29-143 N&D夏・ミミック 惜しキャラフィギュアが動いて欲しい欲望
楢原が忙しく作業しているときに、何故かリッキー君によって持ち込まれた1/1ヴィクトリアメイド人形を前に、ダンマス二人とシルキーさんたち…なんか違うな、わたした寄ってみると、シルキーさんが近づいて、こっちに
『通訳します、いいですか?』
「お願いします。」
スマホを持って行ってきたので、こっちの作業部会に参加する事にした。
「これのいみがわからなくて・・・。」
「これは…色々報告して大丈夫なのかのぉ。分からん、非常にわからん。」
「この人形自体を購入できませんか?そちらのお二方もそれを望んでいるようですし」
オウルさん側は、この人形自体に興味があるみたいだ。
「い、いや…上層部の。」
「お伺いを立てて欲しいんじゃ。」
「うーむ。」
「説明してくれませんか?」
研究員の二人とその横のシルキーも悩んでいるようだった。
「いくつもあるんだよ。衝撃の事実がよ。喋る1/1メイド人形計画が遠のいてな。」
「…相談がいるなら、後日でいいんじゃないですか?それより、あそこの楢原がかわいそうなので、早く食べてください。」
楢原もこっちを困ったという顔で見ている。バーベキューは火力を止めえないから、焼いた肉が焦げるんだよ!
「とっとと食べないと炭を口に突っ込みますよ?」
「あ、はい。」
そういうと全員で、バーベキュー会場に向かった。歓待に使った金額もある。山の中だと肉食う機会も少ないんだ。とっとと食え。というか…
「美味しいですな。」
「いやあ、実は営業で誘われることも多くて、中に奉行が多くて、色々教わったんすよ。」
楢原さんと高林のおじいちゃんたちがバーベキュー台を囲み…そして、肉を食べていた、意外と健啖家って感じだね。というか、私も肉をつまむか…。
「焼きそば行くか?」
「早いでしょ、仕上げには。」
いきなりフィニッシュ目論むな、こいつは




