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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
秋スペシャル 勇者カップ
273/1812

9-秋SP3 せっかくだから、いろいろ見学・・・してみた。

 とりあえず、書面をギルドカード経由で連絡、2週間後に王様が集まって会場の場所を協議することに決まった。そこでやりたいこと、そして会場の設営が面倒だからどこか都市の一か所に集めることが決まった。ついでにハーリスに連絡して、貴族連絡用SNSを作成。パスワードを送付した。鍵付きの勇者専用SNSとなる。そして、うん、珍しがってそこでは新しいものが好きなエムント王と、最近就任した長峰公。そして、こっちで唯一の世界同盟入りしているザガートン王の会話が…ある意味剣呑で、見ていて楽しい。ただ、慣れていないようで、お互いルール作成からやる話になりそうだ、どうせ世界会議で時々会うんだから。

「ここが…一応私たちの店もあるのよね?」

「一応、話を通してある。私の分はギルド。いつもの作りで作って、エルフたちを配置した。ハイエルフは”大都市”のみにとなるから、ここはまだ規模が小さい。ダンジョンとかあれば

死骸の取引があるとみてるけど。」

 ダンマスにとって、生き物の死骸はガチャに寄らず、目的の生き物を召喚可能にしたり、1/2の数として他の進化合成の素材として利用できる、そう言う素材としての地位がある。ついでに肉はそのモンスターのレベルと階級次第でよっぽど高い経験値になる。但し要魔素栄養。但しダンジョン相手だと、大抵見ていない時に回収してしまう。当然死体があれば格安で復活や、再生産が可能だからだ。だから、確保はお互い騙し合う感じで監視員を置くことになっている。但し死骸から召喚できるのは、集めた死骸の分だけで、数をそろえるのは不可能なうえ、再生成功してもスキャニングで登録できない。そこで子供を作らせ、その子供ならスキャニングできるというのが仕組みだ。当然優秀な子供を登録すれば量産にも弾みがつく。その為、モンスターの死骸はそのまま重要取引となっている、そんな、ダンマスの欲しい物、いらない物を書いてあるのがこの交換ボードだ。ついでにダンジョンに潜った勇者たちがダンジョンに潜り回収してくるのだが、それ以外に骨とかはとても”魔素”を含んだ固い素材であることが多い。後肉は獣系を中心に魔素が強いと価値が高く、魔素を美味しく感じる勇者たちはそれをうまく感じる。但し、濃すぎる魔素は人間を魔物化させる。大抵は”魔人”となる。が、その獣系だと。その獣とのハーフになる場合もある。大抵モンスターが成長させるとお得な”獣”系の育成が多い、獣は動物―魔獣―神獣というのが基礎的なツリーで独自名が付いていることが多い。食べれる、初期の動物が安くてそれなりに強い、育ちやすい、後、動物次第では副産物がうまい。モフりたい。等の理由で大抵のダンマスでは獣系の育成を行う。ついでにそれ以外である魔族、亜人、幽霊等のモンスター陣の多くは、そう言う生活とは違う維持コストの高い”高級品”として認識されている。育てても、食べたりする意味にはならず、戦闘の役目のみと思われるからだ。また、素材の多くに”人間の体、魂”が欲しいのも、それにより勇者に頼めないのも一因だろう。

「で、私は保留してる、何にするかな?」

「ナオは?」

「僕は一応、亜人同盟ではないので無いよ。来たのも初めてだけど、本当に店があるね…。」

 通りは小さいものの十数件の店が立ち並び、その店店に店番の人がいるな。そして、通りには、結構エルフっぽい人が多いな。

「あんたなら歓迎したいが…一応まずいもんな。」

「そうだね。でもエルフっぽい人が多くない?」

「ここは鋼鉄城傍に作ったダンジョンの一階なんだ。俺のダンジョンが地下にあるんだがよ。現在は、ダンマス相手に楽しい、そして儲かるダンジョンを模索中で閉めてるんだ。」

「ダンマス相手?」

「ああ、ここに来てる奴らの多くは自分でもダンジョンを作ってる。だから、罠も当然理解してる。どんなものがあるかもな、で、そいつら相手に普通のダンジョン作ると慣れると即攻略される。だから、攻略しにくく、そしてバトルの楽しいダンジョンを考えてるんだ。」

 流石にドワーフというか、それっぽい外見だけなんだが、その顔は明るく、はつらつとしている。

「だから、今はここに商店街があり、そこのドアから一応バトルできたのでなければ、出て、街に出れる。少し大きい都市だがな。」

 確かに、ケイブシティは都市としてはかなり大きい。この多くはDPでなく、普通に建材を用いりて作った普通の石造りの家だ。

「南、ここで聖女教の教会神殿作って水を売れば?」

「そうねぇ…ここに勇者も来るんでしょ?」

「ああ、一応ここを紹介するときに亜人同盟の管轄だからモンスターがいるが、手出し禁止とは言っているが来てる。ここは高性能の武器が多いからな生産系ダンマスが庇護を求め来てる場合が多い、そんな日陰者に日の光を当ててえんだ。」

