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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
1698/1810

29-97 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 よく見ると

 そして、近江さんがこっそりとったスマホの撮影機能で取っておいたダンマスの映像と翻訳形態を押し付けた発言が映像に収められたからそれを全員で見ている。今回の件に関しては全員対外的には映像も撮っていたが突然消えたことにした。その場で映像も消した。違和感があるのは柳田参与が何も言わずにそれを通した件だ。

「でもそうなると、この少女、ダンマスに女性が多いのか?」

「上層部がいるという発言からもっと上がいると見ていい。ただしそれ以上に常識の齟齬も感じる。特に食事だ。」

「どういう事だ?」

「…あのスープ飲んでみたけど、確かに鶏がらを思わせるが臭みが強くて、結構きつい。そして面もあるけど固くてガチガチ。だけど向こうの表情は贅沢に品で歓待した顔だった。向こうの食糧事情はあんまりよくない。けど、エルマはこっちの食事に喜ぶけど、それは何か、このレベルの食事がメインだった人の喜び方じゃない気がしいてる。」

「私は翻訳で側にいたんですけど、気になったのは…匂いがしない事でしたね。」

「匂い?」

「私はほら、映像の関係でダンマス少女の前とか後、エルマさんの傍にもいたんですけど、エルマさんには肉とか野菜の匂いがしました。その時は香料とか向こうにないのかなと思いました。けどこの黒髪の少女は

…匂いがしなかったんです。食べ物も食べてるはずですよね?」

 …その言葉に全員が硬直してしまった。

「あれは生き物じゃないとか…後様子がおかしいのか?」

「分からないんです。その位でしたね。それくらいですね。」

「でもダンマスか…少女が多いのは…何かあるのか?」

 三木原さんは改めて食事をとりながら言っていた。

「分からん。が…何かありそうだな。」

 私もさすがに二人のダンマスが少女でも…何があるのか全然わからなかったと思う。理解したくなかったとも思う。

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