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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第5章 ???の章(タイトル公開は章終了時)
166/1803

7-4 神様が仕事して、エレノアが正常化する。普通に聞こえる。

「あたし、あたし、さみしかったー。」

「これは…あたいも見たことないね…。」

 ヨミは呆れているようだった。

「だって、ナオの第一の下僕ですよ。本来命を賭して守る、そんな立場ですよ。だから…まあ…。」

 ハーリスも複雑な顔だった。

「そういえば、どうして、あの姿だったの?母親みたいな?」

「ましゅたーは。記憶見た時に母親にいじめられてました。なら私が優しいママであるべきと思ったのです、でずっと無理してきた。けど、やっぱりこっちがいい。もう少しぎゅーさせて―。」

「無理させてたの?」

「私がそう思ってしたのです。ナオのせいじゃないですよ。ただ、他の人がいる時は。」

 そう言うと、いつものエレノアに戻った。

「この姿でいますが、ナオ。できれば二人きりの時は、いや配下のみの時は。」

「うん、自由でいいよ、エレノアはエレノアである方がいい。」

「はい!」 

 無理させてたのか…僕が気をつけないと…。

「さて、エレノアちゃん、思いのたけをもぶつけたんだけど…ちょっと鑑定で確認させてほしいんだけど…レベルが怪しいのよ。後、身長も戻して、で内部チェックさせて。」

 神様とハーリスが色々機械用意してるみたい。

「レベル確認できないの?」

「うん。さっきからそう。で大方貴方、相当進化してない?鑑定にこっちが機器持ち込むの久々よ。で、徹底的にエレノアの調整を行う。この際。」

 鑑定は実は自身の最大レベルとLV×5の差があると鑑定できない。で偽装はこれにさらにLV×5を足す効果がある。がそれで神様が見えないという事はどうなってるんだ?

「そういえば身内だけですもんね。行きます。」

 そう言うと…エレノアは浮遊島から飛び降りた…。


名前:エレノア

種族:始祖スライム:LV98224

職業:ダンジョンユニークモンスター 

ソウルレベル:LV3

HP:4867317

MP:4897

STR:8741793

VIT:4876397346

INT:4783

MID:90076242

AGI:976578863

MAG::489734763

DP:――――DP

身長:250000m

スキル:万魔殿LV1超触覚LV10 忠誠の一念LV10、手当LV9 アルマッサン語LV6 鍛冶LV4、剣職人LV4、錬金術LV4 付与魔法LV6、森魔法LV6

、農業LV6、牙LV8 飛行LV4、鑑定LV4 ステータス偽装LV9   

称号:始祖の存在 ナオの第一眷属 ダンジョンユニークモンスター 守護騎士 保護者気取り、魔王(LV上限+1)傘雲お化けキラー


所持金:なし


万魔殿LV1    (神業系)吸収、融合、分裂、変形、身体魔境、眷属召喚の統合スキル。

全LV10を持ち、全部連携可能 必要DP ロック中


吸収LV10    (特異系)

対象を捕食時対象の情報等を奪う、相手(生物、無生物,効果)の所持品のデータ含むすべてを記憶できる, 必要DP 特殊のみ


融合LV10    (特異系)

対象と融合し一つに、要接触 浸食融合可能、融合内容はすべて。使用時に主体者を任意選択可能。魂保存可能 他者融合可能 必要DP 特殊 


分裂LV10    (特異系)

自身のステータス(任意、最低2)を消費して分身作成。スキル、装備は自分が持つ物から任意 遠距離での回収とステータス復帰、連携可能 必要DP 特殊


身体魔境LV10  (特異系)

体内にダンジョンを持ちダンジョンマスターLV10と一部同じ能力を有する。必要DP ロック中


眷属召喚LV10  (特異系):

MPをDPとしてモンスター一体を召喚する。必要DP 特殊 


「やっぱり変性してる。魔王性能が優先してる。」

 なんか凄すぎて訳が分からない。ついでにこの浮遊島の下の所に立ちすくむように巨大なエレノアがいる。が、大きさの対比が混乱させるくらい大きい。

「しかもステータスバランスがおかしいです。どうもバグしてません?」

「エレノアちゃん、もしかしてさ?中にあるの消化してないんじゃない?保存できるの?」

『はい。』

 …声だけで、この島振動してるんだが…。でもすごい…声がきれいだ。

「一度出しちゃって。で、レベルも1に戻す。で、それで再統合をかける。」

『はーい。』

 その声と共に…下を見ると恐ろしい事になった。この高さから見る視界いっぱいにモンスターが溢れたのだ。ついでにあの大きさのエレノアが隠れて見えなくなる程度なので、その量はすさまじいものがある。