 勇者も来る…だからか…人型である”エルフっぽい”人たちが店員であれば、勇者相手でも喧嘩は売られない。

「で、前は俺たちの店を鋼鉄城に置いてあったが、こっちに本店移した。で、そこが俺達の工房だ。量産は鋼鉄城で、こっちはオーダーメイドだ。ただ、買い付けの多くは”延べ棒”でやってる武器の形で持って行くと奪われた跡がきついらしいからな。」

「そんな事があるの?」

「一応外のギルド商会では護衛依頼が常設だぞ。ここの鋼鉄は隣の東の大国とか、西の諸国連合とかその辺からすればありえないほど純度が高くて硬い武器だからな。で、それを欲しくて金がない国がここからザガートン国へ持って行く鋼鉄を奪いに盗賊団を作ってる。で、そこで出てきたのが勇者様って奴よ。だからここで武器を買っていく連中も多い、依頼で武器があると見せびらかせる必要があるからな。」

「サガートン国と遠いのに?」

 このケイブシティは実際ザガートンの首都と大体2週間から一〇日掛かる。馬車が速くても、荷物が鉄なので、それなりに重く、遅くなる。

「それが、その話を向こうにしたんだがよ、鋼鉄の鉄の匂いが全然連中にはだめで、で、本来は役人おいて取引のはずが、それも役人がすぐに匂いで吐き気出して逃げ出す。んで、仕方なく俺が爵位をもらって責任もってこっちを統治するからって事で、辺境公の地位を最近貰った。でその代わり国には一定の鋼材を持って行くことになった。」

「一応私が運ぶ?」

「できるのか?」

「ああ、一応ネル様もレベル10か、最近私もなったけど。」

 南が感心した様にドルカスを見る。この業界、レベル10ダンマスは、ネルと南だけである。公式には、裏で僕とリューネさんが…後体内ダンジョンのお姉ちゃんもレベル10だ。しかもファクターは上位転換済み。レベル10は通称”通常での限界値”なので、そこから先は神様特典とかで僕しか存在していない。一応15までは存在している。

「は?ダンジョンレベル10?」

「ダンジョンレベル10の特典は出入り口が2個。距離はその領域間なら無効化できる。ダンジョン経由すれば、ゲートモドキができるようになる。」

 ダンジョンモンスターなら配置換えで移転できるとか、いろいろ手法があるが異界型ダンジョンは”異界”扱いの為、一瞬でも出入り口0にすると、その世界との絆がなくなり消滅するんだそうで

これは前に神様に聞いてみた。ついでに出入口はちゃんとコアルームか、コアと直通しないと魔素が循環しないので、維持費が高騰する。、

「は?}

 流石にドルカスさんも顎が外れたようだ。

「但し、レベル10ダンジョンには数千万単位のDPが欲しい。が、できないわけじゃない。でないと、こんなに連絡して早く、ここに来るなんて無理。」

「私はネル様とかに便乗してるだけよ。」

「こうして聞くと、やっぱりあんたすげえな。」

「後、最悪の手段として、高額ながらゲート移送をギルドサービスに裏メニューで入れてある。亜人同盟の都市間なら全部数分で着くし、荷物も一瞬で全部運べる。」

 ネルがさも普通にいうが、輸送に護衛まで入れてると、その状態は流石にあり得ないだろって顔に大抵なるな…。が、そうでない状態でも位置変更で、出入り口変更が使えればモンスターとDP経由で普通にと言いたいが実はDPだとトラップがある、金属は吸収が安く、加工費が高いのだ。なので、延べ棒とかだと、加工費の部分で極めて高額になる。その意味でも金属稼ぎに宝箱をダンマスが開けれるようにして金属回収してる。そんなダンマスの話がSNSで書かれるレベルでいるのだ。ついでにゲートは4人以上のダンマスの同盟が買える特殊施設で、ダンジョン間をつなげる専用の出入り口だ。そこを経由させる事で、疑似的に出入り口2個とか、4個が可能となり、どこでも行けるようになる。但し、このゲート、通貨に使用料が5万DPかかる。で、その支払いを必ず契約書で締結しないと起動さえしない。大抵はゲートの目の前で、MPかDPか魔石支払いとなる。それで10分開けて…となる、この金額を無視できるのが出入口2個という…チートダンジョン設備だ。

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