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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
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29-145 N&D夏・ミミック 選べる代わりに無理難題

 この話をしてもらった夜に…ある相談をされて…リッキー君を中心に…全員で会議を開くことになった。それはオウルさんへの支払いの件だ。実はモンスターとかの種類を売る、モンスター取引と言う物がある。今回代金の支払いとして要求されたのが、今までの代金大体25万DPか1/1フィギュア一つ、かモンスター一体である。当然それなりに価値のある物でもいいが…実は、エルマさんの所のモンスターの種類はそう多くない上に…上層部の命令でそのモンスターの多くは出品不可能となっている、となると25万DPとなるがそれは…実は前に出したリサイクルショップの商品でのDPが32万…、それと同等の商品を大量に持ち込めば運がいいなら…支払いはOKだと言える。がここに時美さんからのストップがある。それがダンジョンによるコピー機能を警戒して、時美さんの許可なしに道具支払いはできない為…これによる支払いは急には無理だ。連絡はつけてもいいが、こっちのリスクが大き過ぎる。となると1/1フィギュアではあるがこれはエルマさんが直々に支払いには使えないと明言している。これに流石に…まあ時美さんの件を伝えた段階で、エルマさんから、こっちでどうにかして欲しいと言われたわけだ。

「卑怯だよな、今までの支払い全部よこせとか。」

「いや、私が聞いたところですと…あの河原の値段らしいですよ。」

「河原の?」

「はい、河原の排水、供給システムすべての販売だと。応用すると川とか作れるのでこの金額だそうです。」

「規模がでけぇのか。ちいせぇのか全然わからん世界だな。んで支払い25万DP。前の話からすると10万円で買って来たリサイクルショップ買い占めでこの金額だろ?10万双頭の逸品もダメなんだよな。」

 大沢さんの説明に苦い顔してる。

「一応彼らが夏休みに車までは河原で涼ませてくれる代わりに支払いの手伝いのアイディアが欲しいって話ですからね。」

 そう、少年たちがこっちのダンジョンを中継して…ガチャダンジョンをしてくれる合間にこの河原を出して涼しむ許可を貰ったのだ。というか、改築にあまりコストがかからないので、このくらいは安いそうだ。とはいえ、ここはど田舎人がほとんど来ない、DP収益低めのダンジョンだ。いきなりゴブリン25万体分の金額払えとか…無理難題だというかこっちを頼るしかないという。上層部も…地味に資金がかつかつでオウルさんの場所みたいに資金は潤沢でないんだという。

「で、支払方法三つとも塞がれてるのに、支払う方法考えてくれって事だろ?」

「そういう事です。一応おエルマさんも購入する際に一番安い河原系をチョイスして購入したそうですが…浄化システムと水10トンも追加で購入してるので、それなりに高くついたと。」

 どうもあのオウルさんのダンジョンルーム販売というのはダンマス憧れの一流建築という奴で、それなりに金額がかかるそうだ。当然これ以外にも三つほど部屋のテストをして買うという話もあるが、どう金額退…より高くなるので、こっちが資金を払わないと購入できないらしい。

「高いエアコン代だな。」

「一応工夫すればそこの水を回復する水にしてもいいそうですが。」

「それはそれで頼んだ。とはいえ、こっちが代金支払うんだろ?どうやって支払うんだよ!?金を出すのもダメなのによ!?」

 楢原が声を荒げるのもわかる。金を払わないで、代金支払えとかいう無理難題なのだ。

「一応さ、あるにはあるぞ。」

「なに?」

 リッキー君が…スマホからあるモンスターを見せる。

「モンスターを作るんだよ。」

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