9-秋SP6 報連相は大事だよ。特に未確定のイベントは
「ふむ、闘技大会か、各国の代表を決め、そして、祭りで6か国の代表を出し、勝ち抜き戦か。」
「そう、予選会を書くギルドで行えばいいか…。」」
僕は、商業担当のハイエルフ、ミカエラさんを連れてまずはエムント王の所にやってきていた。
「できれば祭りの宣伝込みで予選会を開いて、で、ギルド地下室と一緒の規約文章で条約ルールで購入した双方”寸止め(HP10%以下になると攻撃禁止になり、攻撃者は相手が死んだと錯覚する。”を使う。」
一応僕がネルのダンジョンに行ってデータの検証を行った。かなりこっちは二つのダンジョンコアを使い、共鳴させて、かなり奇跡的な事ができるルールになってるらしく、さらにに同盟人数に
応じてもかなり変えるルールに差があるようだ。その中には”帰還アイテム販売”とか、”完全ランダム宝箱”とかそう言う痒い所に手が届くシステムとなってるが、これ元々隠し要素なんだよね。
だから、かなりえぐいシステムとなっている、ダンマスも取り合いの時代なのだ。
「ふむ、それで安全を確保しつつ、闘技大会を行う。と。」
「そうでございます。」
ミカエラさんは…うん、凄い派手な衣装を好み、金とかの儲け関連に関してはカラムとかよりもずっと有能だが…。欠点は趣味がね…。
「予選会はギルドでやるのか?」
「今日明日にも張り紙をして、規定日に簡単にトーナメント表を作ってもらう予定です。腕自慢なら全員参加で、勝ち抜きは即賞金を出す予定です。但し、国王令に逆らう程の事ではないので、各王家共々。考えがある場合はそちらを優先していただければ。ついでにエルシュウッドでも予選会を開きますし、リンシュメルトでも開きます。」
エムント王は書類を一枚ずるめくり、資料に目を通していく。
「ふむ、リーメ君たちのクラムブラッドは所属がどこになる?」
「それはここ、エクトネーゼになります。一応予選会はどこに出てもいいですが、出場登録をしたギルドの所属となります。」
「彼ら傭兵団にかなり助けてもらっているからな…。盗賊団の壊滅とか含め。」
「そうですか…。」
ギルドとして勇者とか冒険者が出回るようになっているが、大型の盗賊団壊滅とかの案件だと傭兵団と言っても現行存在しているフリーの正義の味方である傭兵団はこのクラムブラッド一団体のみである。現在は仕事の多いザガートン大陸で護衛の仕事を中心に仕事をしつつ、情報を集めている。
「だから、彼らに活躍して欲しいが…。」
「これには、新人発掘の意味合いもあります。なのであえて参加してもらい、その腕前を見せてもらうように伝えるといいと思います。戦闘勝利で資金もギルドから出しますし、今回はパルミダーク
モートリアの辺境公側でも代表を出します。勇者同士の戦闘も行われるでしょう。」
「そう言えば、リューネ達は参加するのか?」
「いいえ。彼女たちは今回会場に来てもらい審判として”見届け人”になってもらいます。勝敗に不満があるなら、”S級冒険者”の名において。それはないと断言します。」
「ふむ、それはうれしい、彼女たちは非常に強いからね。」
と言っても実力を知っているのはエムント王と、ネルくらいだろうが…。
「後、魔法とかの誤射とかはどうする?」
実際アニメとかだと、隔壁作りました、安全です、威力高すぎ敗れちゃったー。からの観客被害もある。
「一応防壁と、救護班として聖女教の司祭たちに来てもらう予定です。寸止めは機能しても90%のHPは減り、瀕死ですからね。」
「そこのお金は本来ギルドが払うべきではないと思うザマスが。今回は試験を兼ねてという事ザマス。一応公式ドリンクを配布して、瀕死を一回一回全部直すザマス。」
このわざとらしい金持ちボイスが…ミカエラさんだ。
「トラウマになりそうだな。後、腕自慢が来るか?」
「今回優勝賞金を1千万GPを検証として予想しています。金貨1万枚ですね。一国家が潤う単位のお金となります。」
まあ俗にいうテレビでの大金金額として、100万という数字である。ついでにGPなのは、勇者間において使われるランキングポイントがこのGPだからである。ついでに討伐依頼のワイバーンの
巣が4万GPであるというと大体の規模がご理解いただけたと思う。
「一応資格は聞いていいか?」
「今回はだれでも参加でいるお祭りなので、制限はないですが、怪我人が多いようなら”金級”以上のみとするべきかと。」
「冒険者は基本金級ザマス。王級の方が増えればそこは考え物ザマス。」
「とりあえず、私は企画書はいいが、会場はどこにする?誰が建築費用を払う?」
「今回は僕が払います。皆様に貸しという事で。」
一応手を上げ見てる。最近DP余り気味だから、ちょっとは消費して置かないと。
「恩を売るのか?」
エムント王の顔が渋いが…。
「まずは皆様と仲良く、そして、今回は広場ではまずいので大人数が見られるコロッセウムの建築を考えているので、今後は通常建設とか…後…色々来年から計画していただければ。」
「夏もそうだが、なんで、そこまで君が出すんだ?魔界もそうだろ?」
「それは皆様に喜んで欲しいのと、ギルドは基本王様たちに愛されたその支えで成り立ってるからです。」
決して収益からすると、小銭払ってる気分で、出しても何の問題もないとか決して言えない。むしろ死蔵DPっぽいのが多いと、経済とか、後、大気中の魔力が回らなくなる恐れがある。だから、放出しないとまずい。