「すごいわね・・・あの体積の一億倍以上を抱え込んでたのか…。こっちの計測だと、海底にも相当出てるわよ…。ハーリスちゃん頼んだ、爆撃で!」

「は、」

 そう言うとハーリスは手持ちのコアを投げつける。それはハーリスの姿となり、空中に陣形を展開する。そう、一か月の間に暇になり、置いておいたハーリス2から4だ。

「各個分散、エリアフロッドの発生を確認、魔素限界値突破。その為、現地点でなく、分散後に切り取り破壊。」

「経験魔素の圧縮剥離を行う。であとの分は相対縮滅。後、コンパイリングのし直し。で、そっちは周囲処理頼んだ。」

 そういえば神様の仕事見たことないや…。

「は!」

 流石に手慣れた感じで、モンスターたちがばらけるように崩れて落ちるのを散らばったハーリスたちが攻撃して一体一体…だよな…なんか拡散もしてる気がする。そういえば、ハーリスは全スキルが使えるんだっけ、見た事あるなら。

「実はそれだけならエレノアちゃんもできる。演算して最適化をして計算するのが、コアの本懐よ。そこが他と違うところ。がまさか魔素限界点まで行くとはね…。」

「何それ?」

「魔素が多すぎて、魔法もスキルも全部差し込む隙間がなくなったこと。しかも物体で押しつぶされてるからどうにもならない。」

 モンスター多すぎるとそうなるのか。

「それさ。ダンジョンに活かせない?」

「やると大方、ダンジョンの処理がダメになって崩壊する。先にストッパー働く。だからやらないでね。」

「はい。」

 ダンジョン壊しかよ…。

「記憶結晶の一部を剥離!というよりこれでさえ手加減とか、どれだけなのよ…。戦闘経験の部分のオミット掛ける、ああー、広大すぎて隔離領域が間に合わない!エレノアちゃん、後でどうせ

何とかするから、もう少し出しちゃって。」

『え?』

「まだ残ってるはずよ、私とハーリス信じて、後マスターと一緒にいたんでしょ?頑張る!」

『はい!』

そう言うと…なんか目の前に…エレノアの髪の毛が触れるように…あれ足が海底に入っているような…。

「やっと数値が見えた。スキル内部にモンスターデータが混ざってる、一度分離処理!ハーリスちゃん、いくつか、演算補助借りるよ。」

「は!」

 というか、この辺は流石に神様とコア(主任)息もぴったりらしい。ただし外見は…神様が棒立ちで光がいくつかちかちかしてるだけである。

「というか、これだと本当は25kmじゃなくて、これ、惑星とまではいわないけど、これ、吸収影響範囲に称号混ざってる、いくつか称号消えてる。大方、星喰いまで行ってる、これだとダメ。」

「星喰い?」

「大きさ系称号のラスト。ここまで行くと神的討伐対象になる。またこの前後にストッパーが働く、はずなんだけどこれ、称号を消しちゃってるから機能してない。仕方ない、最初のエレノア

の体に、今のエレノアの精神をたたき込んで、で、全消去する。」

 その間もハーリスがここにいる以外は全員…何もしてないエレノアの周りを光るハーリスが回ってるようにしか見えない…。しかも体からどんどんモンスターが沸いている、

「ハーリス!精神移転完了!私が出る!周囲結界!」

 そう言うと…エレノアの周りに光の壁ができ、そしてその空間を光が満たしていく…。というか神様だとノーモーションなのな…。しばらくして光が静まると…そこには何もなかった。

「圧縮魔素周囲展開!大方原因分かった。不調の原因は貯め込んだモンスターよ。大方あの数を抑え込みながら、戦ってきたのよ。いつか、出して援護するように。で、それが貯め過ぎて、

レベルダウン処理行った際に暴走してる。で、それをさらにパワーで抑え込んでる。で魔素栄養はともかくそのあとのレベルアップで普通にレベルアップしちゃったから、”経験と内容の一致”

がなかったのよ。後で、システム直さないと…。」

「よく分からないけど、エレノアがやり過ぎたのは理解した。」

 神様が、その場にへたりと座り込んだ、顔は疲労に満ちていた。

「さて、ナオ君。私、ちょっとこれの処理でこっちにいないといけない。ここまで多い魔素の量だと。おおかた処理に数か月かかる。こっちに合わせて言うと…不良在庫の束で倉庫が満杯で世界そ

のものが崩壊しかねない。で今、少しずつ、こっちの処理のDPに回してる、で、頼みたいのは…ダンジョン拡張して欲しい。で、その隙間にこれを入れて、でそれとともにDP収益をジオフロン

トでは変更して減少させて…で、この分の滅却にしばらく充てる。このままだと液体化した魔素で魔界が埋まったままになる、」

「えっと、拡張はいいんだけど、減収?」

「実は最近やっとジオフロントの最終段階の試算できてね…。例えば全部全要素LV10にすると一星系かそれ超える面積になっちゃうのよ。その大きさだと、1星雲か、大型星系程度の惑星全部足

