2-4 次の仕込みまでの解説と化してみる感じ
ダンジョンの突破困難階層として、ジオフロント階層を用いるため、ここで持てる限りのDPをつぎ込む。このジオフロントの広さはどうも(ジオフロントレベルの合計)×2の乗数らしく
レベルとともに種類を増やせば増やすほど広くなるみたいだった。そして種類は一種類増やすごとに初期に20万の倍の40万。費用は2倍となる。しかもレベルアップ必要分も2倍となる。
これはいつか利益が大きくなるとみてる。が投資は欲しい。後確認したのが…。
「文明レベルってジオフロントダンジョンに影響するの?」
【します。】
「だとすると集落のレベルが上がるとどうなるの?」
【確認中…確認終了したしました。数が増えます。また、集落の影響で生まれた土地に集落の生存の建物を建てても領域が設定されている限り襲ってきません。但しレベルが上がるたびに
集落同士における敵対的知的生命体の集落が発生する確率が上がり、また知性は文明レベルに相当します。ただし、敵対的というだけで、説得等は可能です。ジオフロントの種類が増えた時
追加で、特殊集落が、間の多さに応じて増えます。例えば海と集落の境目に”漁村”が設置されます。また”海中集落”が設置される場合があります。これらはレベルによる割合で決定します。】
「ちょっと待ってよ。それだと、その敵対的集落を滅ぼした場合どうなるの?」
【規定されていない範囲(中間地含む)で集落ごと発生します。それらが存在しない場合、内部分裂が発生し一部が割譲されます。】
例えばゴブリンの集落ができて、そこをあのエルフの集落が襲って壊滅させたとき、どこかにまたそれと同じ集落ができるという事。ゴブリンでなくてオークの可能性も生まれるが、討伐
はすればするだけレベルが上がれば不利になるという事。うまく調整されてやがる。となるとまずは中間地を増やす=種類を増やしていくが正解か…集落増やし過ぎると後で痛い目見る。また
文明レベル上げていかないと…。
「個別に文明レベル上げることは可能?」
【条件次第で可能です。ただし最悪は10倍以上DPがかかる場合があります。】
「どういうこと?」
【ダンジョンにとってのみ、有利である場合、DPは得るのでなく失うに変化します。その上費用は多額になります。また文明レベルは許可された技術の数が増えるだけで、限界点に到達するには
時間がかかります。レベル限界点を超える技術は基本住民はそれらを思いつくことを阻害されます。】
そこも有利になり過ぎないように調整済みか…。がよく考えてみたらそんなにあのエアヴァンゲルの街は発展してないわ。が、どれがその技術なのか全然わからん。勉強まじめにやっておけ
ばよかった。生産チートで無双するにはいろいろ足りなさすぎる。がこれは一週間旅に階層増やしていけば又はレベルアップして、タイマーの時間増やしていけばいずれ宝箱なしでもやっていける。
これは算段ついてきたな…。なら、塩もそっちで作った方が速い。時間のたつのが速いなら・・・そっちで作らせよう。早速ゴーレム達に塩田道具を作ってる部屋の外に出して…海水の入り口と
蒸すために作った特製塩田部屋を作成した。これでダンジョン内で潮が作れる。食べ物作れる。おにぎり…あ、米ない。後領域DP配分増やしておこう。まだ開拓されてないから、結構な領域が
確保できる、今のうちにしておかないと…。
「とりあえず、私、畑やりに行く。」
「送るよー。」
そう言うとネルを転送しておいた。帰りはコアに監視さえておいて、こっちに伝達してもらってそれ経由のこっちの手動だ。さて、今日もユニークモンスターを作っては消してのデータ売りかな。
と言ってもほぼ儲けはこっちにない。というのも制作DPを0にするくらいしかもらえないから、消したDPにおいてさえそれを材料に作らないといけないからだ。今のところステータスは割愛す
