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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-66 GGMスタンピピード 自分の情報は地味に貴重だったらしい。

その後、逃げて帰るようにキャラバン隊は引き上げた。そして私達はマーサを置いて、支店を建築した。店長はマーサでそのまま経営を師事した、足りない経験を補ってもらう。そしてエルマはこの事を遥に報告、その顔からあることが分かった。あのキャラバンのチンピラリーゼントがダンジョンマスターらしい、ただし”ランキング26位”と呼ばれる時山田と呼ばれる”貨のダンジョンマスター”である。能力は貨幣を半額で作れる能力である。そのことを自慢し、SNSで散々威張り倒していて、遥もダンジョンバトルで呼ばれて、対戦を模索した。遥はついでにランキング”76位”である。どうもこのランキングは”収益DP”や規模で決定するらしい。そして私達は低い。貨幣が半額で作れる能力。たいして強くないように見えるが、実際は凶悪だ。私はそう思う。その理由がこの貨幣DPが”ほぼ貨幣に応じて固定”だからだ。銀貨一枚をDPに変換すれば銀貨2枚が作れる能力。欠点はあるらしいが、大方最悪の能力だろう、そして私の…銀貨とかの貨幣には時山田が入れたコインが

 

偽フェルエーレ銀貨=200DP


 となっていた。偽の文字が付くのが…特徴らしい。その為ダンマス的にはこのコインは半額で作られ、半額で取引される。人間相手には黙差なれない限り定額で取引ができる。という贋金作りに特化したダンマスだ。

「それが本当か?」

「ああ、そうなっている、但しこれに利点もある。私のガチャはこれに騙される。」

「どういう事だ?」

「このコインでガチャが回るんだよ。200DPでな。」

 その時の遥と私の空気が凍ったのが分かる。収益にはならん。がガチャを回すだけならこれで大量に物を買えば利益が出るのだ。そう言う意味では時山田は有効だ、あのチンピラでないならな。

「でもこれだと金貨が絡むのが問題とか?」

「そう言う事だ。そこが問題なんだ。金貨は、大森林という場所を越えて北上した先にある。だから、金貨をあいつが持っていればいいんだが…そうでないならこっちから渡してでも偽金貨をゲットしないと、ガチャを効率化できない。」

「ふむ、贋金か…。」

 ダンマスはダンジョンの能力でお金は全く同じものが刷れる。但しDPが必要でその金額は固定されいてる、すなわちダンジョンでお金を使って稼げるのはあいつだけって事になる…考えた奴凄いな。が、この銀貨は効率がいい。早速使わせてもらう。

「が、問題あるな…守れる範囲は守るとしても…時山田が隣か…。」

「そして何より、あいつは”領域”の外にいた。出る方法あるのか?」

「あるぞ、ダンジョンの機能である”一所懸命”とかの制限をDP無効化する事が出来るんだ。但しダンジョンレベルが欲しいんだな。その為にDPを使う以外にレベルアップにもDPを消費する必要がある、最近上位だと…最上位は知らんが20位ぐらいまでならレベルが7になったとか言っていたな。」

「ランキングってそんな凄いのか?」

「というか、そこでエミルに聞きたいんだ。ランキング見て訳が分からないんだ。」

「なんだ?」

「勇者のいた大陸にあんたの方が長いだろ?そこで”魔王軍”とかいう団体の事を聞いたことがあるか?」

 どうもランキングを見ると、14位ぐらいまでを独占する…全く他と隔絶したDPを誇る凶悪ダンマス集団。それが魔王軍だ。27位の時山田のが強いと言われるのはその魔王軍を除いたランキングで言えば”上位”だからだ。

「分からん。」

「どうして?」

「勇者のいる大陸、まあ便宜上勇者大陸と言うが…あそこで魔王はいた。魔王エレノア。」

「いた?」

「ああ、倒されたという話だ。私が知っている限り”教授”と言われた勇者が倒している。聞いただけだ。そして勇者討伐のメンバーでもある”キラリ”にも会っている。」

「ステータスはどうだった?」

「見せてもらえないけど、傭兵のしての能力と…男の娘だ。」

「は?」

「実力はともかく、きらっきらの衣装とミニスカの男だ。で、その時に聞いた魔王軍討伐のメンバーが”聖女・南”、”レーザー勇者キラリ”、その先生である無敗の”教授”だ。」

「…そんな強いのか?」

「キラリと店番して暇なときに話していた。」

「何してんのあんた。」

「言うな、暇だったんだ。んで、その時に魔王との戦闘の話を聞いていたんだ。で、特に教授はやばい。攻撃は見切られナイフ一本で、魔王だろうがあしらう化け物だ。」

「え!?」

「そう聞いてる。ギルドの創設者”ネル”とコンビを組んでいる最強勇者だ。」

「は?ちょっと待て、ネル!?そいつ、魔王軍トップだぞ!?」

「え?ええ???」

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