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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
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29-69 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 異文化コミュニケーション

 ただ、こんな装置を貰ってやることは一つ。辞書の作成だ。言語は常に最悪単語が分かるなら、なんとか会話できる、なにより。連絡を貰ったトッシーが

『ああ、簡単ボーカロイド作成アプリの”外国語版”の作成で有志でつくった無料版の”ゲーム内独自言語翻訳会話アプリ”があるから。それ落としておくから。』

という話が出た。いや、そんなニッチなもんあるの?そして手紙で事情の説明をしたところダンマスも何故か、準備が整った後にやってきた。が、この時は社長と時美さんもやってきていた。ダンジョンマスターを全員で見て、アプリから異世界言語翻訳ソフトの制作を行うからだ。まず

『まず、私が両手を上げた後に、基礎文字を一言ずつ発音します。一文字発音後に地面にその文字を書きます。でも本当にこれでいいんですか?』

 なんか、手紙を見せたダンマスのエルフの表情は、暗いというか、疑問があるものだった。それにトッシー君がはいのボタンを押す。ちょっと複雑なんだけどこれができるのは玄関の斜面だけだ。どうもダンジョン通しは電気や電波を弾くがダンジョン内部を見ることができる、入り口もだ。これを利用して、入り口にダンマスに立ってもらって、まずは翻訳の基礎に使う発音を録音し、その文字を撮影する。そして後は基礎的な動作をして行為の後に”それは何ですか”を押してそれをしゃべってもらい、後はそれを地面に文字を書いてもらい、それを撮影、そして、それを画像加工ソフトで、文字に変換して辞書をまとめていく。ついでにこれ、普通ならそうとうかかる。なので、

『飲み物、飲む、どうぞ。』

 私とかは時々飲み物を差し入れるのだが、その様子がおかしかった。内容はそこの自販機のドリンクで買ったものだ。うちの経費で買った商品自分で金入れて買ってるだけだからね。

『ハイ。』

 エルフはボタンを押すとまずはその飲み物をそのまま床に置いてそれを影で包んだ。そうしてからしばらくその飲み物を見て、そのままパッと明るい顔になり、グイッと飲んでいた。そして膝を叩いて喜んでいた。だけど疑問がある。

『ダンジョンの床に物を置いた、なんで?』

 そう、さっき書いて加工中のアプリから文字を書いてもらって見せた。

『ダンジョン、床、食わせる。ダンジョンおぼえる。生産できる。但し費用かかる、非常に高い飲み物、うれしい。』

 である。なお半分は最初から聞き取れなかったので後で辞書に再登録して分かった。そしてこれを見た時美さんが凄い顔をしていた。

「やべぇ、自衛隊に負けしか見えねぇ。」

 それを…エルマさんは聞き逃さず聞き返してきた。時美さんはうなった上で手紙で文章を書いて見せた。それを見てエルマさんも考えていた。

『私達にとっては安い飲み物でしたので喜んでいただいて嬉しかったです。』

 嘘だ、気が付いたが、全員、表情を変えず、その日は夕方まで辞書作成作業続いた。地味に驚いたのがリンゴは向こうの世界にもあるって事だ。後野菜も結構多い、金属もだ。そして一部の発音が日本語に近く

適当に通じる可能性があるって事だ。そして、帰りには前に買ってきた中で言われていたもので、時美さんの検閲が終わったもの一つをエルマさんが選んでダンジョンに食わせて終了した。そしてセーフモードの件は形式企画書をこちらで出したうえで

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