るが コブリン、オーク、レプラホーン(土の妖精)、ピクシー、フェアリー、オークは材料不足。オーガは人間の数が足りない。が人殺しは能動的にしたくない。そのため断念。これに伴い。
ドワーフ(山小人)、フォバール(丘小人)、トロルとかはできなかった。マーメイド、魚人、半獣人、獣人も断念。まだ道のりは遠い。一応材料はあったので、アラクネは作れた。アラクネは
スタメン入りした。また、ゴースト(DPそのものを素体にソウルを入れた者)を作成、その派生としてバンシー、レイス、レイスメイジ、リッチ、精霊、大精霊を作成・・・素材の多くを失った。
そのため、倉庫はほぼなくなった。シルキーとかの家の精霊のメイド系を作りたかったが、必要素材に築300年以上の家一軒を要求されたため断念。最初に一体作らないと、DPで代用はできな
いためこれは失敗した。現在レギュラーとしてこのメンバーが働いている。がちょっと待て…そういえばあのダンジョン村(仮定)何か育ててたよな…あれが手に入れば違うのか?ま、まあ、後の
メンバー紹介しておこう。
名前:なし(未設定)
種族:アラクネ LV1
職業:モンスター
ソウルレベル:3
STR:42
VIT:22
INT:32
MID:42
AGI:53
MAG:68
本体スキル:糸作成LV1 再生LV1 双頭LV4 ランダムスキル2個
分体スキル:双頭LV4 織物LV1 ランダムスキル2個
称号:なし
所持金:なし
装備:なし
費用:40000DP
再生LV1(特異系) 自分のHPが徐々に回復し、傷が治る。必要DP 5000DP。
双頭LV4(特異系) 二つの頭を持ち独立思考が可能。スキルも二人分使用できる。どちらか一方が 死傷状態のとき再生するともう一方が新しく発生する。
本人許諾であるなら最大(LV+1)個頭及び上半身を生やすことができる。 HP,MPは半減させて共通。但しDPコストは増大。必要DP 2万DP
織物LV1(学習系)糸を結い、布を作り、衣装の作成ができる。ただし単純な物しかできない。 必要DP 4000DP
TIPS:人を食べ、取り込むことで人の体を疑似餌にして人間を誘い出すことに成功した魔物。本体は下半身の蜘蛛。上半身は再生可能。痛みもほぼない。取り込んだ人間を擬態側に権限させることが可能。アラクネは本来人名であり、区別上は”オトリニンゲン蜘蛛”に区分される。性格は織物スキの普通の少女であることが多い。統計的にですよ?人間の肉を好むが、理性優先。
彼女に織物のスキルを与え、絹糸と一緒のすべすべ糸を開発してもらう予定だ。下着欲しい。制作できればダンジョンの衣類関連は強くなるはず。というか習った授業(世界史)が役に立つとは…。
ついでに彼女たちには現在糸制作の練習の片手間に、ネルの園の管理を任せいている。天候が安定してるため、安定して食べ物が作れるだろう…・。但し、このままだと大したものができない、小麦の種とか手にしたいものである…がこの辺にあるのは大麦とカラス麦であり、小麦ではない。そこがきつい。一応パンは作れるけどね…。そういえば、農業と言うとネルの園では普通に比べて生育が早いらしくすぐにどうもオブジェにした”森の土”が栄養が減った状態が欠損状態と判断されて、DPでの修復対象になるらしいのだ。後は一定の気温で育つため、普通の半分から1/3程度の時間で製作できるらしい。ついでに”栄養付加状態”と”森の祝福”状態が付いた”森の土”を現在ネルの園の地面に使っている。この状態ただとその植物に適切な栄養が補充され、しかも成長スピードが上がるらしいのだ。で、この状態の土を使えばどんな植物でも”栄養満点”で育つらしい。品質が上がり、しかもスピードが上がり、しかも中では時間が2倍で流れる。ここで作った野菜は溢れかえるほどに得られるらしいのだ。