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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
1615/1810

29-15 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 師匠を頼んでみる

久々に車で送っても売うリサイクル工場息は…早かった。が、車中で考えた、この手しかないんじゃないか?ここが生産拠点ってなると、当然工場ど真ん中に空いた穴は邪魔だ。それに最悪工場拡張だってしないといけない。

「楢原、ガチ頼みたいことあるんだけど。」

「んだ?」

 車で走って30分ほどたったころ。私は切り出した。

「ちょっと工場で相談に乗って欲しい事があるんだよ。」

「何だ?」

「ガチで、師匠になって欲しい、名義だけでいい。」

「は?」

 スキルの為だ。いや、レベルアップのためだ。

「意味わからんし。頭おかしくなったのか?人恋しいとか?」

「否定しねぇ。たのめる?」

「え?頭おかしくなった?本気でいっちゃった?」

「そうじゃねえよ!…否定も出来ねぇが。」

「んじゃ、なんで?」

「…ま、工場みてからにして。」

「ああ、分かった。」

 車でさらに走って30分。少し電気自転車より早いだけで工場についた。本当に道路だけが立派だからね。

「んで?とりあえず下ろすぞ。」

 二人が狩りで、荷物を下ろす。車に詰まった…大型プリンターの一部だ。後はコンソール(PC接続可能)と起動用レールを運ばないといけないらしい。

「…んでどうして、そんな気の狂ったこと言ったんだ?」

「ガチでこっち来てみ?」

 私はいつもの職場のリサイクルレーンの隠れた先の大穴を指さす。

「…な、あ…これ!?」

「そ、ダンジョンだ。」

「いやマジでこれ不味くねぇか?」

流石にあの不敵な楢原でも怖そうに洞穴の奥を見つめる。

「…これ、行ってこい。」

「説明しろや!マジで!」

 楢原はひたすらに怒鳴り返すだけだった。

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