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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
秋スペシャル 勇者カップ
282/1813

9-秋SP12 東雲恵の魔界探訪 秋祭りシーア篇 勇者VS魔導士

「では、決勝を始めます!決勝は”黄金”のギルフォード対魔導士”早音”です。」

 その登場に歓声が上がる。

「魔導士・・・そんな職業があるのか?」

「魔法を専門とした。職業ですね。中位のはずです。勇者は上位ですので、差はありますが、勇者の従者として鍛えられていれば相当に強いかと。」

 シーアに冷や汗が流れる、ケイの記憶から理解するが…。彼女は”地下室契約者”の一人で第2職業持ちだ。これだけでも強いのだが、元従者で勇者のスキルの一部を持つ凶悪魔導士と言っていいスペックだ。普通に勇者を跳び越す、


名前:田中たなか 早音はやね

職業:魔導士LV24≪魔導士LV22≫

HP:923(500)

MP:4973(500)

STR:76

VIT:151

INT:304

MID:422

AGI:943(500)

MAG:4793(500)


スキル:火魔法LV6、水魔法LV5,光魔法LV5、闇魔法LV4,詠唱LV5、生活魔法LV4、家事LV6、料理LV1、連射LV4 分割LV4、集中LV4、魔力操作LV5、  

ステータス偽装LV8、鑑定LV4

称号:異世界からの来訪者 死に分かれた元従者、死を乗り越えし者、逆境、可憐、リューネの弟子”免許皆伝”

所持金:なし

装備:


分割LV4   (特異系)

スキルまたは魔法の効果を分割して使用可能。。最大2 必要DP 成長のみ

連射LV4   (特異系)

一回魔法と唱えるたびにその数を2倍にする。必要DP 成長のみ

集中LV4   (特異系)

次に行う行為の効果2倍 前動作に集中に10秒を必要。 必要DP 成長のみ


 これだけあれば、兵には力勝負で負けなくなり、魔法は火力の問題で城壁に穴をあけるまでになる。なので南が行脚して聖域をブレイブ大陸の城壁迄張り、内と外で街中での攻撃魔法を抑えて回ってるのだ。ついでに後光は”支援魔法”扱いなので、攻撃魔法を連携させない限り、支援魔法扱いだ。が火魔法の5とか含め、普通にやればこのフロア耐えられるのか怪しい。


名前:”ネオン”黄金のギルフォード(谷川勇樹、たにかわゆうき)

職業:勇者LV40

HP:943(500)

MP:263

STR:322

VIT:493

INT:272

MID:124

AGI:97

MAG:283


スキル:防御LV4、光魔法LV6、体力LV4 剣技LV4、盾術LV10.勇者の力LV6 

称号:勇者 異世界からの来訪者、派手好き、電光ネオン、第2種公害指定(夜間、早朝限定)

所持金:開示権限無し

装備:皮鎧、鉄の剣


「行きます!」

「来い、受け切って勝つ!」

 このギルフォードはスタイルはタンク型で、防御、体力を持つ勇者で、光魔法を防御しつつ討つスタイルで、一説にはキラリと同等と言われた勇者だ。だが、シーアからすればキラリは勇者の中でも別格で、輝き”というチートスキル持ちだ。光るだけで効果が5倍になるスキルがあるため、事実上ステータスが5倍と変わらないのだ。これは”防御”だろうが適応されるのでMPブーストを相手が持っていようがその効率差で勝てるという勇者だ。文字通り馬力だけで勝てるごり押しこそ、キラリの真骨頂だ。それに対してギルフォードは剣と盾で巧妙に防ぎながら戦うという技巧派の戦士だ。強さもあるが・・。

「燃え盛れ!その矢を、魔法よ!フレアアロー!」

 早稲ちゃんが魔法を唱えると、火の矢が4つ生まれる。これがスキル、分割と連射を足したもので、ここまで一発のコストで撃つことができる、彼女にとってジャブみたいなものだ。

「フン、無駄だ!」

 ギルフォードが剣を構えると剣が輝きだす。そしてそのまま、火の矢を切り裂き、歩を進める。これがギルフォードの技術である光付与による魔法切りである。光付与で剣に魔法を纏わせその魔力で魔法を射撃防御で切り裂く。先ほどの疾風との戦闘では目視できないために防壁を張っていたが…。

「これは…まだ!」

 シーアが不思議そうに状況を見ていた。これ、なんか弱くない?

