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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第9章 勇者48
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11-25 ナギサの道 復讐の刃

 私の兄上はクラウドドラゴン戦の話を聞いてこう言っていた。

『あのマシンロボに乗ってメカ物やるとか、ロマンあるだろ?』

 そいて私はダンマスになったときにこの相談をした。ハーリスは一通り笑った後、こういった。

『それを考えたのは美月さんと貴方だけ。ですが、この相談を2回されると思いませんでした。そして、当然可能です。そして、あなたにはあなたの道があります。」

 そして譲ってもらったのがこの”マシンナイト”だ。それを身体にして作ったのがこのレイジーだ。そして、その時言われたのが。

『これにさらにあることを重ねるとさらに本体の力が上がります。ただ、入り口までしか教えませんし。通り道までしか言いません。私たち魔王軍は常に独立したものであり、すべてを頼るものを嫌うのです。ただ、あなたの武芸の極致も見てみたい。だからある程度までは教えますよ。』

 これを聞いた時、どこの悪魔だよ、天使が泣くぞって思った。が、後で聞いてみても、全員各自の努力であり、それを共有するだけの物だった。強くなるのは鬼ちゃんもネルも全員、自力で這い上がってあそこまで来たのだという。なら私もそれに倣うしかない。いや、自分でたどり着いた武の極みだったのだ。連中は。エレノアにしても油断は一切しなかった。

「月宮。おいで。」

「はい、主。」

 そして、私の体に月宮が憑依する。聞いた時驚いたのが、結構これでも精神的に不安になるのだが…。ネルはこれをエレノア、ヨミ、含め全精霊も全部憑依させ、最強の勇者と戦ったのだ。そして完成したのが、この私のファイナルダンジョンスタイルだ。


名前:≪斬殺≫三日月渚沙ミカヅキナギサ

種族:魔族LV50

職業:ダンジョンマスター:人LV10 戦士LV33、≪戦士LV33≫、≪刀師LV1≫

Hp:8343

MP:7222

STR:4492(6873+2243×4)=18094

VIT:7863(27863+4222×4)=48932

INT:4232(273×4)=4778

MID:5863(463×4)=6789

AGI:42455(4237+2264×4)=51230

MAG:7464(4724+4724)=12660

共鳴憑依:三日月月宮



スキル:三日月流皆伝LV3、格闘技LV10、学習LV6、防御LV10、打撃LV8、一撃必殺LV9.加速LV8、教示LV8、魔素栄養LV9,竜格闘術LV6、忠義の一念LV10(主君無し)、闇魔法LV8、鑑定LV8、魔力変換LV9、身体強化LV6、刀職人LV6、治金LV4、火魔法LV4、水魔法LV1、鑑定LV10、生活魔法LV9、家事LV6

身体特徴:詠唱LV4、魔力操作LV9

称号:異世界からの来訪者、三日月流師範代 記憶保持者(2週)元刀士、元従者 真面目、歴戦の魔王、大魔王+10、地下室の関係者、刀聖、月光の遺志を継ぎし者(???)、前世を超えし者、≪斬殺≫

ファクター:人LV1

所持金:226万4千DP 銀貨15枚

装備:レイジー、≪改≫無銘刀


一撃必殺LV9(特異系)

 追加行動や連携可能スキルを使用キャンセルすると次のスキルの効果アップ。

一つ1につき1.5倍、ムーブC1A可能 必要DP 特殊


三日月流皆伝LV3  (戦闘系)

刀王技の一種 超位戦闘術、居合わせ、”静”が使用可能。 取得は昇格以外不可能 

必要DP 特殊。

 

 一人で足りないステータスなら、3人で補えばいい。それがコンセプトだ。特に三つ数字があるのは月宮君の能力で(本人のステータス忠義の一念でくわえ、さらにそれを憑依させて倍加)しかも格闘技の10の効果と打撃の8の効果で、連携の幅に格闘技が追加。連携百裂券とかができるようになり幅ができた。レイジー自身は射撃型ではあるがコアなので、ダメージは当てさせない。大きさはレイジーの大きさである24mとなり、それに乗って、操縦する形となる。刀は連携ダークマター経由で24mに合わせたちょうどいい大きさとなり、本当はさらにレイジーに憑依も付けてさらに火力アップやまだギミックを残すが、DPやレベルが足りないのでここで保留これでも前の700から比べれば40倍以上となる。がどうも前にテストしたときはこの状態でも射撃より格闘のほうが遠距離で強いという不思議な事になり、レイジーの射撃は自衛用でしかない。で、なぜか竜格闘はこのレイジーに乗った環境でさえ機能したので。それが遠当てに連携して、…なぜか毒とかマヒが付くようになった。が使う気がない。これは流石に必殺の餌だ。

「何だあれは!」

 大軍が止まる。目の前にはマシンナイトが一体。いや連中にはロボが一体だろうな。

「大方どこぞのダンマスが作った愚かなゴーレムであろう。しかもこの大軍に一体とは愚かな!わが美しき軍団の前に散るがいい!」

 奴はヨシカゲ!、心をじッと落ち着ける。いつものペースを守るんだ。私は居合の形をとる。これを試みるのはちょっときついかもしれない。

「魔法部隊撃て!」

 そこ掛け声と、ともに魔王の火の矢が飛び交う。

「何ですかあれ!」

 信じられないだろう…彼らが攻撃した瞬間前線からしばらくの位置にあるすべての兵士は…なぜか倒れていた。その一撃の衝撃波はあまりに空気を切り裂く轟音の前に…敵兵をすべて薙ぎ払った。奥に構えた部隊以外、…前衛部隊は全滅した形となる。

