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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
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29-168 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 秩父鉱山

 そして安曇野から近い…秩父鉱山ダンジョンに向かう。こっちは一日で付いた。

『これは…すごいな。』

 そこは綺麗に整頓された鉱山であり…高さもすごい高く、そこは建造物に見えた。そして、私達が来ると二人の…工事服の男性が立っていた。

「案内に来た。大木田と言います。こちらが専務の福島で。」

 二人のお時宜に私達も例をする。

「人払いは済ませてあります。ですが、内部でどうなっているのかわかりません。確認が取れて以降…この入り口を閉鎖して…小駒元廃坑ですんで。」

「分かってます。地図さえ頂ければ行ってきます。機械の方は…

「こっちで動かしますが…外にモンスターとか言うのが出て来るなら…。と坑内ではこれを…。」

「その時はそこで帰ってきて…自衛隊を要請します。また…今日一日で帰らないなら…自衛隊による捜索依頼を…ギルド経由でお願いします。」

 そういうと、とっとと私達は坑道内に入る。高さも相当高くてまるで立派なトンネルみたいだ…。私も高山の中に入るのは初めてで…興奮する。

『でもだるいな…もう一週間になるのか…魔力の補充も難しく、しかも日差しが…。』

『これでも結構速足だからね。』

 エミルの方が日に日に弱っていくのが分かる。今では歩いていても顔が、病人見た良く青い。が…いないと困る。

『こっち、何かかなり遠いから…これ乗っていくよ。』

 指さした先にはゴルフカートみたいな小さい車がある。

『これは?』

『坑内歩くだけで一日かかるから…この乗り物で移動するよ。元々は管理者用の乗り物だってさ。』

『あの男たちは来ないのか?』

『案内でもいいけど…交渉まで聞かれる方が怖いじゃん。』

『分かった。これも乗り物なのだな、自動車か?』

『自動車には自動車だね。さて、行こう。』

 二人で小さいカートに乗ると…電気は通じているようで明りは何とかなるが…それでも結構緊張しながら運転していた。

『すまないな、魔法が使えるなら何とかなるんだが…。』

 まあ、スマホで会話しているけど…まあ、うん。こっちがメインか…。

そして…30分もすると…どうにか坑道最奥のひとつ…の場所につき、地下へのエレベーターを使い奥地につき、…ん?

『臭いな。』

 そう、悪い予感…改め、実感だ。

『これもしかして…。』

 エレベーターから出ると、鼻が曲がるくらい臭い…アンモニア臭がする。

『…大方、スタンピードより問題がひどくなってる。』

 エルマの方も諦めた顔だ。意味が分からん。

『どういう事?』

『明かりをつけてくれ。大方…そこでわかる。』

 私は、近くにある発電機のスイッチを入れ…20分ほど待機して…なんかすごいギャギャ・・・騒がしい音がするぞ。そしてこの段階で理解できた。そう安曇野の…発展型の事が起きていると思ったが…

『これもしかしてゴブリンが?』

『大方…ダンジョンから物を持ち出して外側で居住区を作ってる。こんなに広いんだ。城塞化してる可能性がある。そして…ダンジョン外だと私達は何の役にも立たん。』

 ファンタジーでいうスタンピードなら…モンスターが襲ってくるだけで、自衛の準備なんてしない。

『スマホの…これ高い奴だから行けるね。明りを付けて…エミルはエレベーターで待ってて。』

『何を?』

『せめて現状を撮影しないと…今後にどうにもならん。』

 せめて…あれか…免許ないけど私有地内だから…ショベルカーの…確か、キールームがあるはずだから…キールームのカギはこっちが持ってるから開けて…ショベルカーも起動してから明かりをつける。一気に行動が明るくなると、奥の方がで凄い叫び声がする。もうスマホは撮影モードにしてある。そしてショベルカーを動かすと倍率最大にして…一気に発進させた。これが…ダンジョン史に残る激闘…秩父戦役の始まりだとは…私も含め思わなかった。

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