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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第8章 魔王バトルの章
340/1812

10-9 解説さんって意外と理解させるに必要人材です。

「さて、決着も付いたところで、皆様にはしばしご歓談の上、ご自由な時間にお帰り下さい。」

 そのざわつきもしばらくすると、若いダンマスが騒ぎ、又も。喧騒に会場は包まれていた。その中、イツキはナオを見つけ…迫っていた。

「すげえな…エレノア…。」

 控室であろう部屋に通された3人はナオとエレノアの二人が入る部屋にいた。実は会談用の部屋が六つあるので、そちらにイツキ、ミリー、ニャーコの3名がいた。

「あれでも手加減のほうが難しいくらいです。」

「流石・・。」

「でも食うは…。」

 ミリーは一度エレノアの戦闘を知っているので、あれがらしくないのは理解している。

「それは禁止されてる、あれをやると魔石がエレノアに取られるので、あれに当たると。次の試合から出られないし、蘇生もできない。そんなことやったら魔王バトルは初日で終了する。」

「やっぱり。」

「それであれニャ?」

「というか、あれ何やったんだ?」

「結構手品の種言うと簡単に…。まず体の一部を部分的に作って、本体の位置を透明な床に変形しておきます。氷みたいなものですね。それで、しゃべっている間に向こうの対岸の塔まで制圧。彼女の足元以外は制圧完了してました。そして、その上を体に一部を動かして歩行したふりしてました。」

 エレノアがナオの所から現れると、立ったまま答えた。

「実際聞くと何でもないが…。」

「そう、あそこは夜の塔の上、実際視認性は悪かった。そこを突いた感じだね…。」

「で本体は床の方ですので、何かしそうでしたので、それを誘うべく表の体の方で攻撃をして釣り、攻撃を食いました。」

「ん?」

「攻撃を吸収して…ダメージは受けるのですが、これで攻撃を覚えることができます。流石、魔王というだけあります。あれは刀王です。で。それを吸収してで、せっかくですので、攻撃して彼女のすべてを吸収した扱いにしておいしく。後は支配してたエリアから適当に体の一部を出して。」

 そう言うと、エレノアはナギサの姿に変わる。

「頂きました。後は退場させました。」

 そう言うと元に戻る。

「相変わらず怖いわ―。」

「そうか、そこまで緻密にやってたのね、あれ…。」

 ミリーか感心して、飲み物をもらう、リンゴジュースだ。

「ついでにあとの参加者は、最低でも魔王軍幹部クラスです。もっと凄惨です。私がいちばん優しいはずなのです。」

「え?」

「本当はコクヨウを指定して、もう一戦分浮かせるつもりだった。はっきり言ってあの子が怖い。戦略も大体予想付いている。」

「あれ、どういう意味だ?勇者の欄が空欄って。」

「あれはあのままの意味。南は躊躇なく最終手段切ってるし、リーメ君も結構えぐい手使ってる。流石だ。」

「え?」

 イツキの予想とナオの意見が全く違うので驚いていた。

「ただ、僕らは目立ちたくないので…。せっかくみんなハッスルしてるので、僕たちはまったりしてるつもり。」

「いいのかよ?」

「んー。戦って勝つだけが勝利じゃない、みんないい所が取れればいい。だから僕は散々負けてきたからわかる、勝つだけが道じゃない。」

「ただ、固定で発生する魔王バトルではできるだけ勝ちを拾うつもり、それが最低限度だと言い張るべく。」

「はい。」

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