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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第9章 勇者48
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11-26 ナギサの道 復讐の終わり

「主。」

「月宮。」

「マスタぁ。」

「レイジー。」

「終わったよ。」

 空から徐々に大野たちが降ろされ…。城壁まで降ろされてた。そして私も城壁に戻ってきた。

「お疲れさまでした。」

「疲れました。」

 私はゆっくりと…レイジーが出した椅子に座る。

「仇か…。」

 里中がつぶやく。

「私もこっちに来て、兄上亡くすまではそんな考えだった。復讐は愚かで、しても意味がないと。だけど力があって、誰もそれに手出しをしないなら、そんな悪を許す自分のほうが嫌だった。」

「うん。」

「わたしがわたしであるためにやった。でいいんだと思う。でも強く見えた?」

「すっげぇ!」

 大野君は興奮した様だった。メルは…いやこっちを見る目が輝いている。

「私が、ダンジョンの最終防衛ラインだからね…。」

「そこまで強いなら…。」

「エレノアさんの意見もわかる、あの世界が見えて、備えた時と突然は違う。人はそれを見て対策立てるのよ。きっと来年のバトルはもっとみんな強くなってくる。」

 そう、分かっている目標は目指しやすいのだ。あの映像を見て志あるやつは、きっと対策を立ててくる。だから。

「あんたは出るのですか?」

「ううん。でないと思う。生きている分は…魔王であることも、バトルも必要ない。、それにまだこれは完全じゃない。」

 そう、まだいろいろ全部レベリングが残ってる。

「バトルって何かあるんですか?」

「一応、神様が行った。一年に一回魔王同士が強さ決めるバトルをするの。それが魔王バトル。食べる?」

 私はDPで作った菓子パンを大野君たちに手渡す。

「これ…あれだ!あんた!」

 その外見にあることを思い出す。

「何?」

「このジャムパン。あんたが出したんだな。学校の食糧。」

 それにナギサはニコッと笑った。

「これ、兄上と思い出のパンなんだ。兄上が疲れた私のために買ってくれたパン。癖でつい出したけど…消すに忍びなくて…。」


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