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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
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29-32 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 朝一番で新要素が来る

 とってもすぐに大沢さんのダンジョン童貞は終了し職業は”工人”だった。いいか悪いか、分からないけど。で、終わった後にダンジョンから出ると、楢原は検証でダンジョンに、私も3Fに向かった。そして、その途中にレベルが上がった。直線で面倒なので、蹲踞タックルからで、ウサギを弾き飛ばしながら移動していたらなった。


相撲LV8:序二段6枚目(62%)相撲において技は必須である。決まり手とは相撲の戦闘法である。


 で、このメニューを出した瞬間に、ある画面がスマホに映った。

『習得するアーツを選択してください。突き出し、ぶちかまし、掛け』

 アーツとか言う物があるのか…ふむ…突き出しは大方ツッパリとか言う奴だ。ぶちかましは、分からん。掛けも意味わからん。ちょっと戻ろう。


「んで戻ってきたと、確かに資料としてはありがたいが…」

「そう言うのもあるんですか?

「調査中なんですよ。」 

 大沢さんと3人で私のスマホと、教本見ながらの会議となった。突き出しは突っ張り、張り手の事だ。ぶちかましは”体当たり”の事っぽい。んで、掛けは引っ掛けるって事で、足技だ。が問題は相撲の体制上そしてルール上にある中で”足技”の扱いが問題視される。足を四股以外では腰以上に上げてはいけないルールがある。当然、そうでない場合威力が乗らない。となると足技はモンスターに効くのかわからない。じゃあ、

ツッパリがいいのかってなるとそうでもない。

「これがダンジョンの不思議ですか。」

「職業で分かっているのが、職業によっては”衣装”が欲しい事。その条件に合致しないと、ステータスが完全に発揮されないかもしれんって事。」

「ふむ…。」

「となると、今後、装備関連開発オーダーメイドが流行る可能性がある。って事っすよ。」

 一応楢原は、同世代では頭一つ抜けた優秀な営業マンだ。そして何より化学関連とかの知識が多い。その為専門的な返しもできる、

「それで…。」

「そうですね。金属加工できる奴がいるのと、後は、技術的に見て欲しい物…は俺達だけだと分からんので、大沢さんの力が欲しいんですわ。」

「分かった。でも…ダンジョン開発か…ゾクソクするね。」

 ずいぶん砕けてきたようだ。

「でも、西川社長の分はいいの?』

「逆なんですわ。あれでも整えたほうで、装備条件が厳しいから。でも戦うのが武器持ったモンスターの可能性もありますからね。」

 そうだ。確かに今後武器を盛ったモンスターが出ないとは言い切れない。定番のゴブリン出たら武器や弓、魔法が来る可能性が高い。…厳しくなる。考えないと死ぬの自分だぞ。ガチでこれ。

「あたしは…やっぱりツッパリ?」

「俺は蹴りは無いと思ってる。小さい敵ならいい。そうでないなら…蹴りは狙いずらい。」

「私は…相撲に詳しくないので、すいません。」

「いいんです。その辺は。でも…。」

「決めた、ツッパリにするわ。相撲の技知らんし。」

『アーツ、突き出しを選択しました。突き出しに特殊な効果が付きます。』

 なんか、分からんけど、ツッパリができるのか?

「ちょっと試してみるわ。」

「いってらー、後、大沢さんはスライム倒しまくってくれ。レベリングで、ダンジョン内なら。レベルが上がるかもしれんのと、後職業の文章は必ずコピーさせてね。」

「分かった。言ってくる。」

 大沢さんも一緒に降りていく。降りた瞬間…突き出しの極意が分かった気がした。これが…アーツ。ただ、これが使えるのは条件厳しすぎなうえに書く上にしか使えない。何しろ全出力を乗っけたツッパリだ。確かにこれ相撲が太っていないといけない理由分かるわ。これ知っていれば…体重が全部破壊力になるもん。無くてもちゃんと重心操作すれば…それなりの威力になる。そして…拳が禁止された理由もわかった。これ…ヤバい奴だ。あえて突き出しを放ってみると、その振り一つにかかる力が今までと段違いだ。

「凄い音してません?」

「そう思う。だけど、武器の方がいいよ、きっと。」

 そう、それでも武器を持った奴相手ならその方がいい。対策はあるけど、複数の武気持ち相手には…立ちまわるのは無理だ。そこだけは頑張らないといけない。…ん?ガチでおかしくない?一対一なら武器持ち何とかなるとか考え的におかしくない?…ガチでなんか怖くなってきた。けどまあ、試してみたい気持ちもある、ちょっと行ってみるか。

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