3-8 スライムナイトの新機軸…ではないよね…。
結局往復に2か月。情報収集しつつ僕たちの地味な作業は実りつつあった。DPは15万×60の900万と言いたいが、4日目に即座に森を2レベル80万、
森からは、オオカミ、鹿、噛みつき蜘蛛などが出てきている。そのため、ダンジョンにいるエルフ及び精霊たちによる戦闘訓練の餌となっていった。その5日後に
集落を3レベルに上げた。そしたら…盗賊団が登場するようになって、普通の集落が城壁を持ち、戦闘するようになった。いずれにしても侵入者は嫌われるらしい。
ついでに村の数は9にもなり、一部漁村、森の村が発生するように…。一部の村ではスポーンにエルフチャイルドがいるが…まだ2倍程度なので、子供であり…増
えていない。また、なぜか自分たち以外のエルフ村が発生しているのが不思議である。無論交流はしない。がこっちでできるだけレべリング後に地上に出るつもり
なのだ。後、登録しておいた、他のエルフ派生が出るようになっていた。後、謎の収益そうかが確認できた。どうも世界樹が、自身の環境を整えるためにジオフロ
ント全体のDP濃度をあげたようなのだ。後でコアに聞いてみると世界樹は森林の酸素濃度を濃くして、魔素を生成し、魔法を反映させる効果があったらしいのだ。
そこで、世界樹がジオフロント置けるDPの性能を1段階引き上げたらしい。
名前:なし(未設定)
種族:ダークエルフ LV1
職業:ランダム
ソウルレベル:3
STR:43
VIT:12
INT:14
MID:24
AGI:22
MAG:25
スキル:土魔法LV1、狩猟LV1、不老LV1 ランダムスキル2個
身体特徴:不老LV1、森林適性LV1
称号:なし
所持金:なし
装備:なし
費用:1250DP
土魔法LV1(魔法系) ポコ、ボコ、石作成の魔法が使える。土いじり好きなあなたに良い魔法。 必要DP 2000DP
TIPS:通称森の民。肉を好んで食べてエルフの戒律を嫌う。シティーエルフとの差は野菜も食べるか どうか、この肌の黒さは闇ではなく土属性の影響であり日焼けではないが。一部では日焼けし て黒い”海エルフ”という類似品がいるため、アイデンティティに揺らぎがでつつある。
胸?とエルフ一緒位。
ちょっと感動したがずいぶん魔界チックなったなと感動だけしていた。干渉はしないが、どうなるか様子は見て置きたい。こっちに来て戦闘する…思いっきり森からはみ出てるもんな。世界樹。おかげさまで、こっちに時々エルフの巡礼者がきて、エルフの里にダンジョンのエルフ人々が住むようになっていた。やっとモンスターとしてのエルフは用がなくなるかもしれん。唯うちは基本身内を見捨てません。何か考えておかないと。後問題なのが、モンスター枠が少なく、もういっぱいいっぱいの点だ。あとこの段階でシーアのレベルが上限に達して進化先を作らないといけなくなった。そこで、エレノアの途中段階を進化先として定義してエレノアの配下兼ダンジョン守備隊長として、働かせることとなった。いや、忘れてたわけじゃいないよ。
名前:シーア
種族:シーアサシンキング:LV1
職業:ダンジョンユニークモンスター、ナオの下僕
ソウルレベル:LV3
HP420
MP:50
STR:52
VIT:42
INT:22
MID:33
AGI:54
MAG::52
DP:69万DP
スキル:指揮LV6 水鉄砲LV4 学習LV4、アルマッサン語LV4
身体特徴:吸収LV1 融合LV1、変形LV1、水中適応LV4、跳ねるLV4
称号:ダンジョンユニークモンスター(DPで蘇生可能)スライムの隊長(スライムからの好感度+2)
所持金:なし
この進化というのはどうも。レベルを一定値あげることで進化可能となり、コストを支払わず変化させるらしい。このメンバーの中だと、初めて進化したって事になる。ついでに第一段階だとレベル10で、第2段階だとレベル30で。このシーアのなった第3段階だとレベル50が欲しい。ついでに人間は何らかのスキルがない場合レベル20が限界であり、経験値もそこで打ち止めとなる。そこの差もあり成長の最大値はこちらの方が大きい事になる。がステータスはこちらのほうが上がり幅が小さいので、まあ、なんとも言えない。ただ、今までエレノアの成長の糧含めかなりの尽力をしてもらっていた。そこで、最初に手持ちのエアヴァンゲルで手に入った、死体のうち男女一名ずつを与えた。人間化できるようになるためだ。捕食のシーンは今でもなれないが必要と割り切っている。ネルの言った”生かされないより活かして後世の役に立ってほしい”という言葉を信じている。しばらくするとシーアの形が変わってくる。…女騎士?
「マスター。こうして拝謁できること、喜悦の極みでございます。」
いきなり体が出来上がったシーアはそのまま頭を下げ、片膝をつく。
「いや、もう少し自然でいいよ。」
「いえ、エレノア様の上ともなれば、これでも無礼が多いくらい、ご容赦ください。」
「…。」
頭を一切上げようとしない。どうするか・・。
「それだと命令するに不自由だ、顔を上げてくれ。」
「わ、分かりました。」
そう言ってあげた顔は…出した死体と全然違うのだが?
【それは変形の能力の一つで、ある程度までなら変形させ、最適化することが可能です。なので、エレノアもあの外見を好んで使っています。】
ダンジョン7不思議に入りそうな内容だな…。が、言っては悪いがエレノアとは別の形で美人である。これもお姉さん系だがこっちは若くて、きりっとした感じであるが…。
「なんで女性?」
【ナオ様はよくモンスター娘の漫画とか読んでらっしゃったと思います。なので、それに合わせ、できるだけ女性率高めにしました。またそのように皆に指導しております。ただ偽装とか別に目的がある場合は、そちらを優先しております。】
…いやあ、もてるのはつらいね…じゃなくて、結構気を使われてるんだな…。
【ただ、気疲れされるようでしたら、部下に男性も配備いたします。マスターの健康が第一です。】
「そこまで気を使わなくていいよ。」
【ご留意ください。】
その間、シーアはピクリとも動かなかった。
「じゃあ、とりあえず、経験値貯めて出来れば吸収で、できるだけ多い種類の動物とかを覚えておいてくれる?いく箇所はコアに話しかければいいと思うから。」
「分かりました。」
「後欲しいスキルある?少し差を持たせたいから、一個スキル渡すよ。」
「いずれ育てばスキルは回収できる…いや…。それは誠に申し訳ありませんが…。マスターに選んで欲しいかと。私にはどれがいいのか知識もございません。」
「じゃあ、鑑定で。」
「分かりました。では任務に向かいます。」
そう言うと一礼し、シーアは去っていって。あのプミィと言っていたころが懐かしくなってきたよ。鑑定は無難であり、部下を増やす予定なら欲しくなるはずだ。後は…
【いつでも行っていただければその姿で夜伽させます。ご安心ください。】
急に言われて顔が熱く!という感じだった。