した分大きになっちゃう。でこれは問題があるってなったのよ。本来はこれ、ダンマス一人一個の特典アイテムの予定だったからね。それでこの大きさじゃまずいっしょ?」

「無茶すぎない?」

「かなり後悔してる。で今はチケットで代用してる。で、それに伴い、元の大きさを変更する、で、減収になる、初期20㎡を10㎡に単位に変更。調整するわよ。で、DP計算が頭おかしくなる。」

 えっと、タブレットの電卓出して…。これ計算が実は恐ろしく面倒で、今が空LV8、遺跡LV7、海LV6 集落LV5 森LV5 山LV5 湖LV5 川(海と湖)LV1と

なっている。で、計算式は10の(6+5+5+5+5+1-7-8=12)乗であり、1000万k㎡になった…。これでも元の41億mより大体400分の1に減算した。また、電卓が

楽になった、しみじみ。で、これに伴いDP収益は1㎡1DPなのだが、ここで、変動が入る、実は空のパネルはパネルは消滅するが、その分高さになるので、DP収益自身は増す、ので

10の32乗となり、実際の収益は天文学的な数値となる。

「ので、収益に関しては海、空、湖、川、遺跡に関しては0にする、本当は生き物多くしてDP稼いでるんだけど、ちょっとシャレになってない。今後もいくつか”生物が少ないエリア”は全て

収支倍率を0として計算する。」

 これだと、10の(5+5+5=15)乗DPであり、一兆まで減収した。これ、他のダンマスに言うと殺されそう…。実は先日の南ちゃんに投資した分合計でも2500億DP越えてない。

ファクター入手分足してもこれくらい。でまだ44兆DPが手元にある、だからあの時一位になるために使った分量でもまだかなり余る。ついでにこの陸地分は世界の6割になるので大体…。

500万㎦(オーストラリアより少し小さいくらい、)となる。ついでにこれにブランクパネル21枚指定可能でその分を削れる、が一枚10㎡だから、そこまで大きくならない。しかも

合成で面積を減らせるのだ…。

「ちょっと待ってよ…。」

 が合成の条件が同じ地形を持つ4つを一つにして、一つの上位地形を生み出すってものだ。で、生まれた地形はその要件を満たした地形位置にしか設置できない。例えば集落はLV5が一枚、4が38枚ある、3が228、2が1368、1が8028 である。ただ、10mだと家一件なのでこれを10枚は配置しないと村にならない。ただ上のランクになると建物がよくなるだけで人口は枚数になってしまう。前と同じ規模だと400枚は足さないといけない。ついでに処理がもうされたらしく浮遊島も1/4となり、建物も一件に減少、僕の雑貨店以外なくなった。絶対トレント店員置こう、そして、肉と野菜を売ろう。前の規模に算出すると1が20枚しかなく、ほぼ1都市しかないって事になる、オーストラリアの大きさに都市一個。観光でもなんでもないな…。ついでに2が前の規模で4枚今だと2が16枚無いと集落に見えない。3は経験上9枚無いと見えない、ので、まずは3まで端数出るまで結合すると3を740枚生産。15のレベル2集落が余る。計948の3パネルで大体94800mこれで、小さい町程度もない。これを分割して、港町、鉱山町、そして首都に分けた…後の余りは農村で。というか、オーストラリアの広さに改造して、やっと街が三つ、これで、少しは楽になる…。主に観光が。というか400分の1に調整とか、どこまで大雑把なんだよ。前は大都市簡単だったのに。

「後、チェック機能で”名称差し替え”機能つけておいたから、買ってね。」

「どうせすぐとるからDP減らしておいてよ。」

「分かったよ。」

 どうも後で調整しろって意味らしい。なので差し替え増強する、川を平原+集落=農村にしてレベル5にこれで3倍にできた。これでいくつかダンジョン村を形成できる。ついでに面積は陸地が

32倍である。これで処理の手助けになるといいんだけど。ついでに圧縮して、村2個分にした。で配置。後で傍にダンジョンでも置いておこう。

「やっと大きさの修正と、あと、一部スキルの移植終了、あとは、これを減らした面積に広げてスタック、そして、こっちの維持費で消費する。」

「維持費あるの?」

「ある、基本モンスターが無限で沸くわけないじゃん、あれ、裏で私が作ってるのよ。魂も専用で循環。最初に行ったの覚えてる?モンスターなんて最初はいなかったでしょ?リスト見ながら

こっちが設置してるのよ。だから、今度からかかり過ぎた費用はそっちにすぐ全部つけるからね。」

「色々ごめん。」

 なんかすごい色々迷惑かけてるな…。が、これ向こうの比でないほど都市が足りない。

「プミィ…。」

 エレノアだ。いつものスライム姿だ。やっぱり僕にはこっちのほうがエレノアに見える。

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