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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
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29-190 N&D秋 力士の売りはすり足

「知ぃ!ハズレだ!逃げるぞ!」

 ハズレらしい。信二の奴もあったんだろうか。となるとか逃げるわけにいかんか…。私は脚を大股に開け中腰の対背になると一気に突っ込み、見える最初の位置に全力で張り手をすると、そのデッサンゴーレムを吹き飛んだ。周囲を巻き込んで飛んで、そして数体は霧散した。そのまますり足で一気に寄ると又も一撃である。そしてデッサンゴーレムが周囲の敵に押され、体当たりするのを無意識で張り手で払い、返しにその胴体に張り手を出し…吹き飛ばして数体を始末した。

「な!」

「何ぃ!」

 一番前の武器興亡の社長さんの叫びが聞こえる中、すり足で一気にすり寄りそして張り手の芯の通った一撃を相手に叩き込む。なおこれ、ステータス差で普通に返される攻撃ではある。ついでに…私が何回かエルマさんに稽古をつけてもらったが全然勝てんかった。が、雑魚チラシぐらいならできる。

「え?いや、どういう事だ!?」

 そう言いながら、すり足で近寄り殲滅していく。最終的には攻撃を張りて防御でいなし、返しに張り手でのしていった。敵が遅いからできる芸当である、決して良い子はマネしてはいけない。そして20分もたつと…みっちりいた敵は全て、消滅していた。

「え?え?」

「どうです?それなりでしょ?」

「え?あ?」

 これに関してはリッキー君が実は検証していた。彼はゲーム関連に強く話を聞いた感じ、いまだ開拓されていない要素として、制限数=ステータスとかに強みがあるという式が認知されていない可能性があると言っていた。なお力士は強めの武器制限と防具制限の二つ制限がある。格闘のみ、こぶしを握るのも禁止。足技も基本投げ技以外禁止。非常に射程も短く、なおかつ衣装制限は入手難易度も高く、その代わりに私の腕力は1,1トンほどもある。ついでに利作るようスクラップがミトン系防具さえつけていれば鉄の塊のスクラップを変形できる程度には腕力がある。80%でもだ。

「もしかして非常に強いとか?」

「一応冒険者ですから、そういう切り札を明かす事はないですよ。」

「うーん説明と言ってもダンジョン内は意味不明…ですからな。一度帰りましょう。出来れば…伝授願いたい。武器防具を作る際の耐久力次第では我々の制作は180度変わりますから。」

 なんか思いっきり目が真剣だった。

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