28-73 GGMスタンピピード 回避すればするほど重なりやすくなる
結局一日と言ってもやることは変わらない。いつものルーティーンを終えた皆はダンジョンモンスターたちが警備する中…なんとフィールドを渡ってキャラバン隊が来た。人間だけのキャラバンならここまで、影響なしで来れるからだ。現実逃避したくなる。
「ここが最後の補給基地と聞いてね。」
北の国の行商隊で馬車10台大所帯だった。どうも銀山がモンスター襲撃をしているのは理解して、この地域にある銀貨を集めて地域に流すという事で銀山の傍で商売を行うつもりで来た商会でエヴォーク商会だ。が私としては話が気もそぞろだ。こんなタイミングで来るキャラバン隊とか。最悪に決まってる。
「はい、こちらのキャンプ場をお使いください。又こちらの店にも寝る場所があるので、数には限りがあるので、決めたうえで事務所においでください。」
「分かった。できれば後で施設の紹介も頼む。」
一応鉱山の具合を説明後…数日宿泊する事になった。井戸もあるが、収まったとはいえ、ここで早馬を出して状況を国に伝えたいらしい。がこんな時にキャラバンとか…
「どうします、牧場長!」
エミル隊の数人が慌てて報告に来るがキャンプ場で休んでもらっている間に考えるが、
「私がこっちを守る。エルマもこっちに来るから。あと…周囲にはモンスター部隊を展開してある。守り切ります!」
「おおー!」
やるしかない。キャンプ場は広いが”耐久力”は他の施設と一緒。そして広さは特大。守り切れるとは思えない。そこでエルマ・・・マーサ、ノームのノム太郎(先ほど命名)を3峰に配置私の脇には水猫と蛍火の精を配置。これで耐えしのぐ。私も魔法を使える…。
「何か手伝えませんか?」
「あなたは?」
さっきのキャラバンから降りてきた…イケメンの男性だ。
「私はエヴォーク商会の商会長で、ゴンジロウと申します。」
え?なんかイントネーションがおかしいけど?まあいい。今は。
「なんか忙しそうなので、盗賊でも来るんですか?」
「…いや、それよりむごいかもしれません。が。」
「ならば手伝います。私達もある程度の戦いのイロハはあります。」
「ならお願いします。戦力はあるほど有利です。」
ここは頼るだけ頼りたい。スタンピードとリードモンキーはそれくらい…何が起きるかわからない。




