29-48 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 私は時間があるので、ソロになります。
私は少し筋トレをして、ランニングしてると、工場から声がして戻ると、ご機嫌なトッシーさんとしょげた4人組が帰ってきた。
「3Fいいね。ボスは、手ごわかったけど。」
「ふむ、いいな。とはいえやはり…。」
これは、と思い、ささっと飲み物と、冷蔵庫からおしぼりをもって来た。
「ありがとう。」
「どうでした?」
「ゴブリンは5体出た。あれは人数分という意味だな。確かに見にくいのと動物にしか見えんかったから戦えたが、それでも、今までの暗闇でのウサギと違い…そこそこ明るい部屋の人型の生き物を殺すのはきついな。
後、ゴブリンのドロップは石だった。」
石…どこにでもあるじゃん。
「俺、適正あるかもしれん、職業以外。」
「トッシーさんは何があったんです?」
「職業がニートだったんです。ですけど10レベルになれば、進化すると聞いて、ちょっと、やる気出してます。」
「ニート…。」
「いいじゃないか、ゲーム身帯とはいえ…外に出てくれるきっかけになれば。」
社長と奥さんは
「一応職業メモを作りに戻る。少しパソコン借りるぞ。」
「あ、はい。」
社長は急いで事務所の方に向かってしまった。ちょうどいた楢原の元に向かった。
「どうだった?」
「いや、これ便利かもしれん、石とか後、ハンドガンくらいまでならしまえるから。これなら銃を持って行っても大丈夫だ。但し、これ荷物持ちだぞ。後、レベル上がらんかった。」
楢原はアプリを開けて職業の欄を見せてくれた。
魔術師LV1:魔術師は手品を行い人を楽しませるのこそ生きがいである。人に見てもらえない魔術師は泥棒にしか過ぎない。
これ…。
「そう、手品を使って”ダンジョン”で楽しませないといけないが…きょうのメンバーは全員ダンジョンにしか目を向けてくれなくてな、これは…まずったかもしれん。」
「職業によっては全くレベルが上がらないんだ。」
これ不味いかもしれん。私も後…。」
「ちょっと交代してもらっていい?私も行ってくるわ。」
私もレベリングしたいからね。と言っても初めての手袋だが…うんやっぱり




