の大精霊、光の大精霊)


スキル:溜め攻撃LV6 攻撃魔法LV1 支援魔法LV5 回復魔法LV1 勇者の力LV1、

鑑定LV1、収束LV1 賢者の心得LV1身体特徴:魔力体LV1

称号:賢者(職業が賢者になる) 異世界からの来訪者 元勇者(勇者時代の成長率と勇者の力を得る)、記憶保持者(2週)(前の週での職業を引き継ぐ)現在仮免中

所持金:5万DP(DPショップ権限、購入”すべて、)

装備:異世界の服(学生服) 異世界の靴 異世界のカバン(小物入れ付き)


勇者の力LV1(特異系)

 勇者の力を持つ、勇気ある正義の行動を行うと成長する。今は成長度+1 また、特異系スキル習得可能 必要DP 取得不可

賢者の心得LV1(特異系)

献策及び発明の有名度でLVUP 上位魔法習得可能  必要DP 特殊 

攻撃魔法LV1(魔法系)

 攻撃用にカスタマイズされた全属性魔法、魔法矢、近接矢が使える。上位魔法。 必要DP6000DP(要魔法大学LV6)

支援魔法LV5(魔法系)

支援魔法LV4に加えインスタントパワーアップ、フルエンチャント、が使用可能 上位魔法。 必要DP 成長による取得のみ

回復魔法LV1(魔法系)

 回復を専門とした魔法のセット、ヒール キュアが使用可能。 上級魔法 必要DP 60000DP  

溜め攻撃LV6 (特異系)

すべての行為をためて力を出すことができる。最大一日チャージ(10倍)ストック可能6個。ストック結合可能。 必要DP 成長のみ

収束  LV1 (特異系)

自身が使う能力の範囲を狭め、その倍率分効果を増大させる。最大1項目、20%アップ。 必要DP6000DP

  

「一応さ、あたいも一部は見れるんだ。が、凄くない?」

 ヨミの目はちょっと呆れた感じだった。

「元々勇者であり、従者で賢者でした。その補正を全部受けた人ですよ、これでも弱いくらいです。」

「これで弱いとか、世の中怖いわ。」

「確かに。」

「こんな力よりナオと一緒にいれるほうが嬉しいよ。人を傷つけるのは嫌いなんだ。」

 ナオは気恥ずかしいのか…実は話せていない。積もる話はいっぱいあるのに。

「まあ、ナオも一緒さ。エアヴァンゲルであんな目にあったのに復讐はしなかったもんな…。」

「え?」

「それは…。」

 ハーリスがばつの悪そうな顔をしている。

「着替え終わった。これならばれない。」

 ネルさんがやってくる。黒髪…後茶色の瞳、普通の女の子だな…。

「すまねえ…。それじゃシオバニラ行くとするか。」

 そう言うと一瞬で目の前の景色が変わった。

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