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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第6章 VSクラウドドラゴン
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8-18 リンクな冒険 NEO雑貨店は魔道具屋っすね

「ただし、NEO雑貨店って実は商品見たことなくて…。」

「じゃあ、見て行ってよ…。」

 と言ってもライターとかあと、牛乳。後何これ?

「この高いのなんっすか?」

「ああ、ここでどれくらい興味を引くかって試験的に置いてる。”マジックブリット”で銃だね。」

 銃?

「銃術ってあるんだけどそれに対応した武器は現在エクトネーゼ軍と聖王国軍軍用の”クロスボウ(連弩)”だけなんだよ。ただ、あれ軍用なので、ダンマス、又はオーパーツとして数点

銃を出そうってなったんだよ。」

 確かにオーブは安く売ってたな…。

「これは魔力をそのまま射出する銃で連射型。欠点は魔法耐性や魔法防壁に弱い事。後、魔力低いと、大したダメージが入らない。収束術が強いパターンは開発中、ついでにもう一方は

面接して、技量があるなら、売るってなってる、」

「もしかして、シングルブリット?」

「うん。あれ。」

「何それ?ミヤックさん。」

「先ほどの伝説の”従者”の武器で、それにファクターコインを使ったのが”聖銃シングルブリット”と言うものです、ある程度のスキルがあると武器作成ができ、ファクターコインを

混ぜることで、それに対応した武器ができます。例えば…ハナカワさんだと”花銃クロスボウ”って感じですね。または花の名前を入れれば”リリークロスボウ”って感じで作れます。衣装とか

型があればできるので、今のキラリちゃんの服はそのファクターコインを加工して作ったやつですね。」

「すごいね…。」

「これで勇者に自分たちの専用武器や防具を作って渡すことができますが。これも本来は目立たないスキルなんですよね…。」

「取る取る、そういうの待ってた!」

 ミズキさんが凄いワクワクした顔でこっちを見てる。あれはダメでしょ。

「後でSP込み、まとめて買った方がいいですよ。魔力変換。」

「本当に思いつかない名前ねそれ。」

「普通のスキルにもありますから、その中にも実はチートが紛れてるんですよ、ですから、よく解説は読みましょう。」

「侮れないね…。」

「そうですね、僕から依頼だしていいですか、金カードには指名依頼の機能があります。それで、このマジックブリットの威力チェックお願いできますか?後で返してください、試射はしてるん

ですけど威力が安定しないんです、」

「いいけど…。どうします?編成?」

「俺は前に出る、兄ちゃんは後ろにいな。で、行く所に行って。」

「はい、そこにイージーのダンジョンがあるので、そこにみんなで行ってください。」

「シライさん。」

「いやあな、やっとちょっと俺たちに光が見えたんだ。俺はやるさ。頼むな…勇者さん。」

「よろしく!」

 俺たちの勇者生活は今始まったんだ!


 と言ってみんなで行ってみて結局ミカ頼りになった。…ラストの鬼面大蜘蛛とか言うのきつすぎだろ…。がミヤックさんがあれでもほとんど、回復しかしてないのが気になる。

「さすがにあのクラスだと、今の勇者様だときついかな。」

「そうですね、皆さんだときついはずです。」

 そう言ってみんなにヒールウォーターをかけていく。

「と言うと?」

「ランク4中ボス認定ですね。あれ。普通に戦えばギルドだと、金級の召喚考えるレベルです。ですからめげないでください。」

「ついでエルフ的には?」

「あれくらいソロで瞬殺しないとネル様から説教来ます。」

「やっぱり、ハイエルフおかしい。」

 ミカの意見も納得するよ。でも…。

「そんなに強くなかったな。連射はあったけど、弱くて水鉄砲みたいだった。」

 シライさんが答える。

「分かりました。いいサンプルになりました。もう少し威力面とMPで再計算ですね…これきついんですよ…。後、報酬はお支払いします。GPに入っているはずで、ご確認ください。」

「おおー!」

 本当に入ってるというか、店主金払いいいな。

「あとは皆さん、できればここで会談しておくといいですね、一応これも重要な機能なので。」

「会談?」

 みんな知らないって顔になってる。そんな機能もあるのか?

「コアを連れて、ダンマス同士が出会うと発生するのが”会談”です、これによる契約はコアが認証するので、結構無茶でもお互いなっとくなら通ります。例えば条件付き従属とか

そういうのが可能です。なので、お互い、部屋に籠って約束を決めておくといいですよ、後悔がないように。」

 というか、ダンマスやれること多すぎだろ。

「じゃ、じゃあ、ちょっとコアのところ戻るから、」

 そう言うと3人は走っていった。…そして店主は銃を奥に持って行った。

「本当にひょんなことになったな…。」

「ですね…ただダンマスも人間だよ。神様が言ったらしいけど。」

「”ダンマスも、勇者もその存在である前に『人』であるべき。”だよ。」

 後ろを見ると・・・へ?

「神様?」

「ヤッホー、初心者君たち。」

「こっちでカウンターやってくださいよ。」

 ナオがあきれ顔というか、ここ神様がいるのかよ!

「サボるためにカウンター業務やるといったんだから、もっとサボれるならそっちにスライドする。」

「いいですけどね…。エレノアは調子いいみたいですけど、」

「こっちは処理が終わったら、少しこっちで休憩取って、それから作業に戻るから。」

 いろいろあるみたいだな…。というかナオ君とか言う人…魔王城の人だよな、神様と近いのか…。


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