2-1 あれから一か月たち、街についたみたいだけど
ここだから第2章”エアヴァンゲル編”です。
「ただいま戻りました。」
「おかえり。慣れた?」
「よく分からない。」
「まあまあ…。」
あれから一か月たった僕たちは今、エアヴァンゲルから半日ほどにの森の入り口周辺にいる…と言っても組み立てたログハウス内部だ。村が全滅した夜、ネルと相談して、エアヴァンゲルに避難することにした。ただダンジョンモンスターとなってしまったネルはその時にやって欲しい事があってダンジョンに配置換えして、いろいろやってもらった。と言っても魔王城の掃除とか、木こりとかだ。ダンジョン領域は順調に広げつつ、一週間後エアヴァンゲルの入り口に到着、門番はいるが…運城壁は3.5mくらいと低くいかにもって感じだった。中は人の賑わいが多そうだった。一週間歩き続けたという設定になっている僕はそこで、門番に泣きつき、避難してきたことを告げた。そして門番に事情聴取された後数人の兵士が走って南に向かっていった。その間僕は近くの村にいることを告げ
最初の2週間はエアヴァンゲル市内の兵士詰め所で寝ていた。その間暇なので頼み込んで、軽く働く場所を紹介してもらい、パン焼き工房なる場所で仕事していた。どうもこの世界にはまだ商会がなく
小型店舗が散ら掘りある程度で、貨幣もある程度、国とエリンシアいう場所で流通が始まったくらいだそうで。通貨の広がりに期待したい。が、じゃあどうやって商売がと思ったらこのパン焼き工房
配給制だそうで壁の中に住んでいる人たちは一日二回焼かれたパンを受け取りに来るんだそうで、後は給料に応じて、領主の館で物資と交換するんだそうだ。でそこで働いて2週間、村の様子見てきた
兵士が帰ってきて、全滅を確認。そのまま住人登録となった。が、配給の関係上、エアヴァンゲル内部での居住は認められず、郊外の村で生活することとなった。一応紹介状持ってるが、まずは家が欲しいので、そのまま村のある位置周辺をダンジョン領域にしてで予定地を検索、そのまま家を建てた。と言っても、木を村から持ち出した斧をDPでコピーしたもので、切り倒して立てかけてログハウスを建築ただ、刃物はあってものこぎりはないので、そこがつらいところ。それでログハウス建築に…自分は体力ないので、エレノアに頼んで、木を解体してもらい、板を制作。そして2ッ週間かけて建築した。で、やっと立て終わったので、留守番のネルを呼び戻したのだ。説明すると長いけど動きが少なかった。が、その間DPはもりもりたまり600万くらいはたまっている。でそれを使ってまずは寝るとエレノアを強化した。そして、ルールの生活スキルを解禁した。そしてエレノアに吸収してもらった山賊の知識で、彼らの根城である洞窟を発見し、その奥にダンジョンを移設。ついでにお宝の武器防具とか食料は全部スキャナーしておいた。というのもどうもダンジョンは”異世界”扱いらしく一はダンジョン領域内ならどこでも入り口が変更できるらしい。ただしダンジョン領域で所有権の主張者がいない場合でないと吸収できないらしく、他の生きてる盗賊っぽい人たちの道具は吸収できなかった。いずれは退治して…。ともかくそれで盗賊の根城に少しだけ土を掘ってそこをダンジョンの入り口として海とつなげた。で、魔王城は山の村とエアヴァンゲルから見えない裏手に仮設置してもらった。ついでとおまけに盗賊の根城側は何もない洞窟風にしてある。たとえ見つかったとしてもしょっぱい水がある洞窟であり見つからないはずだ。ついでに魔王城移転一回2万DP、ダンジョン移転一回10万DPである。高い。 現状報告はここからがメインだったりする。でここまで来て村の情報を思い出すとこの辺一帯にある”オーツ”と呼ばれる木がある、とても硬い木で、見た時にすごい太い。なら、これを使ってゴーレムやトレントを作れば強いのではないか?というわけで、エレノアに斧を持ってもらい、ついでに今まで召喚したスライムを融合してもらって筋力は補った。でそれで作ったのが
名前:なし(未設定)
種族:オーツウッドゴーレム:労働 LV1
職業:モンスター
ソウルレベル:1
STR:42
VIT:35
INT:2
MID:22
AGI:12
MAG:15
スキル:木こりLV1、軽作業LV1
身体特徴:光合成LV1 魔素栄養LV1
称号:なし
所持金:なし
装備:500DPまで召喚時任意に設定可能
費用:4500DP
木こりLV1(生産系) 木を切るに必要な知識がある。レベルによって知識に差がある。
