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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
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29-59 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 2か月後

 あれから大体3週間かけて、3Fの2倍ある4Fのマッピングを終えたが、レベルの上がり方は鈍化した。当然条件を満たせないからだ。参考に止まるまでのレベルを書くとこんな感じ。


力士LV2TIPS:三段目9枚目(48%)

 相撲において戦いの開始はお互いに土俵に手をついた時である、それまでの間お互い整う必要がある。


力士LV3TIPS:三段目7枚目(48%)

 相撲の基本は柔であり、体柔にして、心はおおらかで朗らかに。

 

である。ついでにLV2は大体土俵展開時に土俵の敵は必ず、”手を地面についたところ”がスタートになり、動かなくなる。その間に敵に攻撃もできない。がその間に座ることができないが休憩もできる。そして双方土俵に手をついた段階でスタートになり、通常の勝負になる。なお…スライムはスタート段階で消滅した。楢原が言うには”土俵から手を放して、もう一回つくと負けになる”らしいので、その判定で消滅したらしい。これをテストしてる家に勝手に3になった。が、3の意味が分からなかった。意味が分からないために保留となった。なお楢原もレベリングしたいそうだが、ゴブリンと戦って勝てる武器の開発を優先していた。というのも通路の幅ば狭くて一人が限界だと…計健一が入るか不明なうえに戦闘できるのは一人か…又は援護射撃できる…二人目が限界だ。それ位通路が狭い。なので時々レベリングしに来る社長や奥さん、部長はどんなに数がいてもソロで戦う必要が出てくる。そうなるとステータスに頼れる前衛系職業以外は戦闘では全く役に立たない。そんな社長は、市民から科学者になり、社長の奥さんは美魔女になっていた。


美魔女LV1TIPS:美しさへの求道者。まずは素肌を鍛える為にスキンケアで圧倒せよ。


 とかいう内容になっていた。ついでにこれで詰まった。スキンケアをダンジョン内でしないといけないのか、又は他の条件なのか、不明過ぎてダメだった。なお魔法はまだない。そして部長の”弓士”は”弓職人、弓師、銃士”の3択で銃士となった。問題は銃の確保先だ。なお、大沢さんは職人から”金属加工職人”となり、トッシーさんはニートからの転職で悩んでいた。これらも問題を抱えていた。銃はない。そして金属加工の器具はダンジョン内部に置けない。重すぎる。そしてトッシーさんの3択はこれだった。


自宅警備員TIPS:自宅を警備するために防衛関連の技術を蓄えたスペシャリスト、自室の環境保全は任せろ。

ゲーマーTIPS:ゲームに関するスペシャリスト。魔法と現実と空想のはざまに生きる戦略スペシャリスト

こどおじTIPS:子供部屋に住まざるおえないおじさんの略。特殊派生職業。


 という3択だった。はっきり言って悩んだ。どれも極めてハズレっぽいのだ。で、さんざん考えた挙句…トッシーはある考えに至った。

「あのダンマスに聞いてみよう。なんか知っているかもしれん。」

 ダンマスらしきエルフとはあれから一回も会っていないが、手紙でのやり取りと行進は続けている、ただし…調べる人が多忙でこっちの翻訳にも限界があり、返答に限界がある事、そして…いろいろ答えてもらっていた。

『1、できればセーフティエリアの設置と、そこでのアイテムの吸収をやめてほしい。食事でさえ立ってしないといけないのは怖い。

=制定は考えていいが現在の材料だと設置不可能。又維持費の観点上もきついので、大量の物資を要求したい。

2、欲しい物の細かいリストが欲しい。

=リストは別途添付した。返礼は回答か、ダンジョンへの設置物で答える。

3、ごみを捨てる許可または専用部屋の設置。

=ダンジョンは全ての物を栄養に帰る、むしろ好都合。

4、交流をしたいので定期的な連絡手段の確立

=隠し部屋に箱を設置した。そこに手紙を置いて欲しい。但し三日に一回程度が返答の限界である。多数の返答に期待しないように。』

 との事だった。それ以来いくつか聞いていた。そうした所…いろいろ分かったことがあった。それは社長含め、全員の頭を痛める結果になっていた。

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