「これで終わりなの?」

 やったことを書くと。相手の攻撃に反し三撃を構え、その一発ごとにすべて居合わせ、転閃、払い斬月、瞬歩を発動、後の分をすべてキャンセルムーブでキャンセル。衝撃波を拡大攻撃は魔法攻撃一発につき3発の最大火力が軍隊を薙ぎ払った。相手が一回攻撃するたびに反し3撃による攻撃で、払い斬月で相手まで近づきそのまま周囲に攻撃、そしてその返す刀で転閃を発動、そのあと次の相手まで瞬歩で移動、反しの2劇目にさらにという順番でという感じで相手の攻撃一回ごとに6回周囲を切り払っている。これを相手の攻撃の数行うのだ。それがあの巨体でやるのだ。その衝撃波は周囲の部隊を巻き込み。敵全体を薙ぎ払った。…DPでMPを払うシステムがナシなら途中でMPが枯渇していた。が…6万DP程度で済んだ。が、数万あったはずの軍隊はもうその3/4は無くなっていた。

「な?な?何が起きた!」

 ヨシカゲの慌てぶりが分かる。大方魔王軍に入る前の自分なら、泡食って周囲を見ただろう。が、これはまだ…私の手元の札でやったことなのだ。

「愚かなゴーレムよ。」

 鼻で笑ってやった。

「貴様!勇者ども、こんな雑魚やってしまえ!」

 そう言うと従者たちを従えた勇者たちが現れる。

「最近は楽な仕事ばかりで困る…が謎の攻撃はもう、飛んでこないはずだ。お前ら!}

 ハーレムだろうか女性ばかりが目立つが同胞よ、そんな愚か者についたことを後悔するがいい。

「くらいな!ヴォルカニックエア!」

 魔法の渦が足元を・・・という前に一気に彼女の目の前にくるとそのまま払い斬月から転閃を連携させ、×の字に切り裂く…機体からの刃物は大きくそのまま周囲を巻き込み数人が一緒に吹き飛ぶ。が、さらに遠当てを発動、刃風が勇者を切り裂き…そのままま二つに切り裂かれる。そして瞬歩を連携させ定位置に戻る。それを反し三撃で3回繰り返す。勇者たちは3撃目が終わるころには、もはや粉微塵と吹き飛んでいた。

「何が起きた!」

 ここまでの行動が相手が攻撃するまでに一瞬でやっている。一撃自体は居合わせで、最高にタイミングでずっと攻撃しているため、相手の防御及び耐性が機能していない。攻撃には使えないが火力は恐ろしいほど上昇する”常時発動”だ。居合わせを使わないなら、むろん全部攻撃に転用可能だ。ついでに反し3撃は攻撃でも使える。

「だらだら戦闘中に会話がしたいなら!死んでから聞かせてやる!」

「お、お前ら!やれ、」

 だが軍隊が動くことはなかった。手を出せばどうなるのかわかっているからだ。見た目上は一歩も動かず、しかも数万のダンマスが送った軍勢をすべて一瞬で叩き伏せたのだ。

「強化の話をしたのですが、ここまでとは思わなかったです。軍隊の意味もないです。」

「すげえ。」

 無双ゲームより人が吹き飛ぶシーンに…。大野は歓声を上げる、メルさんは目を丸くしていた。エレノアさんも予想外だったらしい。

「これが…魔王…。」

「いえ、あれは剣士の範囲ですよ、勇者でも届くのです。が、あそこまで強いと別に見えますけどね…。けど強い…。」

 エレノアさんの熱い蕩けるような視線がナギサに注がれていた。


「な、なんだよお前…勇者か?」

「覚えてないのね、この声も。つまらない。が、逃がす気もない。仇はここで取る。」

「逃がす・・?まだ後ろにはな!」

 ヨシカゲが後ろを見ると、部隊の多くが撤退を始めていた。もう残されていたのはヨシカゲ…ただ一人だったのだ。

「お、お前!」

「あなたを殺しても兄上は戻らない。けど…あなたを殺して、あの世で兄上に復讐の機会を与えれる。墓前に供えてあげる。」

「貴様!まさか、三日月の!」

「やっと気が付いたの?」

「…お前が悪いんだぞ、あんな負け方するから!」

「でも殺すことはなかった。殺したあなたたちに報いが来るだけ。」

 刀の切っ先をこっちに向ける。

「ま、待て、話し合えばわかる。」

「兄上は、話し合おうとして殺された。じゃないの?」

 バラのヨシカゲはその間も周囲を見るが…味方はもう、逃げかえっていた。

「ま、ま、そうだ!貴様私を殺せばギルドがお前を追うぞ!な、だから!」

「そうだ、ナギサ、言うの忘れてた。」

 レイジーの足元からネルが来ると、レイジーを見上げる。

「今度の勇者召喚で、大体ダンマスが46人以上補充される見込み。だから、これくらい大丈夫。全滅させてもいい。それに、ダンマス殺しの罪のほうがダンマス保護より重い。」

「だそうだ。」

「へ?」

「ギルドのお偉いさんから許可が出たんだ。砕け散れ!」

 そう言うと私は刀をヨシカゲに振り下ろし…その飛沫がレイジーに当たる。

「ついでにケイとカラムが、あいつらの本拠地…そういえば別の分派はあるの?一か所しかダンジョン確認できなかったけど。」

「そのはずよ、統制の為に月下の庭園はダンジョンアパートにしてみんなを管理してたもの。ガードも楽だからね。だから、拠点地が制圧してあれば全部終わるはずよ。」

「なら、もう終わったはず、後でケイからあいつらのスキルやデータをコピーさせてもらう。」

 ネルの顔がにやけていた。

「終わったんだ。」 

 それは一方的な虐殺とは違う…光速戦のような、何かだった。終わって装備を解除したナギサは…放心して空を見つめた。

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