表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第5章 ???の章(タイトル公開は章終了時)
179/1805

7-17 チケットの出所

今回ドルカス視点です。

「で、私たちに何か用?」

「おう客人。」

 ドルカスが魔界を出て訪れたのはある3人組の旅人たちだった鉱山が珍しいとかでいたのだが…こっちがダンマスと分かったうえで来てる、奇妙な連中だ。

「あんたら、ダンジョンは知ってるよな。」

「うん、知ってる。」

「で、魔界は行ったことあるか?どっかの雇われでいい?」

「ん?魔界?あるけど何?」

 白い髪の女が答える。

「あるか!じゃあ、クラウドドラゴンは聞いたことあるか?」

「は?何それ?」

「リューネちゃん。そんなのいた?」

「いえ、母上、私も聞いたことないです。」

「いやあな、あんたらにもらったチケットあっただろ。」

 そう、この3人組に魔界一日チケットを武器の代金にもらっていたのだ、今は意匠の付いた飾りサーベルを代金で作ってる。が…。

「うん。」

「あれで浮遊島行った時に神様に会ってな。」

「はあ?」

 流石のこの女も、驚いたようだ。俺も驚いた。

「まず、あのチケットで浮遊島行けたの?」

「ああ、選択肢に入ってた。で…そこで、”懸賞首”の話が出た。それが”クラウドドラゴン”で、そこの奴が言うには”手順踏めば勝てる”だそうで、魔界の情報が欲しい。行ったことがあるなら

なおさらだ。」

「それってどんな奴?」

「雲だ。」

「「「は?」」」

 まあ、当然この反応になる。

「その店主が言うには”たまたま雲に鑑定したらモンスター名が出た”だそうで。そいつの事をレイドボスとよんでいた。」

「「「レイドボス!」」」

 三人の声が上ずる。

「やっぱり8が実装された時に何かあると思ったが、やっぱりあったか…。」

「中断していく?」

「母上。」

「知ってたのか?」

「うーん、浮遊島ができた時に私たちが行った理由がそれ。その時は何かあると思ったけど何もなかった。で、みんなでバーベキューして。」

「帰りました。」

「じゃああの写真の奴は。」

 意味は理解できた、こいつら魔王軍だ。が、それでも構わねえ。どうせギルドカードも積んだ。利用し尽くしてやる。

「となると、あれは偶然なのか?」

 というか…。たまたま雲を鑑定するのか?

「でも8ですよね。5でも苦戦するのに…。」

「うん。」

「え?」

 コクヨウの言葉にドルカスは驚いて顔を上げた。

「私が知ってる基準だと、5でワイバーンの巣が出てくる。で8は思いつかない。それ位には強い。」

「そういやあURだのSだの変な記号の話してたな…。であんたらにそれの討伐協力を頼みたい。報酬は賞金の頭割。15億だ。俺たちは6名で行くから、お前らのダンマスの分が加わる。」

「15億!」

「これは成功報酬だ、それ以外に今回の発注武器の代金はいらねえ。協力してくれたら。」

 ダンジョン経営にとってこの金額は大きい。

「これはパワーアップのチャンスね。」

「だね…私はいいわよ。」

「いいですけど雲ですよね?」

「空中戦か…。」

「それだ!」

「ワイバーンの巣があるのか?」

「うん、魔界にはモンスターが出る、で、その中にワイバーンがいる。空中を飛ぶウザいやつ、」

「これは今日だと足りねえな…。今度武器も作らんといかん。二日に分けて、まずはワイバーン手に入れて、」

「魔界って持ち込みOK,持ち出しアウトじゃなかったっけ?」

 鎧の子も珍しく参加するな…。みんな詳しいな…。

「うーんそれが穴が空いてる。、これは全員合意で。それが”眷属化”。ユニークの枠も食うので、これはOKになってる。ダンジョンにとってユニークの枠は死ぬほど大事なので、これを開ける

のがかなりつらいって意味で空いてる。」

「それか!」

 5枠であとはDP払って買うのだが、凄い高いんだよあれ…。じゃあ、それでワイバーン捕えて…。

「ただね…なんか怪しいのよ、雲がボス?空中戦?」

「これは只でとは言わないけど、参加報酬はいいから開けたダンマスのところ連れて行って。そいつが見てみたい。場合によっては援軍持ち込む。」

「魔王軍のか?」

「ばれてた?」

「写真の話は有名だからよ。驚かねえよ。が、そんな魔界の常連って奴でも知らないのか?」

「一か月前。そして捜索はしてるんだけど、無理だった。でそれが本当ならそいつがランク8のボス。」

「ぼす?」

「ボス。ランク4だっけかな、それ超えると、ボスがいるようになる、雑魚とボス、これは町でも、もれなく出る。が基本中立なのよね、全員。だから魔王軍は基本、敵対生物以外は

戦わないことにしてる。」

「モンスターだらけでゲームみたいだと思ったが…。」

「それで合ってるけどって奴。彼らも生きてるからね…。でもまあ、そんな雲がボスなんて考えないわよね…。」

「それは思いました。私も横切ってるはずですよ。」

「ん?」

「あんたらのファクター聞いていいか?無礼とはわかってる。」

「ああ、私は竜。ドラゴンよ。」

 リューネが答える、

「これはいい援軍だ!がとりあえず、入り口はこっちだ来てくれ。」

「分かった。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