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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第8章 魔王バトルの章
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10-幕間-3 魔法のお勉強 火魔法、水魔法

「次はスキルオーブの魔法を解説していくわ。まずはよく使う4属性にして基礎。火魔法ね。ウォール張った半分以上の理由がこの火魔法よ。」

 その言葉に全員の声が大きくなる。

「というのも実は火魔法は3までと3以上は全く別物になる。まずはこれを見て欲しい。これは普通に火魔法LV1のみで作った、まあ私のMAGがあるから少し大きいかもしれない”灯火”。」

 そう言うとリューネは指先に小さい火を出す。

「これはわかった?」

 全員が頷く。

「ついでに裏効果で、魔法のレベルが上がると体感値LV×10%%ほど1レベルに付き火力が上がる。で、3から実は”熱量アップ”と言う項目が出る。これ、火魔法の火力の事なんだ。だから

火魔法LV10の全要素使った灯だとこうなる。」

 というとリューネが反対の手であまりに明るく…そして白い熱量の塊を取り出す。

「こうなる。灯火だろうが大火力魔法と比肩するレベルまで昇華してしまう。これこそ、火魔法の”火力主義”って奴よ。レベルが上がるたびにガンガン火力が上がる。但しこれ、ウォール外すと鉄が溶ける温度だから、火の祝福の”耐火防御”なしだと自分も焼け死ぬわよ。」

 その言葉に全員がぞくっとした顔になった。

「魔法は上に行くほど”一歩間違えば死ぬ”と言うトラップがあると思っていい。ついでに火魔法は1で灯火、種火、発火、2で飛び火、加熱、火操作。この火操作は実は相手の火も操作できる。但し相手のMAGを超えた場合だけ。ブーストしたりして、越えるようにすると。できるわよ。で…3が冷却、ファイアアロー、熱感知、このファイアアロー、今後すっごい重要だからね。」

 流石にレベル10状態だとまぶしいので、レベルは1の状態で出していた。

「で4は火球、触れると爆発する効果のある魔法。ベーシックな攻撃魔法だね。で火付与。物体や肉体にに火属性を付け魔法武器化させる。で追加で”熱量アップ”が一時的に自分の周囲の温度を設定可能になる。結構これが…服を燃やすから、調子乗らないでね。5でファイアウォール。そして火の祝福。効果は”耐火”+全ステータスアップ。で6は集熱。周囲の熱量を集め自分が指定した一点に集める。っていう奴。連携冷却はは、出した術の温度を下げて、氷魔法化できるという奴、熱を操るからには下げる方向もあるみたいっていう物。」

 ケイが、不意にファイアアローを飛ばすが、見向きもしないで、火鎧を張り、それで霧散させた。

「こうなる。で7が火魔法最大攻撃魔法!」

 というとケイに向かって手を構え、そしてそこから体育館いっぱいを包む巨大な炎の束が解き放たれる。

「これが、ファイアブラスト。で、ここからが火系の凶悪。8が連携加熱、9が連携集熱。これはさっきのファイアブラスト込み、MPを注ぐとこの火力がさらに上がるようになる。加熱が温度アップ、集熱が、周りの熱量を奪って連携した魔法に注ぎ込むってなる。この10は覚えれるまで行った人が稀なので秘密って事で。」

 しばらくすると、ケイが何事もないように立っている。

「とこんな感じで火力特化なのよ。欠点は簡単に反される点。コントロールミスれば自分が死ぬし。大方魔法事故で一番多い死因がこれになる可能性もある。だからこそ、対策を考えないといけない。分かった?」

『はーい。』

『というか、その鎧騎士さんは大丈夫なんですか?』

「大丈夫よ。この程度じゃ、逆に旨味あるんじゃないかな?さて、次いくよ、これ結構長いんだからね。」

 というとリューネが手を突き出すと。ウォールの色が淡い水色に変わる。

「次の魔法は水魔法。水魔法の特徴は水を出す、温度を下げるに特化した魔法って事。レベル一から4は省くわ。…この魔法人気高いから。売上いいのよ。で…5が水付与これは付与系の奴で周りに水が付き包むようになる。で、水の祝福が”水中で呼吸可能”+ステータスアップなんだけど、実は問題あって…水に入れても結局魚系のスピードに勝てないのでこれだけだと死ぬ。これは実は私が水に潜って水中戦闘して確認してある。なので、追加対策が欲しいと思った方がいい。但し入る、入れないがつくから。後水の膜で包まないと服は濡れるからね。注意してね。」

