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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
1715/1810

29-114 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 別府山

 それは年始による”謎のダンジョン”の発見とブッキングして”別府山ダンジョン”の発見である。別府温泉の山奥部分にあり、山温泉のある地域なので、通称別府山温泉となった。というのもタイミングの偶然は恐ろしかった。ちょうどこの辺には廃業した山奥のホテルが複数あった。で、地元のオラついた高校生のチームがいて…そいつらがはい旅館を回ってダンジョンを見つけてやろうと、廃旅館を荒らしまわったのだという。そこに通報され…逃げた先が…ダンジョンのあった廃旅館だったらしい、只動画公開のタイムスタンプは一月三日が”高林集落ダンジョン”で一月四日に別府山ダンジョンだ。その為に動画公開と…公式発表がブッキングするという…最悪の形で、わが”謎のダンジョン”がデビューする事になった。帰ってきて…プレス対応とか心構えてきたものの、誰も来なかった。まあ、ダンジョンがあると言っているだけの動画一本と別府では規模が違い過ぎる。別府山はそう然でマスコミか押しかけているのにだ。いやあ、最悪だね。で、この話にはエルマさんも引き攣り笑いしかしなかった。エルマさんによると、ダンジョンの中に別府温泉水販売を始めたダンマスがいてどうもダンジョンの狙いを”温泉”に絞ったダンマスがいたそうで、狙ったのも”廃業した温泉宿”だ。で、そっちに話が全部持っていかれた感じがするが向こうの方が立地が良く、しかも・・・温泉地の奥と来てる。こっちに比べ立地が良く何もしないでも温泉入ってダンジョン入るという構図が出来上がる。・・・ウ、羨ましくなんてないからね!

「いやあ、最悪だなこれ。」

「でも、こっちにも人が来るんでしょ?」

「機材運ぶの込みで本攻略は春になるんだと。ここのほら、行動と指導の接点の場所非自衛隊立たせるけど、他はしないってさ。で、お孫さんは形だけでも説教したらしい。というよりタイミング的な問題で

説教したらしい。各隙ゼロで、目立てると思ったって話だからな。がそれがこうなって、…トラウマになりそうってもっと驚いてた。目立つはずだったのに…だってさ。」

「職業は?」

「分からんけど、スマホ持って入ったから、高林さんが見た感じ…”児童”だったってさ。」

「ああ、中学生とかが付く職業ね。ガチ市民並みのあれじゃん。」

 実は未成年でも酷い10歳の子供がモンスターを退治した時は職業が”自動”になる可能性が高いそうで。で、当然スライムとウサギだけとはいえ相手を襲ってくるダンジョンだからこそ…18歳以下は現在浅草

ダンジョンでは立ち入り禁止であるし、その辺の責任はギルドが負う事になっている。

「んで、、今そっちの会社との再統合処理のために社長が書類作って、半ばには統合するってさ。」

「戻れるのはうれしいけど、研究は奥だよね。」

「まあなぁ。それに当てが思いっきり外れてどうなるのやら。もう予想つかん。普通なら会社が逃げ出す案件だぞ。タイミングが悪すぎる。只まあ…お前も…会社に一度戻って書類作って、そこからお前が部長だから。」

「は?ガチ聞いてないし?」

「そりゃあそうだろ。元はお前の会社と統合したことになって、社長同士の話し合いって事だぜ、下で扱うと…調べた業界人が怪しむだろうが。」

 地味に相場ケミカルは零細化学会社ながら工場もある。まあ、そこで他の会社から仕事を貰うって感じだけど、基本他の会社の物質の解析などでは強みがある。んだけどこういう会社って、というわけでもないが

業界人(同業他社)というのは結構企業名鑑とか、そう言うのを取引前に見て調査する場合がある。私も調べて伝えることをしていたからね。んで、その関係でこっちも調べられるのを前提にしている、何しろ今回

ダンジョンギルドと提携してのダンジョン物質の解析を任された会社の一部だ。…いや大手企業も全部参加しているよ。こういうところは序列とかを凄い重んじるんだ。破るには…相手のバックの官僚や政治家を黙らせないと行けないのが…面倒なんだ。変にこじれれば喧嘩状態で誰かに”漁夫の利”にされる。だからそうさせないためには最初から与えておくのが必要なんだ。その調整も…いや考えたくない。営業の楢原はこういうのをやっているんだから、受付の私じゃどうしようもない。

「で、やっと普通にダンジョンの話を電話で出来るから、さっきしたんだよ。」

「いつ?」

「コンビニ行ったついでに近くのホムセンで福袋買った時だよ。」

「んな近くにあったっけ?」

「あれの材料が欲しくてな。んで、そこで買って来たんだよ。社長から。」

 あれが分からん、対象が多すぎるが、まあいいや。

「んで、ダンジョンができただろ?山奥を”ダンジョン研究所”として立ち上げる話になったんだよ。」

「そう言う事ね。」

「だからさ。まあ、どうなるのやら。」

「やっと戻れるというか…ダンジョンか。」

「まあな、ここからは折衝する事が多いからな。」

「嫌になるね。」

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