軽作業LV1(生産系) 簡単な作業を行う上での最適化が可能。レベルによってできる作業に差がある。
TIPS:木で作られたウッドゴーレムの一種で乾燥すると鉄より硬いと一説に言われる強い木材である”オーツ”を使ったゴーレム。普通の人間程度なら勝つ見込みがなく、戦士であっても
死ぬ可能性がある。ただ、戦士としての能力はなく、労働者としての能力が強い。力が強くて優しい性格。
ついでにかなり固く、力が強い。そして、身長3mである。大きい(小並)。 これをまず生産して、こいつに木を切ってもらった。でもこいつ一体にオーツの木3本使ったのは秘密だ。
でこれを使ってさらにオーツの木を伐り、10本必要だったがこれも作った。
名前:なし(未設定)
種族:トレント:オーツ LV1
職業:モンスター
ソウルレベル:3
STR:62
VIT:45
INT:1
MID:2
AGI:2
MAG:35
スキル:木魔法LV1 擬態LV1 栄養成長LV1 ランダムスキル2個
身体特徴:光合成LV1 LV成長LV1
称号:なし
所持金:なし
装備:なし
費用:25000DP
TIPS:オーツの木の化けることがある、オーツの木の精と言われる木人。エルフが住むという森近郊に存在し、エルフを守護する。性格は温和で自然を愛する。ついでに貧乳派でエロフは異端だと思っている。増殖に関してはオーツに魔力素が大量に吹き付けられると自然発生する場合がある。
木魔法LV1 (魔法系) 植物成長促進、土壌改良、蔓の鞭のセット。植物を愛する人向けの
魔法セット。中級魔術 必要DP 4000DP
栄養成長LV1(常時系) 得た栄養の一部を経験値として換算可能。スキルもまれにレベルアップする。 必要DP 2500DP
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となった、
「意味は分からないけど、ナオはすごいと思った。」
名前:ネル
種族:始祖エルフ LV9
職業:ユニークダンジョンモンスター、農家LV9
ソウルレベル:LV3
HP:58
MP:62
STR:52
VIT:82
INT:43
MID:75
AGI:92
MAG::42
必要DP=247000DP
スキル:木魔法LV2、農業LV4、解体LV2 弓術LV1 林業LV1、教示LV1 色白の美形LV1 アルマッサン語LV1
称号:始祖の存在、ナオの眷属(忠誠度+)ダンジョンユニークモンスター
所持金:なし
木魔法LV2 (使用系) 木魔法LV1+(草の輪、絡みつく蔦、森の祝福)のセット。植物を愛する人向けの魔法セット。 必要DP 2万DP
農業LV4 (常時系) 農業を行う上で必要な知識を持っている。(育成、苗制作、手入れ、収穫、土壌改良)の知識。中位知識。収穫量をかなり良くする。 必要DP 4万DP
弓術LV1 (常時系) 弓の扱い方を理解している。戦闘で弓がうまくなる。 必要DP 4000DP
林業LV1 (常時系) 木こり、木細工、実採取の複合技能。レベルアップとともに習得項目 が増加。上位知識。必要DP 2万DP
教示LV1 (常時系) 持っているスキルの生産系スキルの知識で授業を行うと、
全行程教授時、時々そのスキルを聞いたものに与えることができる。 必要DP 2万DP
色白の美形LV1(常時系) 肌が、一段階白くなり、他種族から美形に見えるようになり、対象が 好意的になる。ただし好感度がマイナスである時、ひどくなる。
必要DP 2万DP
この世界にはエルフという亜人はいないらしく、そのままエルフの祖となってしまった。この際だから色々入れてしまおう。という事になったが、取りあえず農業がこの世界に薄いので、それだけ
入れて、あとは本人の才能となった。弓は、実は村にいた頃にお父さんの狩りについていき、覚えたらしい。林業も同じ。魔法は好みで付けた。じゃあ、なんでエルフか…。と言うと単純に”異世界
と言ったらエルフのお姉さんとモフモフだろ!って事で勢いで作った。後悔はしてない。ついでにエルフと言ったら魔法なので、魔法もつけた。勢いって素晴らしい。ただ、髪は普通にぼさぼさであり、純朴さがうかがえる。が、前の黒上期から金髪になり、耳も少し尖っている。時間があればちゃんと知識を教えていく。こういう世界での知識はすなわち力になる。その中でも…。
「魔法が便利、これが偉い人の感覚…。」
と、初めて魔法を使った感想が印象的だった。




