表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
1794/1810

29-193 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 儲けがあるなら投資もある

ここからまたN&D再開です。よろしくお願いします。

 私達が出かける予定もなくなり高林家のダンジョンにお邪魔させてもらい、訓練がてらにボスも出してもらってガチャを回していた。当然謎のダンジョンであるガチャダンジョンはかなりバズって民間…会社問わず探索部隊が結成されて、特定判が調査をしていた。が、それも計算して地上関連の映像は・;・どうもギルド側で全部差し替えたそうだ。タイムスタンプごと。なんというか無駄に這クォリティだ。ただしガチャダンジョンへの調査隊の方も派遣が難航していると時美さんに聞かされた。ガチャダンジョンでの就労規則が…固まらないらしい。行かされる側としては当然ガチャダンジョンのアイテムは全部自分の物にしたい。研究機関に売るだけでも相当大金が手に入る、が国としては当然研究が一段落するまでは外に出したくない。

「来たぞー。」

 こういう時は営業の楢原。覚えた。

「そう言えば一部のダンジョン産アイテムがオークションサイトで売られていたな。ほらあれだ、異世界物の定番でダンジョン内部の物でかなり高値で落とされてたな。」

「うちも研究費捻出で、出してみます?」

「あるか?」

「スキルオーブはダンジョン外に出せないですし、スキルはダンジョン内でしか使えませんからね。」

 そう、外の道具を売れば当然資金になる。ただし職員とばれない…出来るか?

「んで、聞きたいけど、…。」

 一応説明してみたが、どんどん顔が…呆れに代わっていく。

「第一さ。見たか。なんでも今、記念品で売れてるんだぞ。何出してもだ、そんなときに貴重品…ガチャ玉の偽物も見ろ…ここじゃ、ネットダメか。思い出した。ギルドから連絡あって、ここ、拠点化するってさ。」

「え?」

「この辺地域の徹底調査込みで、穴掘って、地質調査、温泉あるなら水質調査。後、高林さんには民宿用の事業許可書と後食事出すなら食品衛生法とかもろもろ。」

「なにそれ?」

「ここのダンジョンは要求が多いって言っただろ?特に企業案件が多い。んで、どこぞかの人攫いじゃねえけどここにギルド支社と、ついでにいろいろ引いてで、この辺一帯の大規模地質調査もやるってさ。」

「なんで?」

「これ、他の15のダンジョンもやれる場所は全部やるってさ。浅草は無理だけど。」

「やるの?」

「ほら、ダンジョン出来て周囲の土の成分が変化するかとか、いろいろあるんだと。んで、調査しないといけないんだと。あと時美さんが言うには…国関連も時美さんにアプローチして、公安が走ってくる事例がもう10件あったんだと。それくらいダンジョン関連はきな臭い。」

「最悪。」

「アメリカは…軍用基地の一か所をダンジョンのある位置に変更しろってうるさいらしい。安全も確認してないのに渡せんと・・・突っぱねてるらしいがな。」

「で、調査すると。」

「まだ議員の中にダンジョン壊滅派も多いんだ。悪い要素を見つけて…破壊方向に行きたいんだと。でも破壊できないダンジョンもあるけど…。」

 いやな事だ、内部が善良なダンマスでもそんな敵対心あらわに刷ればどうなるかわからんぞ。

「それも含めガチャダンジョンも調査だ。小さいけど拠点化…又はそれに伴いインフラ全部国持ちで引いてくれるけど…高林の爺様に話を

通さないと不味い。んで交渉して欲しい。俺と一緒に。」

「めんどいって、絶対。」

「仕方ないだろ?最悪国家による強制執行アリだぞ、今回の件で法律も決まってないんだ。最悪新法成立からの強制収容まであるんだ。その辺も説明にな。」

「分かった。行くわ。木が重いわ。」

「俺もだ。」

 ダンジョンに人が来て稼ぐだけでなんでこんなに面倒なんだ?本気で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