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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
1799/1803

29-198 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 知識人による解説付きのダンジョン1F

 ダンジョンを歩き、最初の1フロア目はウサギである。ダンマス曰く”客寄せ用生き物”だそうで。値段も安くて、食いでがそこそこで…丸焼きし調理法がない。んで、リッキー君が聴いてよし、異世界転生名物コショウたっぷりウサギの丸焼きってやったら、辛すぎて苦手と言われたトラウマモンスターである。ついでに研究所の人曰く、当然だそうで、コショウも”コショウに慣れる”という行為が欲しいらしくそうでないなら毒の一種を笑っていた。んで、当然石畳の上に兎だと爪の部分がカチカチ言って、接近が分かる。そしてこのダンジョン暗いだけで、実は暗い所のかなりの場所に草を生やしてある。これが無いと兎が食う物なくて死ねるので、これが維持費となる。ダンマスの目で見ると、定番モンスなんやな、ウサギ。なお角付き兎は”魔物”であり、無茶苦茶遠い場所の事もわかる有能偵察モンスターで、すぐ逃げるのが特徴。憶病である。山狩りすれば捕まえられるそうだが…ダンジョンでは行き止まりもあるので、運がいいなた捕まるらしい。ただし凄いお高いので、ウサギ度同数には出せないらしい。ドロップも渋くて、”ウサギ肉(調理済み、5%)”が地面にそのまま落ちる仕様であり、運がいいなら飯の種らしい。軽いらしいしね。んで、階段は地図を貰っているので、そのまま降りた。ついでに配信の際も1Fは写さない契約となっている。ウサギを棒で撲殺とか絵面が悪すぎる。動物愛護協会と戦う方が早くなってしまう。そして2Fは…お、あれか…スケルトン。確かに標本の骨だけ存在が歩いてる。さて・・・ん…あれ?

「あれ、素手だとヤバくない?マジで。」

 モンスターの動きもとろとろと言った感じの緩慢さで、よろよろと武器を振り上げ振り下ろす時だけ光速って感じの攻撃だ。会費は容易で子供でも勝てる。が骨って…スカスカなうえに意外と各所がとがってる。叩いたらそのとげに当たると刺さらないかあれ?こうゆっくり考えられるほど…ゆっくりだ。これを最強兵団に作ったダンマスもいると言うが…これはこれで、凄いことかもしれん。そっと後ろに下がると、またよろよろ歩いてくる。武器があるなら楽勝だろう。ついでにこのモンスターは浅草ダンジョンの2階出現する物と一緒だ。ドロップも”魔石(1g。5%)”らしく…ダンマス曰く兎よりドロップがショボい。しかも魔石って非常に脆くて子供が指ですりつぶせる程度の強度しかない。そしてそうしてしまうと霧散する。向こうではこれを大量にギルドが買い集め…固めて圧縮して販売している。それでも1000個の魔石で魔石塊1gという…非常に効率の悪いもので、こっちでは謎の物質という事で各研究所が買い集めている。

「まあ、殴るか。いや蹴る。」

 というわけで助走して足裏でキック。敵を倒すと、骨ごと消滅する。これもダンマスの設定で決められるらしく…ウサギも死ねば消滅する。そして解体済みがドロップする。なお、その解体は私がネットの”ジビエの楽しみ方:ウサギ解体動画”を見て見よう見まねで隣の奥さんと共同作業でやって捌いた。ついでにこういう解体はスキルはあるそうだが解体の知識が頭に浮かぶだけで、いい道具はない為に…うちのキッチン包丁でさえ、向こうの解体のプロよりうまい解体ぐらいらしい。当然、ドロップ話、しかもあっても1gの小さいダイヤモンドのかけら並みで増量も検討したがある問題があって、1g(ほぼドロップなしと同義)となった。それは私もそうだが1gとか10gの落ちたら砕ける魔石なんて暗闇で見分けがつくわけがないし、あっても地面に落ちたら砕ける。研究所とかが買い付けを1g3000円としているのは、その運搬とか気を付けないと拾って帰るまでの間に…大抵は消滅しているからだ。なのでむしろ拾えたらラッキー程度だ。でもまあ…戦って気持ちのいい物ではないな。奥に行こう。

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