「その程度か!」

「まだ!行きます!」

「頑張れー。」

 シーアがちらっと声が気になってそっちの方を向くとそこにはリューネとキラリとコクヨウがいた…あ…。

「これでも喰らえ!」

 そう言うと火球をまた4つ生み出し。叩きつける。火球は何かに触れる事で爆発する魔法で火魔法使い人気の魔法だ。これに情熱を燃やして執念をたぎらせる魔法使いもいるほどだ。

「シールドバッシュ!」

 シールドで無理やり、火球を叩きつけ、勢いをそぐ。本来のシールドバッシュは相手の近接に合わせて攻撃の勢いを殺すスキルで、攻撃に転用することも可能だ。それを光付与した盾で相殺したのだ。そしてそのまま一気に盾を構え近寄ると…。

「こ、降参します、これで勝てないなら、もう…。」

 その言葉に全員が拍手していた、流石勇者である。がシーアには不思議でしょうがなかったが…よく見るとリューネ達が満足げに拍手していたことから、なんとなく状況下を察した。というのも、あの辺はほぼ様子見でリューネに教わった魔導士が、あの程度はなはずがない、近接対応も教わるしむしろ寄ってきた勇者を餌にするぐらいは教える。その上闇魔法とか光魔法も使ってない。

「勝者ギルフォード!」

 この宣言に全員が歓声を上げる。一応この町ではトップランクの勇者なので、その融資に全員がうなりを上げる。

「俺達が!」

「「俺達が!」」

「勇者だ!」

「「勇者だ!」」

 掛け声に勢いが付くが、負けたはずの早音が生暖かい目で彼を見ていた。普通敗者がそんな目しないぞ。

「流石勇者だな。あの火の玉とか切り落とすのだからな。」

「はい、勇者は強い。それは確実です。普通の騎士団長クラスだと全く敵わないでしょう。」

「そなたもそう思うか?エルトロ?」

 ザガートン王の隣にいた騎士が少し前に出る。

「はい、あのような剣術初めて見ました。たとえ魔法を導入してもそれを防げる勇者という存在、恐ろしいものがあります。」

 そう感想を興奮気味に話しているザガートン王一考の横で、普通に席に戻った早音とリューネ達が。

「師匠、どうでした?」

「合格点よ。あんな感じで譲れるようになると勇者がやる気になるわ。こっそり闇魔法で脅してもいいけど、やっぱりあれくらいのほうがいいわね。」

「はい、あれくらいのほうが、戦った時に勇者様に取り入りやすくなると思いまして、私の特徴、出てました?」

「うん、あれならきっと大丈夫、僕が保証するよ。」

 …あの辺の会話聞かない方がよかった。実は会場の監視用に優が別人に変装して会場入りいるので、遠くでも聞こえるのだが、少し後悔した。そこで魔法でちょっと弱そうに見えるとか練習しない方がいいよ。そこ、ここは普通なら本番だよ。

「で、あとはエクトネーゼが5か後か…。」

「はい、その時も私が護衛いたします。あちらは荒っぽい傭兵団であるクラムブラッドが出るとのこと、剣技を見れるかと…。」

「それはわかりやすくていいな。観戦も少し早めで、できれば待ちで売られている食べ物の紹介付きでいいか?」

「はい、食事も用意しておきます。お楽しみに。」

「では、行くと使用、次は聖女教大聖堂を見るぞ。」

「は!」

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