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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第6章 VSクラウドドラゴン
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8-外伝3 キラリの潜入とリアの成長って言うか娘?

「そういえばさ…キラリちゃん、。」

「はい?」

「君、普通の服着て、学校行かない?レベル下げてあげるし、私がしばらくそっちの講師になるから。」

 そう言うとダークボックスからスパッツと男物の服を取り出す。

「あと、しばらくでいいならこっちの関係者でいい。鍛えるいいチャンスだからね。」

「いいんですか?」

「ただし、授業受けながら”中の様子を確認すること”。」

「えっと光の勇者様が来るので?」

「レベルは自分で下げますけど…。」

 この会話にちょっと早音ちゃんが戸惑ってる感じだ。

「えっと自分でレベルを下げれるんですか?」

「僕は下げれる。上げれないけど。」

 でもリューネさんの目はなんか、企んでるな、これ…。

「ぬぷぷぷぷ。私に娘がいるんだけど、あの子にこれをチャンスとして、社会経験させたいのよ。」

 え?娘さん?なんか結婚通り越してる。

「コクヨウちゃんは?」

「あの子はハ…いや養子よ。実子は別にいる、」

 言いかけた言葉は理解するが凄い複雑な家庭環境…いつの間にか養子と、実子というどろどろの関係が。

「で、せっかく学校も仕上がってきたので、そこで、コクヨウにも普通の生活させてあげたいしって事で、一緒に行かせようかと。」

「ああー。」

「先生の子供ですか?」

「ちょっと呼んでくる。」

 そう言うと、リューネさんは奥に行ってしまった。聞いた感じだと、リューネさんは魔界にダンジョンを開けるので、そこで開かないとストックにいれたモンスターを呼び出せないんだそうだ。

ついでに規約上”魔界ではダンジョンは作れる”で、この制度使わないとリューネさんはダンジョンを開くために毎回誰もいない山奥に行かないといけなくなる。現在レベルが高い彼女は

…全長800mを突破したらしい…で、それに伴い出入り口の大きさも、1。5kmとなった。・・そんな立地あるわけないだろ!って事になって。いつもはダンジョンを閉じ、イアリングにある

サブコアにMPを流し込み、それを維持費として旅行している。なお時々体の大きさを元に戻る関係上定期的に開放しないといけないらしい。その為の立地として…魔界を使ってる。そのため

浮遊島に来るのも”飛んでくる”でないといけなくて、リューネさんたちがだけが、浮遊島スタートができない。そういえば登録に竜骨兵2名とリアというこの名前があったな。そう言って出て

きたのがコクヨウを連れて歩いてきた、”ザ・お嬢様”という豪華なロココ調のドレスに縦ロールの…紅髪の女の子だった。

「ナオ様、お初にお目にかかります、リアと申します。お母様の名前を取り、リア・リューネのほうがいいのですか?」

「それは恥ずかしいかな?」

 その後ろをそっと歩くコクヨウの姿があった。白いドレスと髪のリューネと、黒いゴスロリ衣装のコクヨウ、そして赤いリア。

「家名制度ができた場合は名乗っていいと思う、そろそろできそうだけどね。」

 その様子にキラリと、早音ちゃんは恍惚としていた。リューネさんも美人ではある。女性としてコクヨウもきれいだ。が、リアはずば抜けていた。

「あの子ですよね、魔王討伐前にあった小さい子。こんな大きかったんでしたっけ?」

「一応育ってはいたのよ。ただ…育成の方向性も定まらなかったから、ずっといろいろ考えていた。いずれは世に出し、お婿さんが欲しい。」

「?」

 大方、キラリ、早音さんとリューネさんと、考え方の意味が違う。この段階から結婚をか言うんだと思うのが普通の人間だが。ネルがエルフたちの結婚を願うのと一緒でここの話は。”龍族”として男女の関係を作って欲しい。という意味だ。

「そういえばルートはどうしたの?」

「うん。それはって…知ってるの?」

 奥からお姉ちゃんが来て…お茶を置いていく。ついでにこの雑貨店にはカウンターのほかにテーブルと椅子が簡単においてある、時々南さんが来て、雑談するためだ。意外とここ僕を知ってる人が

時々来て雑談していくのだ。確かにスペース開けておいたけど…。後、ここは現在はギルド提携店として、ギルドショップのアイテムは取り寄せ可能となっている。…そうでなくてもダンジョンに

行って浮遊島のギルドカウンターシステム動かせばアイテムは手に入る。

「僕の方で、普通のほうはまとめたので、大体の理解はできるよ。」

「じゃあ、大体理解できると思う、一通りリセットして体験させたうえで、頭のほう。現在は2だと思う。」

 ヒュドラルートか…。実はドラゴンは3種類のルートがある、一つは属性別の地竜のルートと呼ばれる、硬さがメインのルートと普通の羽付きの属性竜のルート、そして最後がヒュドラ(多頭竜)

のルートがある。ここからがポイントなんだがその肝となるスキル”双頭”は実は高レベルになると、分裂してお互い別の体を持つことができる、そして、その間はお互い意識を共通して持ち、一個の共同生命体となるというものがある。但し相当レベルが高くないといけないし、HPは全員で共通となるので、かなりきつい、という事、これは七海さんとミーアで実証されていて、この機能で

楽園はランキングを独占した。七海さんがミーアを重宝してるのもこの辺で、各生産部門を統括でき、且つアイディアをすぐに反映できる才能のミーアと、自分と同じ際のをを持つモンスターの

ドリアードの七海は凄い意気投合している、で、この機能は僕も重視している、この機能を知って、投入しないのはちょっとって思っていた。それはリューネさんがも一緒らしい。でも2?

「どこに?」

 そう言うとリアの縦ロールがくねっと曲がる。確かに低レベルのうちは分離できないのだ。だからどっか…

「お母様。」

 にっこりと笑っているが、その目は笑っていない。なかなかいいキャラに育ったな…。

「う、うん、ごめん。」

 縦ロールが襲い掛かってくるのか…なんというインパクト。確かどっかで見たな、縦ロールドラゴンヘッド…。

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