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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-75 GGMスタンピピード スタンピードは敵が多すぎて細かくは…

目覚めると、…朝だったが日の光が徐々に牧場を照らすが、その日の光に照らされた…フィールドは恐ろしい事になっていた。向こうもこっち睨んで一列で並んでいた。数は…分からん。それ位多い。…

「起きたか…全員準備してる、キャラバンの連中もさすがに顔を青ざめさせて…円陣を組むそうだ。」

「エンジン?」

「対盗賊シフトだ。ただしそれとは違い…獣だから限界が分からんそうだ。」

 キャンプ場を見ると、馬車同士が重なり合い、城壁みたいな体制となり、その隙間を木の板で塞いでいた。エミル隊もモンスターを展開して散っていた。

「怖いな…。」

「ああ、来るぞ!」

 遥さんの叫び声がスタート合図だったのか、日差しが森を覆い。サルたちが一斉に全力で走ってくる。そこにまずはエミル隊の魔法の一斉掃射が行われる、回数には制限があるため、多様出来ないが、一気にサルたちを薙ぎ払った。が、後列のサルたちが躍り出る、そして、防壁に体当たりを繰り返すお。

「第二射!行け!」

 魔法、武器、矢が雨あられと降り注ぐ。全員の緊張の度合いが上がっていく。そう今までのぬるいモンスターがちょろっと来る戦闘なんかじゃない。目の色を変えたサルがわき目も降らずに隔壁を叩いているのだ。確かに隔壁のHPは減り続ける。なお・・・直す手段はない。あるかもしれないが手元に手段はない。この様子にいや、騒ぎにキャラバン殻は子供の泣き叫ぶ声が聞こえてくる。こんな状態なら…盗賊の群れの方が優しいと思えるほどにスタンピードは恐ろしい。

「親衛隊、払え!」

 パンモンで構成されたエルフ部隊が前に出る。一応ガチャの武器の槍や、スコップを装備した連中でそれが隔壁から上がろうとしているのを叩いて防ぐ。その間も遠距離魔法などが、

「行くよ!ゴースト部隊!エルフ部隊!」

 遥さんの声とともに、エミル隊は下がる。休憩して少しでも魔力の回復に努める。ゴースト隊がエルフに取り付き、援護射撃を行い、モンスターのエルフ部隊は長い棒で相手を叩きつけ、追い払う。・・・装備に差があるのは、システムの差だ。モンスターのエルフたちは自分たちの作った武器でもその辺の棒でも武器として使える。が、パンモンのエルフは”厩舎で設定したガチャ又は、正式な武器防具を消滅させて装備を行う”である。その中にスコップがあったので装備させたが…なんとこれによりモンスター以外には装備した武器が当たらなくなった。その為費用がかかる割に劣化した感じになった。なお攻撃を受けて守ることはできる。相手がモンスターだからいいものの、とはいえ実際の戦力は

「まだ来るみたいだね。私が出る。太陽が出てる、エルマ!」

「行きます!」

 エルマが手を掲げると手から水がほとばしる。それはかなり巨大だ。その様子に歓声が上がる。遥さんが下りると、サルたちが取り囲むが、勢いを殺さないように突撃しサルを一体体当たりで屠ると、・・・黒い霧で霧散していく。そして手短な一体をつかむと盾のようにかざして奥に突っ込んでいく。エルマさんも…いや本気で強い、先ず他のエルフとは魔法の発射ペースも威力も違う。一人でもかなり強い。・・・改めてチートや、この二人。ついでに遥さんは日光に弱いはずのヴァンパイアのはずなんだが…

「遥さんを支援して!ここで押し返す!」

 叫ぶと私も魔法で迎撃してく。

「おおー!」

 かなり激しい攻撃が…記憶できないほど長く…終わったのは昼も傾き始めた頃だ。

「大将首取ったり―!」

 これは、遥さんに頼んだことで、ボスを倒したら、必ず大声で宣言して欲しいと言ったんだ。その声に全員が歓声を上げる。勝った。勝ったんだ。

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