29-52 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 会議は項目が薄い方が踊る
社長が帰った次の日。今日は食事に4人をうちに呼んで、普通に飯を作ると、なぜか喜んでくれた。んで家で会議ね。
「…やっぱそうなるカー。」
「ダンジョン向けの商品開発ならいいんでしょうけど、確かに…ダンジョンここだけじゃないから、ここで寸法撮っても無駄ですし、」
「…一応、迷路突破AIとかあるからさ、それ入れてみる。操作関連はスマホにMOD式アプリ投入でカバーする。」
どうも、ダンジョン攻略第一弾として、ダンジョン攻略用スマホアプリと、それに連動した照明用ドローンと荷物運び用ドローンの開発である。一応プログラマーとしてトッシー君がいるけど、期待は大沢さんが製作する。がどうもどのダンジョンでも対応させるというと、悩むらしい。どうも事情を聴いてみると、重い荷物を担いでの戦闘は無理に近く、市民とかでは絶対無理となった。たとえドロップが出ても運べないなら意味はない。が、ここで出るのが荷物運びをダンジョンに送るのかって事だ。が、荷物運びは当然大量の荷物を持って脚が遅くなる。いざとなったら遅いからって見捨てる人材なんて、人道的にありえない。となると荷物運び用のスキルを持っている楢原さんみたいな人物でもいればいいが…それに期待するのは無理だ。魔法があればいいが…
「マジックバックとか本気で期待するよ。」
「それあればいいですけど、今現在だと、ダンジョン職業無視して以下に荷物持ちの負担を和らげるかって事にガチで考えていかねえと。」
「だよね、荷物持ち必須か…やっぱり。」
これ、実は私のいないダンジョン探索でかなり引っかかったらしい。当然現地で野党とか言いそうだが、当然持ち逃げもありうるので、雇った人をとかというには…危険すぎるの��。しかもダンジョンでは定期的に敵が沸くらしくて、自分の背後は安全を確保されているとは限らないというのが…荷物持ちの地位を低下させていた。すなわち、職業以外に荷物持ちを強化するすべ亡くして、安心してダンジョン外に持ち帰るすべが無いって事。これは今後、どっちのダンジョン運営になるにしろ欲しい必須だという。ただ、問題は大きさだ。通路は狭く一人が戦闘できる分で一車線の道路位の幅で作られたダンジョンは当然ドローンの幅も出力も問題だ。実は今まで何回も”荷物運搬ドローン”は企業で開発されてきた。がその多くは二つの要因で、だめになった。一つが持てる重さの限界だ。
「モーター、頼めます?」
「一応言ってくるけどよ、ケミカル会社が頼むと絶対探られるし。」
「プログラムのダウン程度なら何とかなるけど…きつくない?」
「どの程度を持ち込めるか不安定なんだ。」
二つ目は”外的”だ。ここでいうとダンジョンのスライムやウサギ程度なら高ささえあればそんなに怖くない。が、ゴブリンは違う。ゴブリンは知恵がある為に当然”投石”がありうる。え?今まで見たゴブリンは全部素手かもしれないけど、
「ドロップに石が混ざって、そいつが敵の手に渡ればその石を投げるだろ。」
「ガチダメじゃん。」
「で、それで致命傷は計算に入れねえが普通に意思が当たった程度でも…連中襲ってくるぜ。」
「となると、やっぱり輸送部隊と戦闘部隊で分けてやった方がよくない?」
この解決法がこれだ。ビシ!(どや顔)
「二人でチーム分けして往復か。今のところこれしかねえな。じゃあ、リュックと後、戦闘ドローン開発できる?」
「一応やってみます、ガス弾でいいんですよね?」
「スイッチAIは組めるから。顔認証プログラムは敵のデータ撮影できれば何とか。」
「何作るの?」
「いや、ダンジョン用戦闘ドローン。」
「なにそれ?」
「いやあ、西川がダンジョンに潜ってる間、考えてよ。大沢さんが設計図ひいてる。市販ドローン改造してエアガン発射する方法、探すんよ、で、大沢さんとトッシーは一度向こうの事務所に送って来るわ。」
「楢原も?」
「ああ、今回の件で資材買い込む。で、ちょっといろいろ実験してエアガンの改造する気。」
「いやあ、戦闘メインのドローン作って、それをスマホに連動させてそっちに経験積ませるタイプの物が作れれば西川の戦闘も楽になるじゃん。」
「あ・・・。」
自分が装備するんじゃなくてAIに撃たせる気か。
「んで、社長も今後近接しかできない職業ひいて、装備適応率とか出てくると戦闘職でもきついやつできるって。魔法…もいいんだけど、考えないと…きつくなる。」
「私も…。」
「お前は4Fのマッピング頼む。結構広いかもしれん。それにゴブリン倒すに俺達は淳氏無いと不味い。複数出るならなおさらだ。それに10レベルまでのレベリングなら。3Fで十分だ。」
うっワ、ガチでめんどいジャンそれ。




