表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
夏スペシャル シオバニラで休日を
204/1812

7-夏SP11 一応中は冷房完備です。

「ぷはー。」

 海の家の内部でビールを片手に…”NEO雑貨店海の家ver”内部から海の様子を見つめている。勇者たちも一部は海の遊びをしていた。

「ヨミは外に出ないの?」

「行くかよ?暑い。」

 足を自作の氷水につけ、テーブルに缶ビールと置いていた。

「・・・あねぇご。駄目だじょ?」

 あきれ顔の3歳児がメイドに抱えられ、抱っこされつつ、ミルクを飲んでいた。

「シャラ。お前、水着かったんじゃ?」

 着ているのは幼児用水着だ。

「南が忙しっくちぇね。今度はリーメ君見ぃに、行った。」

「あいつは…。」

「で、リューネは飲まないの?」

「ビールは私は飲めないないのよ。苦みがね。」

「で、それ?もっと怖いぜ?」

「清く正しいコーラよ。サイダー派なんだけどね。」

 リューネがテーブルに置いたコーラにアイスを浮かべ、外で遊んでいる勇者たちの様子を見ていた。

「こうしてみてるとさ。」

「何?」

「平和だな。」

「しょうでゃにゃ。」

 外で遊んでる精霊の子供たちとリアの様子を見ていた。傍には柳葉が付き添っていた。

「あんちゃみょ行きゃないの?」

「あたしが行くと…全員が熱中症になるんだって。」

 実際遊び始めて昼ぐらいになると、リューネの姿を見た兵士たちが全員停止してしまい、そのままずっと暑い日差しの中で止まってしまうので、倒れる人が大量に出てしまい。しかたなくこっちで

コーラを飲んでいた。ついでに…。

「いいじゃん。ここも悪くないよ。」

 ナオがコーラのペットボトルを持ってくる。これがあるため、リューネはこっちにいた。

「というよりナオ君が見てくれてればいいんだよ。私は。向こうはコクヨウでも…。」

「ありぇもまずきゅにゃい?}

「コクヨウの水着姿?」

 国王前だと当然メイド姿ではあるが、水着も一応、男性陣サービス用に用意してある。

「母上。戻りました。で、なんでわざわざこれを買いに行かせたんです?」

「待ってたよ。」

 来たコクヨウは普通のセパレートのフラワータイプの水着であるが…体形に関してはこぼれそうなほどの胸の大きさを誇る…。大きさを気にしていないのは、その訓練具合とステータスもあるからだ。

「食べ比べよ。」

 冷静にいう中、木の皿に置かれた焼きそばを全て並べていく。

「そうですか?」

「どうだった?勇者たちの様子は?」

「ああ、なんか黒い髪は珍しいんですか?」

「ん?」

「こっちを見る人が多くて。それとも焼きそばをいっぱい持っていただけですか?」

 なんとなくコクヨウ以外の全員が何が起きたのか、察してしまった。

「自信持っていいよ。後どうする?やることないよ?」

「監視員でもいいんですけどね?」

「そう言えば、ケイは?」

「あの子は…。ちょっと別の検証に入ってる。」

「何の?」

「なんかさ、ミーアの所で水着置いてあったんだけど”ビキニアーマー”の水中付与版の要求が来たんだって。で、一応ケイの鎧、女の子であの武骨さはないって、前に。ビキニアーマーパーツ。

って言うの仕込んだんだよ。で外してみたんだけど…。そしたら・・。」

「なん?」

「誰がそのビキニアーマー着るのかっていう…。」

「そりゃあ…。」

 全員が考えてみるが、思いつかないようだ。

「いやあね、通常の鎧の方は”ナオが着るつもり”テンションがあがったらしいのよ。でも、ナオにビキニアーマー?」

 想像したのは、あのナオがビキニアーマーつけて…全員が流石に赤面した。

「で、なんかすんごい女性らしさと道具の喜びの狭間で悩んじゃって。で、意外とモンスターって考え方が意外と体に引きずられるのよ。」

 実体験が染みた声に全員が、思い当たる節があるようだ。

「そうなんだ。」

「ヨミみたく、人間維持してるのも珍しいのよ?」

「しょうにゃんだ。」

「でもさ、じゃあ、ナオは?」

「・・・。」

 全員が、カウンターのナオを見つめる。

「え?」

「はーりす?」

「はい、回答としては、”ナオ”です。」

「え?}

「ナオ様は、ナオという種族です。」

 流石に全員が固まった。

「え?」

「ですから…。」

「おもったんだけどさ。それって恋人出来るの?」

 ギリギリ、ヨミが元に戻ってきたようだ。

「…そう言えば考えた事もありませんでした。そう言えばナオは、ナオだからどんな欲求があるとか…sサーチしなくては。」

「えっと僕…。おかしい?」

 店内には確かに人数は少ないがその全員がむける目線は…何とも言えない物を見つめる目だった。

「い、一応さ…。」

 リューネが元に戻って来るのに時間がかかったようだ。

「私もドラゴンだから、ドラゴンっぽい特性と性格があるのよ。勇者もそうらしいけどね、」

「しょうしょう。」

「だけど、その種族においても、ナオはナオでしょ?」

「ま、まあね。」

「じゃあ特性は?性格は?って思ったのよ。」

「ま、まあ…ね…。」

 特性は…レベルが上がらない事、僕が死ぬと世界終了って事だろう。まさか、その為だけに種族とか…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