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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
1703/1804

29-102 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 エロトラップダンジョンするほど…ダンマスはエロいのか?

 というわけで、大沢さんと後トッシーはダンジョン用のコインの絵柄のデザインと合格するようなコインの作成に入った。楢原は向こうでこっちが要求した物品の調達。私は一人ダンジョンで修行となった。そしてようやくレベルが上がるようになった。あの意味は”戦闘前に柔軟をしてから戦闘する”って事だった。これはどのスポーツでも基本らしく体が傷つかないように柔軟をして体を柔らかくしてから運動すると体の切れも上がる手事だ。そして


力士LV4TIPS:三段目5枚目(74%)相撲はここを穏やかに研ぎすます。常に真剣勝負である。


 という内容に変わった。なお装備の割合が変化したのは装備の一部を”相撲協会公認”の女性競技用スポーツ廻しと相撲のお店に置いてあった下駄をたすきでぐるぐる巻きにしたもの。そしてその上に浴衣となった。しかもこれも相撲グッズやの…例の相撲部屋で貰ったものを使ったからだ。どうも相撲に近いものを付ければ上がるらしい。そしてなんとなくわかってきたのがこのパーセントは”ステータス適応割合”だ。どうも衣装が大事な職業は衣装がその職業に合致している割合毎に能力が査定されるらしい。この状態だと走ったまま2F超えて3Fまでは体が軽いし、爆走でスライムは無理だけどウサギは弾き飛ばすことができる。スライムは助走付けて蹴っ飛ばすだけでいい。で、4Fにつくとそこからはゴブリンとの戦闘だが、この割合が上がったことによりはっきり言って雑魚になった。遅い攻撃はさっとかわして蹴り。又は張り手で何とかなる。手袋付ける事で感触もカバー。只まあ、ボスは出ないけど、どうも部屋に入った瞬間にチェックを入れていて誰か一人でもボスを倒したことがあればボスは出さないらしい。ただしボスは今後”ドロップ”を追加予定らしい。というのもボスを出す費用もかなり高いらしくしかもドロップまでダンジョンが払うので結構ボスは高額らしい。なので、早々数は出せないそうで、でいちおう次の5Fまでは考えていたが、日帰り問題があるので…現在5Fは封鎖したらしい。どうも建物面積的制限もあり設計に難航しているらしい。で

『エロトラップダンジョン?』

「どうよ?」

 トッシーがエルマさん相手に、最近の流行りであるエロトラップダンジョンの提言をしたのだが…うん。断られた。主に技術的にだ。どうも媚薬なる物はないし、ローパーとか探せばあるかもしれないがそうなると持っているダンジョンとモンスター購入交渉が必要で…しかも触手は作り方さえわからない。で、しかもそのダンジョンに複数人はいると監視の目が破綻しそうで犯罪容認が問題なうえに…。

『そのダンジョンに男が入ったら、その男にもエロトラップをやるのか?』

『え?』

 と、まるでごみを見る目で、トッシー君を見つめていたので、この企画はとん挫した。いやあ、早かった。で、そこで分かったのが、トラップはダンジョンにとって非効率的という事だ。これは楢原含め驚いたのだがまず、トラップは再利用が効きにくい。ダンジョンを改装などして入れ替えない限り一回起動したら終わりなうえに、再利用周期を設定しないと再起動できない。しかもモンスターの数万倍のコストがかかる。見てる側はいいが出す時にはかなり面倒なうえに対費用効果も薄いので、投入するメリットは少ないのだという。どっちかというと暇つぶしらしい。

「というか、それはなぁ…。」

 男性陣がこれにさらにダンジョンに幻滅したのもわかる。トラップが対費用効果が薄くてダメとか、そう言われると、切ないものがある。

『初心者ダンマスでダンジョンにトラップを作るのは問題が多いんだ。』

「ワイヤートラップ…というか自分の足引っ張ってるな?やめよう。」

 そう、よく考えてみたら、ワイヤートラップなんてあれば死ぬのは自分たちだ。何せ暗闇にワイヤートラップなんて…引っかからない保証はないし、戦闘の致命傷率を上げるだけだ。

『後は、私としてはダンジョンと人類は共存できると思う。その為にトラップは、まあ、そう言うのが好きな人向けに調整しよう。』

 という温情のあるお言葉で終わるのだった。

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