9-番外編5 2年前の僕 畜産舐めんなと、回答貰いました。
まあ、僕がエクトネーゼ間で歩きで向かい、そこで普通の土地を買い生活の基盤を制作していた。まあ、土地は元々誰の土地だろうが僕はダンマス機能が使えるので、関係なく家具とかを設置で、しばらくだらだらした後に、やる事無いからって事で、店に改装してみた。ついでに仕入れ業、卸売り、小売り、全部一通りやってみたが、ぱっと来なかった、結局NEO雑貨店の看板を出して
で、ぼーっとして、ついでにモンスターの開発や魔界の様子見ている方が楽しいので、そっちを見ていた。が、さすがに一年もしてくると飽きてた。金だけなら、兆の次元の金があるし、ギルドは別
会計なものの、その資金が減るわけでもない。やろうと思えば海底側の収益DPとか、開放すればいい。なので焦る必要なないが…。
「暇だよね。」
「はい、ダンマス的な事も一年ほど全くしてませんね、干渉も機能していないし、SNSも名義がないので見れませんし。」
誰も来ない店のカウンターで少年と少女がお互い、ぼーっと座ってお客を待っていた。時々冷やかしが来るので、それ用に仕入れた野菜とかを置いてある。一年経つ頃には実は”楽園”の2号店がこっちにできていたので、こっそり見にいったりもした。流石の勇者印の店ということもあり、珍しさついでで大繁盛していた。が、NEO雑貨店には誰も来なかった。看板もあるのに。
「が、うん…。」
ギルド食堂は酒場メインで、酒と飲み物、肉がメインで、野菜が少なく、そこを楽園が提供する。楽園はネルたちの開発チームでも今はあるので、そこに差し込む余裕なんてない、しかも珍しさ
もあり、ギルド裏口では商業ギルドが陣取り、ギルドオーブからの卸業を展開。各地機に食料を販売している。値段は相場によるが、DP製なので安定している。その為、普通の商会位程度だと全くギルドの勝つことはできない。まあ、勝つ気もないし。同じ土俵で勝負しなくてもいいのだ。
「じゃあ、どうします?死なないとはいえ、ここ誰もいないですよね。」
「うん、そうだね。」
文明レベルも加味されるので、付与魔法のあれは現在ハーリスが単独で研究している、実はこの辺全くと言っていいほどネルがいじらないのだ。できる力があるんだけど。だからハーリスの独壇場
となっていた。が、それは最近作ったコピーであるハーリス2とかハーリス3でもできるので、そっちに任せてある。
「やっぱり甘い物とか食べ物系やりたいんだよね。」
2年とかこっちで経ち、ダンジョン内で籠って十数年甘いものもなく、地味に塩とパンとお肉の生活辛いです。まあダンマスのDPで買えるけど、生菓子系はショートケーキとかで形成されるため
新作とかは存在しなかった。そこがつらかった。栄養補給とか割り切れば、そこはいいんだけど、甘い、変わったものが食べたいんです、がどうする?そう言えば、動物系をいくつか開発してあった
羊毛とかあるので、毛質を変えた毛糸のセーターが作りたいので、シープ系…とか牛系も組んだ。そうだな…まずは皮の鎧の素材である、牛とかにしよう。
「牛をこの辺に放牧して、畜産させてみる?馬もいいと思うけど、」
「ここでですか?」
「ここにダンジョンが二つできる予定でしょ?って事はその管内で繁殖させれば敵に襲われない畜産が可能だと思うんだ。僕たちは繁殖とかさせたうえでやればいい。」
「でも最初に思いました。畜産って何やるんです?」
ネルと畜産モンスターの開発をしていた時なんだけど、それが産業になる話はしていない。
「う…。」
大隊の表で示すとこれになる。
1、動物を飼育する。
2、育ってきたら特性に応じて、乳や毛、その動物からとれる物をもらう。
「モンスターの狩猟を、安定化させた感じですか。」
「この世界に基本モンスターがいないから、被害がひどくない限り、畜産は頑張ればできると思う。できればお肉とか、様々な物ができるから、ダンマスも裏で畜産が結構いけるんだよ。」
「確かに収益は安定しますね、出荷も。で最終的に、これで料理とか作ると。」
「うん、足りないのが卵系、あとミルク系なんだけど、とりあえず、適当に下に部屋作って、そこにカウを入れて開始してみる。」
実際、最初に畜産のノウハウを帝に入れるべく、実験を開始したが、一向に興奮もしないし、何もしないでボーっとする日々だった。草も与えるが、それくらいで、何もなかった。ついでに出すものがないので、においもなく、ただ動物がいるだけの環境だった。が、これでは畜産の意味がないし、何も出ないのはまずいってなった。で、いくつか偽装工作をかませてSNSに解決を求めて投稿したらこんな回答があった。
『畜産って地味にいろんなことしてるの知らない奴がいて、手を出すとたいてい諦める。その一が匂い、死ぬほど臭い。で2が実は牛乳は凄いノウハウの上に立っている、って事を知らない。牛乳を取るためにまず、種を子宮に入れて、発情状態にしないといけない。これで妊娠させて、乳を出す。そうでないと出ない。がさらに言うと、更に食べ物で味が違うため、その生態を考えて餌を作る、値段が高すぎれば買ってもらえない、薬も当然用意する。発情薬、媚薬。後防疫も行う。そこまでやってやっとおいしい牛乳が文字通り”頂ける”。マジ牧場舐めんな。』
と喧嘩腰の回答をもらた。そうなのか、知らんかった。が、僕をなめてもらっては困る、そこまで困るなら、そうならないモンスターを作ればばいい、それが、ブランブルカウの作成に至らせた。
名前:不明(未設定)
種族:ブランブルカウ
職業:なし
ソウルレベル:2
STR:22
VIT:13
INT:9
MID:22
AGI:4
MAG:7
DP:224DP
スキル:体液放出LV4
称号:大型
所持金:なし
体液放出LV4 (特異系)
自分の体液を放出し攻撃を行う。液体の性質はその動物、および栄養により性質が変化する。 必要DP24000DP
TIPS:カウ系の一種でなぜか、雄雌全部乳がある。少し攻撃したり喜んだりするとそのまま乳が出るという牛。ただ勢いが強く、その液体だけでもダメージが入る。その為酪農家伝説の野獣として懸賞金が出ている。但し欠点としてはその分、餌を多分に入れたいといけなくて、普通の牛の30倍は食べ物を食べている。そしてその大地を乳の匂いで染めるため、周囲の土地を腐らせる。一長一短。
できたのがこれだ、ついでに実験中、凄い乳が出るのはいいんだが、放置したんだが10体ぐらい出して放置すると、ダンジョンの回収機能を上回る匂いが出て、匂い被害が発生した。という曰く付き
が、これがあれば興奮剤とかの必要はないし、一匹だけ呼んで、あとは欲しい時に興奮させればきっと大量に出してくれる。興奮は縛った状態でやればいい、ついでにダンジョンだと、興奮は憑依で管理可能だ。ゴーストを作って憑依させ、状態を聞いてゴーストの思考から、興奮してもらう、人間の魂が絡むので、当然任意興奮は可能だ。ついでにこの興奮法以外は離脱前には完成に近いところまで持ち込んでいた。当然、神の牛乳とかの特殊牛乳は生産してあった。あれはダンジョンでしか作れないからね。
「というわけで頼んだ、まずはノウハウ作ろう。」
「はい。」