 そう言うと体に水の祝福を張る。

「で、水魔法は独特の特徴がある。それが”空気の水分量に応じて火力が変化する”そのため、霧雨、雨召喚とか使って空気中の水分増やさないと、又は、水の魔法の射程を下げて近くを撃たな

いとすぐに火力がなくなる。で、私はこれを使ってる。」

 というと、大きめの木の樽のジョッキを取り出す。

「水。水分さえあれば火力が上がるから、酒でもいい、ただしアルコール臭くなって…ドワーフが別の意味で戦闘にならなくなるけど。」

 ここで全員から笑い声がでる。

「でも水瓶は重要になるから。特に水魔法使いが仲間にいる場合は多めに補給してね。後最悪体内の水分使う方法あるんだけど、これは最終手段だと思っていい。」

『なんで?』

「単純。体内の水分がなくなると血が回らなくなって気絶する。で使用する水分は魔力量に比例する。練習すれば一発分はねん出できる。が、これが限界。しかも使った後頭痛やらで思考がまともにできない。だからすっごい怖くなる。後相手の水分使う場合は当然相手とのMAGとの勝負になる。魔力で相当勝たないと成立しないからね。」

 その言葉に全員が押し黙る。

「で6が純水、凍結、水操作、この辺から神様と勘違いされるレベルね。普通なら。で、水操作は慣れると結構万能魔法化するからよく練習しておくこと。7が浄化水、と攻撃魔法スプラッシュ。

浄化魔法は解毒とかのヒール効果の上に解呪とかの魔法系の状態異常も直すわ。」

『おおー。』

 というとリューネはまたも鎧騎士に向かって全力でスプラッシュを打ち込む、無詠唱の為火力は低いがそれでも一瞬ウォール内部全部を水で満たす程度には巨大だった。

「この辺になると、魔法で水を”増殖”する機能もある。けど魔力量は大量に奪われるから注意ね。で、8が水生成と雨召喚。雨召喚は省くけど、この水生成は”水分を含む物体”の作成よ。例えば…。」

 というとリューネが手元から黒い液体を流す。そして、流し終わると歩いて離れ。そこに火矢を打ち込む。そうすることで…その液体は激しく燃えだした。

「この通り、ガソリンとか石油の作成もできる。錬金術師にとってはこれは重要になるから覚えておいてね。」

『はい!』

「で9が、連携凍結とタイダルウェイブ。組み合わせるとこうなる。」

 そう言うと手を突き出すとリューネの背後から水が文字通り壁面いっぱい溢れだし…しばらくするとそのすべてが凍った。が、しばらくするとその氷が砕け散った。

「こうなる。ついでにレベル9攻撃魔法の区分で、巨大津波を起こす魔法よ。これでも相当絞ったから、火力はそこまででもないわ。で連携凍結はそれが”冷たく”なる。で最後の10は。」

「最悪の魔法、”連携水生成”。ついでにこれもできる。」

 そう言うと凶悪な水流の黒い物体の津波が今度はケイに襲い掛かるが…しばらくするとそれが何事もなく消え去り…鎧騎士がお盆を持ってコップに入った黒い液体を手渡していく

『これは?』

「飲んでみるといいわ。ホットチョコレート。さっきのは”ホットチョコレートのタイダルウェイブ”って奴。ついでに加熱で適度に温めておいたから。味は保証するわ。甘くしてある。」

 全員がホット床を飲み…顔がすっきりした感じになっている。

「このように素材とか、変更可能になる、水魔法全体に効果あるので、”飴の雨”とかも可能になるし、温泉も可能になる。ただし化学反応を起こすので、場合によっては事故死もありうる。」

 全員にホットチョコレートがいきわたったようだ。

「絶対実験する際は弟子又は、医療関係者を付け、自分を助けてくれる人を傍に置くころ。最悪事故死するわよ。さて、少し休憩入れましょうか。それ飲み終わった後に来るわ。」

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