7-5 新生エレノア
「万魔殿やばいので今は消した、ちょっとあれバグの疑いある、が、やろうと思えばできる、今でもね…。後のも手持ちにあるから重ねちゃだめよ。後、エレノアちゃん、」
「はい。」
「そんなに遠慮してるなら早く相談したほうがよかったよ。」
怒っているようで、エレノアも申し訳ない顔をしている、姿は女性になっている、
「どれくらいだったんです?」
「長谷川ちゃんと戦ってから、実はほぼ引きこもりしてたのよ。だから、あれで変わってない、…であの大きさって事は、中にもともと相当ため込んでいた。」
「え?}
「しかもステータスは本来”吸収した分はレベルと無関係”だから。で吸収ステータス分がエレノアは8割だから、大方、リミッターとかがバグった結果だ。長谷川ちゃんの罰の期間にこれは
プラスね…。」
「厳しいんだね…。」
というか、意外と神様厳しい。
「あたいもこれは精進しないときついねえ…。」
ヨミも顎をさする、
「本来は魔王候補は全員元々の素質で、数人いれば世界制圧が可能程度の力は与えてある。だからこそ、ストッパーとか用意してる、そして注視してる。ついでにナオ君の現状だと本気で5分あれば
成立するから、それはさせたくない。」
実はダンジョン領域が全部貸与で、こっちが掌握済みで、大陸も全部建物が発生する前に全部買取済み。地下室で買った時はその上に買収だから”渡す用”の演技でしかない。これは、魔王軍結成2か月前には完成していた。で無茶苦茶余ったので、それで少し貯金して、後は受け取り拒否にしていたのだ。文字通り”使いきれなくなった”のだ。だから逆にその原資である”魔界”の扱いに神様も苦慮していたのだ。だから、魔界がなくなっても基本そんなに苦痛ではなかった。こんな”大型DP算出機械”他人に渡すの怖い。…そうだ。
「じゃあ、買い付けた奴と、コインでエレノア再召喚していい?」」
「予想はできる、その為に称号は一度調整した、今度から”ナオの”書かれた称号は、ダンジョン関係なくあなたに付いていくわ。で、これに伴いヨミちゃん、後、ハーリス、ストックに戻って、で、大方魔力変換コンボで、コイン増やして、称号つけるだろうから、受けちゃって。」
思いっきりばれてる、しかも認めるのかよ…。神様の底の大きさ見えねえ…。では早速”王”のコイン、市場で買い付けた”水”のコインを合成して増殖させてさらにそれに王を重ねる!、
名前:≪真なる湖の覇王≫エレノア
種族:始祖スライム:LV1
職業:ダンジョンユニークモンスター、アコライトLV1 ≪アコライトLV1≫
ソウルレベル:LV4
HP:12
MP:35
STR:32
VIT:24
INT:15
MID:29
AGI:42
MAG::98
DP:48億DP
スキル:超触覚LV10 分裂LV10 忠誠の一念LV10、鑑定LV10、魔王LV4、統一言語LV6、急成長LV2 手当LV10、液体化LV1,ステータス偽装LV10
水魔法LV1、装着(指輪)LV1、格闘技LV1、風魔法LV9、超聴覚LV10、遠視LV10、超嗅覚LV10、超味覚LV10、繁殖LV10、変身LV10、吸収LV10
称号:始祖の存在 ナオの第一眷属 ダンジョンユニークモンスター ≪真なる湖の覇王≫(水に関して有利、レベル上限+10)、魔王LV1(LV上限+1)
装備:なし
所持金:2億4千万DP
液体化LV1 (特異系)
物理攻撃のダメージを20%カットする、また体の形状を体積内で変更可能
必要DP 12500DP
装着LV1 (特異系)
対象を指定し、対象の装備品となる、形状は取得時指定、自身の装備品は無効化。対象に自身の最大ステータスを一つ加算。 必要DP45万DP
吸収LV10 (特異系)
対象を捕食時対象の情報等を奪う、相手の全要素を吸収,攻撃成功時、捕食した扱いとなる 連携、データ抽出可能 必要DP 特殊のみ
魔王LV2 (神業系) 追加統合(指揮)
ソウルレベル1の中立モンスターに命令権発生。可能 要DP 特殊
魔王LV3 (神業系) 追加統合(群生)
指揮下のモンスターの知力程度を指揮行動中に限り一段階アップ 必要DP 特殊
魔王LV4 (神業系) 追加統合(融合)
融合したものの抽出可能。 必要DP 特殊
「…えっと変わったの?」
話し方が少し変わった。外見は変更ないが、ドレスはついてるし、衣装の変更もない。
「人の属性が加わった。後、水加わったから、それ関連が強くなった。後、変化先に人間が加わった。変化と別に、だからもう変形してもその姿の維持が簡単になった。」
このコンボは前々からハーリスが使ってる、変形したのを人化で上書きして元の姿のまま入れている、後、追加でいれたスキルが統合変異した。中身見ると回復系強化?という感じ。ハーリスの研究データのフィールドバックが追加されている。で能力としては、コアに処理が近づいた。
「で、一応今まで食べたモンスターと人間のデータは一種類だけの残した、後は栄養経由で魔石にできるようにしておいた。後モンスターデータも結晶化できる、これを召喚魔法で使うとそのモンスターが召喚できる、誰でもね。ただ、この結晶は”吸収LV5”と”魔素栄養LV9”がないと製作できないからね。あと、吸収でアップすステータスが最大の一体のみとなる。」
「でも確かこのっ吸収て…。」
「今のところ、ナオ君のダンジョン特性スキル。」
そうこれが俗にいうダンマスがスキルオーブを欲しがる理由だ。特異スキルを覚えるには勇者を吸収するか、このスキルオーブを買うしかない、ハーリスや僕たちが規格外であり、本来は地道にモンスターを増やし、この特異を増やしてカスタマイズして強くするのだ。で僕のダンジョンの特性は”変形”、”吸収”らしいのだ。相手のデータを奪い、そしてそれに変形する。変形の強さを見て、実はこのクラスのスキルは他には存在していないんが分かって…ちょっと驚いている、だから、エレノアにお姉ちゃんのスキルつけるとかも可能だ。したくないけど。そういえばシーアも女性で騎士みたいな性格だった。これが元だったのかも。そういえばゲームで見たエレノアは騎士だった。
「一応吸収の10にリミット入れておいた。最大1体。それを超える時は双頭使って。後、あなたに蓄えられた魂もその肉体用を除いて全部開放した。これも最大1体まで。この二つがそろえばって
事ができる。」
特定の人間をモンスター化できる、しかもモンスターを融合可能…。オリジナルモンスターを作成して…ん?これ使えば猫耳簡単じゃん。獣人とか作っておこ。
「改めて、ナオ、よろしくお願いします。そして、時々でいいので…。」
「うん、甘えていいから。ただ、みんなの前だと…。」
「分かってます…ナオ様。」
顔を赤らめて下を向く、エレノア…前のママ風味とは違う良さがあるな…。




