29-132 N&D夏・ミミック 夏が恋しく、川も恋しい
士荒くは夏スペシャル”ミミック ザ キャリー”となります。よろしくお願いいたします。
「雪飽きた。」
「この時期しかたないでしょ。」
私も呆れて、浴衣のまま、家でこたつに入っていた。当たり前である。毎日ダンジョン内の同じエリアを往復もすれば精神を病むし、そのダンジョンもランニングして帰って来ると、大体3時間ほどでボス倒してコイン回収して帰ってこれる。一応スタンピードの実績はないし、ダンマスの差直県なのでさぼってもいいが、私のスキルは毎日一回土俵を使われる前提のスキルだ。まあ、15日文化、10日分のバトルが終われば実は間を開けても良い。というのも本来の相撲でも毎日バトルしてるわけでもなく、一月か2月に15日バトルすればよく、後は修行だ。その中には食事や練習もあるだろう。なお私にはこう見えて事務作業とかあるし、買い出しも頻度が上がっている。
「楽しいこと思い浮かべようぜ。」
「一応小川が流れてて、ダンジョン領域に一部注いでるんよ。水。だからそこそなんよ。」
夏の娯楽、河辺遊びはこっちに来てから教わった、霊の夜逃げ社長は知らんが私は一人で、小川です筋んだものだ。
「ちょっと標高も高いんだっけ?」
「山の中ですからね。当然。」
3年もここに暮らしてて、一番夏で暑いのは山から下りてホームセンターに行く際の道路と車の中だとは言えない。
「とはいえ、水・・・流してるのか?」
「ちょっとね。水もなんか他のダンジョンに売れるらしいからあるならって言われて、研究所との間の用水路に流してる。」
今でもダンジョンと研究所がつながっている領域の細い線は維持されていてそこに水を流してるわけだ。ついでに個の川上には取水ポンプ(電動)があり、それが高林家(兄)の水源にもなっている、家と弟さんの家の方は裏手に井戸があるのでそこを使っている。どうもあの小川はここの前の住人が田んぼを作る際に他に入れていた水で飲むというのははばかられていたらしい。
「…やっぱりダンジョン内に入らねぇ?」
「最低でも風は来ないっしょ。」
今年は特に寒く、2月では豪雪だった。外に出られるが、出たいとは思えなかった。。
『いらっしゃい。』
「いいですね?そこ。」
『なんかあったの?』
守衛みたいな…警察みたいな服を着ているエルフでもあるエルマさんは椅子に座って今日もダンジョンを挟んて動画を見ている。さいきんはVチューバ―の映像が好みだそうだ。
「寒いっす。」
「で、あったまりに来た。」
『入って。』
内部では研究所となった数人の研究員が謎のカタログを見ている。というか研究所は狭いからね。
「どうした?」
「外が寒くて…怖い。」
「というか、お前ら何やってるんだ?仕事はまだとは言え。」
「ああ、これ。取り寄せてもらった1/1フィギュアのサンプル。」
「あれ、費用がしい百万とか聞いたぞ?」
「でもほしいじゃないか。売れそうとかあると思うぞ。」
実は、研究員の多くは結構アニメとか好きだったりする。研究職入っては何だが暇だ。毎日同じことの繰り返しだ。そうなると趣味に命を掛けたくなるらしく、特に研究員では押しのアニメ論議とかを社長もやっていて…。
「でもそれはねぇんじゃねぇ?」
「あ、いや、こういうのもあるっていうだけだ。」
楢原が呆れていたの野でのぞき込んでみると、どうも…そのページにあるのが…水着のフィギュアの姿だった
「あ…いや…あ…。」
「あの…。」
「いいんですよ。気にしてませんし。」
というか人形が水着来て、何が楽しいんだろ?
「というかその半眼もなかなかやるな。」
あまりのことに呆れてしまうが…。
「いや、ちょっと冷たすぎない?もう少し優しくしてくれてもいいんだよ?」
「ちょっと理解できないだけですからいいんですよ?」
「その無関心、意外と効く!」
ちょっと怖いわ。反応が。




