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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-冬SP8 なぜパラレルワールドが必要なのか?

「ここは?」

 出た場所は…ボロアパートのある…どう見ても東京の一角だ。

「ここ…元長谷川ちゃんの家だった場所…と同じようにした家ね。」

 外を見た感じ…周囲は東京に見えないほどみすぼらしく・・・そして…遠景は確実に東京に思えた。

「ここは”もう一つの地球”という名前になった…私のダンジョンよ。」

「だからそれが分からないんだって…何でもう一つなの?」

「それが…ここでイベントを行うためよ。中に入って。温度は別に調整してある。」

 リューネさん…いや今は外見が長谷川さんに戻った…リューネに手を轢かれ…アパートの中に入る。アパートは一人用と思えるほど小さく、入り口に台所。奥にリビングがある。

「狭いね。」

「ここに3人でずっと暮らしてたから。そう言われると思って人を呼んだことないの。家族は実際は寝る以外ほとんど帰ってこないしね。」

「何してたの?」

「商店街の総菜屋よ。弁当屋と言ってもいい。と言っても…変に気前のいい経営してたから…うちに持ち帰るより近所に余った総菜配ってたからさ…。」

 なんか、ここも聞いてはいけない何かがあるんだろう。

「ま、座ろ。」

 お姉ちゃんが手招きして…中央に置かれた炬燵に座る。

「テレビがないね。」

 気が付いたことを言ってみながら…僕もこたつに入った。

「本当はあったんだけど、私が色々作ったから番組とか、大体予測できちゃうからテレビ辞めたのよ、この壁面にコアからの情報映して会議もするからね。」

 6畳の一人用の部屋に無理矢理炬燵が一つ。その奥にもう一部屋があり…その二部屋だけだった。

「で、イベントに際して…今回はちょっと異常なのよ。」

「あ、雪、降らせておくわ。」

 そいうと、外には雪がちらちらと降ってくる。

「これができるのも…イベント前限定になるからね。」

「どういう事?」

「イベントで、うちの子のダンジョンを貸す代わりに情報提供を受けて…ある程度の面積補助も貰える事になって、地球がもう一個…できたのよ。

 そう言えばお姉ちゃんは世界樹と夢幻の王二つの巨体モンスターの大きさを基準とした8畳間がベースの為にコアルームだけで地球を格納できる大きさのダンジョンが可能だった。

それに工夫を加えてジ・アースの地球部分を格納していた。ついでに月も作れてる。がリューネさんはドラゴンの大きさがベースでそんな惑星の大きさの面積はコアルームに無い。

そこで、普通ルームをお姉ちゃんから借りて。合同。連合という形で面積を全部間借りして自身のダンジョンも足して…さらにフロア数に優遇を貰ってようやく…お姉ちゃんの所の

ジ・アースのコピーが完成したらしい。で、その三つは前に”協約”を結んでいてそして…

「前に決済文章渡したでしょ、あれで、お互いの面積の貸し借りを可能にしたのよ。」

「…ほぼ見ないで判子押した気がするよ。それ、」

「ま、そういうわけ。でも問題があったの。」

「何?」

「人口のコピー迄したら、初期投資がどうにもならない上に…もう一つの地球を作ったのは…神様に依頼されてなのよ。」

「は?」

「今度のイベント・・・二つあるのよ。」

 はいぃ!?


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