らしいというのは、実は、野菜を食べる習慣がこの辺にないためか、まず農業と言っても”果樹園”が限界で、しかもネルの村のそばにあったいつも取りに行った”パルムの木””クレイブの木”が限界だったのだ…。ついでにパルムの木の実は感覚として”ピスタチオ”に近く…主食には向かない。が、絞ればオイルはできそうだ。もう一個のクレイブの木の小さく硬い実でナッツ系に近い感触である。ないよりはいいのだが…、これはみんなで肉がごちそうになりますわ。ただ、肉はDPを消費するため、時々ネルにねだられて出す以外では出していないし、塩つけて焼くのが限界である。その為、ネルの農業は実はちょっと腐り気味なのである。後は、あそこで栄養を吸って成長してるトレントさんがのほほんとしてる印象である。が、画像で大雑把で見ることができても干渉しにくいんだよね…。その為、基本ネルは暇だったりする。まあ、時々あの村に言って交流深めるのはいいだろう。
名前:なし(未設定)
種族:ゴースト LV1
職業:モンスター
ソウルレベル:2
STR:2
VIT:2
INT:2
MID:2
AGI:3
MAG:8
スキル:魔力体LV1
称号:なし
所持金:なし
装備:なし
費用:500DP
魔力体LV1 (特異系) 魔力で肉体を形成している。物理的に干渉する事ができない。代わりに魔法、または魔法のかかった武器でのダメージ2倍。 必要DP1000DP
TIPS:魔力溜りで人間が死んだ場合発生する可能性があるモンスター。人間を基としており、記憶もその元の人間に遵守するが、基本やることがなくて大抵。すぐに霧散して消え去る。
のでこれを発見したときは逆にレアで幸運。
名前:ヨミ
種族:始祖ゴーストLV1
職業:ダンジョンユニークモンスター
ソウルレベル:3
HP:42
MP:220
STR:1
VIT:1
INT:22
MID:34
AGI:5
MAG:42
スキル:魔力体LV3 闇魔法LV1 交渉LV1 吸収LV3 憑依LV1 鑑定LV1
称号:始祖の存在 姉御(ちょっと慕われやすい)ダンジョンユニークモンスター
所持金:なし
装備:なし
費用:1500DP
魔力体LV3(特異系) 魔力で肉体を形成。物理的に干渉できないが物体の魔力には干渉、自身の体 の濃淡も変更。魔法、または魔法武器でダメージ 必要DP1万DP
闇魔法LV1 (魔法系) 一握の闇、影絵、シャドウタッチの魔法が使える。いたずら好きなあ なたに良い魔法。 必要DP 2000DP
憑依LV1 (特異系) 自分のINTより低いMIDを持つ相手の体を乗っ取る。肉体を持
つ場合術者のの肉体は睡眠状態になる。睡眠が解除されると憑依解除 必要DP20万DP
交渉LV3 (学術系) 対象と交渉を行い、いい結果を引き出しやすくなる。但し、対象の INTと交渉レベルの影響を受ける 必要DP1万DP
鑑定LV1 (生産系) 対象を鑑定し、詳細を表示する。鑑定項目はLV×2個表示可能。、 対象は現在無生物限定 必要DP2000DP
現在、地図の確定及び舞台として斥候を雇っている幽霊部隊である。主に元貧民街の子供たちで、レイス以外は極めて子供である。現在は領主の館で噂集めを指せている。…が一週間たった今あまりいい結果は出てこない。流石子供。そしてヨミは現在娼婦のお姉さんらしいのだが…彼女にはゴーストの統括をしてもらっている。その頃の性格なのか不明だが黒いロングドレスに肩までの黒のロングヘア―。半笑いの目と半笑いの口が特徴的な一応始祖ゴーストである。初幽霊である。彼女にも情報収集を頼んである。が結果が出ない。というかよくよく考えてみると何がいい噂か、欲しい情報か全然指示してないよ。ただし、彼女には一日一回定期報告を頼んである。また幽霊のせいか…基本移動が遅い。が密偵と情報収集には役に立つだろう…。さて、仕込みをしますか…。




