29-112 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 データが揃わないとハズレが生まれない
「まあ、あれだな。社長から電話あったぞ。ダンジョン解析周辺でうちらがダンジョンの物質解析用の化学物質の納入するって。いずれは大手に取られるけど、今はうちらに回って来るってさ。で、その時にあそこを
”ダンジョン物質研究所”として本社に戻すから…って事らしいぜ。」
「ガチで急に言うなそんなの!」
「いやあ、忘れてた。」
そう言いながら、私達は情報収集にいそしんでいた。ついでにダンジョンで職業を得た90%ではない人間は…うち7%が戦闘系などの有益職業で後の3%が”はずれ”職業だ。でその中には”ゲーマー”、”夢見る乙女”などがあり、レベルアップ制限の話も書かれていて、それが満たせない職業が外れだが…難易度が高すぎてどうにもならない物も多い、ただし…ダンジョンの床に触れると物が食われるという例のあれはダンジョン内全部で存在し、その為に貴重品預り所がそんざいし、そこで預けることが推奨されている。…これもしくんだな。と分かる内容だ。但しダンジョン内で無くしていいならという事だが。そして、ランキングも作成されていた。が、有力職業も怖いな。
有力職業ランキング1-5位
1位 ”戦士”
2位 ”格闘家”
3位 ”剣士”
4位 ”騎士”
5位 ”トレーナー”
私達の職業、かすりもしてないじゃん。と思うかもしれないが、実際職業に関してはダンジョンギルドがレベルアップの旅にカウンターで鑑定させるとお金がもらえるキャンペーンを行っている。そしてドロップはスライムが無し。そして、角ウサギがウサギの後ろ脚の肉球となっていてかなりのレアだが出ることが発覚した。こっちよりお守り感あるが…実は何もない。だが、物質解明が行われていて、魔素なる物体はない事になっている。何か秘密がある気がするが、そう言う発表だ。まあ、これからも何かあるだろう。




