8-22 第2次クラウドドラゴン討伐戦 上陸戦
「つうかこえぇ!」
シライたちはマシンナイトたちを縫い、そのまま天空城に突進していた。
「我らが守る!内部に入れるはずだ!」
ワイバーンと、その周りにある金色の靄が話す。説明によれば、聖女のダンジョンの精鋭たちで”ホーリーゴースト部隊だそうだ。それがワイバーンに取り付いて、飛ぶのを阻害せず、魔法から
身を守らせている、それに合わせ、飛龍も可愛く鳴き声を上げる、
「行くっす!」
「おう!」
そのまま飛龍は天空城に乗り付け、シライたちが中庭に飛び降りていく。それに追従するように勇者たちが天空城に飛び込んでくる。出入り口からはオークたちが飛び出してくる。
「このまま皆さん、押さえに入ります!
「というか、聞いた話じゃ、敵は3種類じゃねえのかよ!」
シライが建物ドアの縁に張り付く。
「身体魔境はダンジョンなんです、普通にリストにあるモンスターを今度は召喚開始するのです。ただ、これは身体魔境のレベルなので弱いのしか来ません、その上に生産で大駒が3種類なんです!ミカさん!」
「あいよー!」
近くの倒れたマシンナイトの残骸をつかむとダンジョン内部に一気に突っ込んでいく、そのあとを一気にメンバーが付いていく。それの後に続いて一気に走り込んでいく、それに合わせ、各勇者
達も入っていく。
「一番槍ですね…。勇者様、我々はこのまま他の勇者に場所を譲り、この通路を死守します。ミカは近くの部屋を確保。私が前に行きます。」
「んッと…こっち!みんな!」
「ミヤックさん大丈夫なのか?」
「大丈夫、ギルドのハイエルフだよ。はっきりいって私より強い。」
そういう間にオークたちの群れが水で流されていく。
「私たちはこのまま狭い部屋を死守して、部隊の退路を確保する。ミヤックと反対側を私が守る。」
「私たち、なんてところに…。」
「仕方ねえだろ、報酬が一人当たりなんだから。俺たちがいれば、かさましするだろ?」
「仕方ない、ピーちゃんたち、階段を探して。」
ミズキさん盾から鳥を放っていく。これは小鳥のモンスターで”ピーコック”というらしい。
「上下だって可能性ありますよね…。」
「けどあって、上下3階層、だから、階段があるはず…!」
名前:不明(未設定)
種族:クラウドドラゴンLV4
職業:なし
ソウルレベル:3
HP:---
MP:48643
STR:97
VIT:422
INT:263
MID:48
AGI:63
MAG:97
DP:25億DP
全長:24700m(本体25m)
スキル:身体魔境LV3、眷属生産LV3、雷魔法LV6、射撃LV4、飛行LV6、魔素栄養LV5、精神体LV4、追加武装LV2、MP自動回復LV6、外気法LV4、風魔法LV6、手当LV6
称号:難攻不落、天空城、竜の巣、大型、超大型、怪獣、大怪獣、島喰らい、都市喰らい(LV上限+10)UR
所持金:なし
精神体LV4 (特異系)
自身のHPとMPが統合し全てMPにする、HPを変動させる効果はすべてMPに影響する。
この時防御力による軽減は機能しない 必要DP 24万DP
雷魔法LV6 (魔法系)
雷王の力。LV5に加え 帯電、アーク放電、充電が使用可能。 中位魔法技術及び化学魔法。
必要DP成長のみ(要科学文明力LV8+魔法学校LV6)
TIPS:子供がうねる雲を見て”ドラゴン”みたいといったことが謂れの”古代超文明の空中要塞”普段は雲をまとい、積乱雲と一緒の形をしている、が自分の存在を感知されると相手が視認できる
限り攻撃する。攻撃は雲を使った風か城にある武装、召喚を使う。え?目の位置?知らない。
注!ステータスはコアの物、本体は測定不能。
「ニャーコ!」
「着地完了。やっぱり地面が恋しいにゃー。」
ドルカス隊の多くは最後のモンスターとサンダーバード隊の混成部隊に押され気味だった。各ダンマスがモンスターに指示していくも、マシンナイトが強く、あしらわれていくのが現状だ。
「ったく、人間って奴は本当に不便。ねえ、イツキ。」
「でも後見るよ、」
後ろには反対側から勇者たちが飛び込んでくるが、いくつかはドルカス隊に援護に向かっていた。
「分かってる。あんただからやるんだからね!」
こっちに数体のマシンナイトが突っ込んでくる。それを変身解除したミリーが腕力で抑え込む!
「でも聖女って奴、ここまで援護くれるなら、やってやるわ!」
「こっちは生産するにゃ!」
「俺は誤射させないように勇者を見ている、場合によっては。」
「分かったにゃ。」
そう言うとニャーコの周りから大型の羽蟻が数体、沸きだしてくる。
「上空の援護頼むニャ。」
そう言うと、羽蟻たちは飛龍の元に飛んでいった。
「俺たちはここで抑える、第一…」
「このままじゃ入れないじゃない。」
ミリーの本体の大きさが、この城より少し大きいのだ。仕方ないと思った。数体マシンナイトを抱えるミリーが頼もしく感じた。




