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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-76 GGMスタンピピード スタンピード戦勝記念のはずが…。

 戦闘の結果は何故か全員が…厩舎に入ると自動で回収され分配されていた。ついでに猿関連グッズは一切ない。銀貨と”チョイスチケット一枚”ぐらいだ。後は…これだろう。

『スタンピードの撃退を確認しました。追加施設:兵士詰め所、城門、街道、補給線、救護室、追加設備:大型魔法ロッド、大銅鑼、BGMステレオ、報酬として”猿関連ガチャ”を追加します。学校の内容にスタンピード関連ヘルプを追加します。フィールドの難易度に”可変”を追加します。』

 遥さんが戻ってくると、渋い顔をしていた。肩で息をして、…体のいくつかはかなりの傷を負っていた。

「なんかでかいサルがいた。鑑定し損ねた。けど、かなり強い。」

 というか、ダンマス恐るべしだな…ボスをソロで倒したんだ。そして、私の横を通り過ぎ…管理人室に行ってしまった。ダンマスはダンジョンに戻れば徐々に回復するそうで、DPで回復も高速化できる。

「マスターはこのまま休憩するそうです。私も。」

 エルマさんも行ってしまった。

「凄いですな。」

「キャラバンの人、の代表のイケメンが

「結果的にとはいえ、私たちを救っていただいて感謝します。でもあの方はどなたで、あそこまでの凄い人なら名のある方でしょうに。」

 遥さんの事が気になるようだ。

「あの方が、鉱山の行政府のトップ。ネロティカの頭で、遥さんですよ。」

「…遥・・さんですか…すごい方ですね。…あれは頼りになるでしょうね。」「

 なんか歯切れが悪いな、キャラバンの人。

「遥さんに何の用で?」

「・・・いや…まあ、」

 私は確かに小さい子供だろうけど、それでも力があるのは分かっているのだろう。しばらく見つめた後に一つ大きく息を吐いた。

「正直に話しましょう。魔女様に言われてこの地に来たんです。もし、何者かがいる…その戦闘力がある者がいるなら、この手紙を渡すようにと。これを遥様に渡していただけますか?」

「どんな手紙で?」

「分かりません。但し、何者かがいるのは分かっていたようです。もし人数がいなくて鉱山が治められないなら。私たちが…実力で奪取するように言われていました。」

 そう言う事か、この銀山を抑えれば通貨発行権が得られる。だからここを重視したんだ。…大方ダンマスの配下か、確かに人間はここを通れるから大丈夫なのか。

「…どうします?私達を攻めますか?今ならやれるかもしれませんよ?」

「いえ、それはするなと…忠告されました。もし何らかの組織がいるなら、むしろ和平を結ぶべきだと、預言なさいました。」

 相手はダンマスか?ここにダンマスが最低でも二人。…あのチンピラと、もう一人、という事は、この辺のダンマスの数が増えてきたんだ。又は動けるほどに育ってきた。

「…何かありますか?買いますよ。手ぶらでは帰れないでしょ?」

「あす、鉱山に向かいますよ。通常の商売の後にこっちに寄りましょう。食料は足が速いですからね。」

 一難去ってまた一難。大方苔人の話を…モンスターと考えダンマスがいると予想した…ダンマスがいるんだ。あのチンピラ時山田以外にもう一人。魔女と呼ばれた存在が…

 これで、この章は終わりです。お楽しみいただけたでしょうか。次回からは、冬スペシャル『季節の変わり目とこたつと正月を』となり先ず。お楽しみに。

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