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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-63 GGMスタンピピード 意味不明にそれは起きた

 新年あけましておめでとうございます。今年も一年よろしくお願いします。

「久々に来れました。お久しぶりです。」

 エルマさんがこっちに来てくれていた。エルマさんのダンジョンはこっちにあるのだが。鑑定で見る限りそう変わりは…いや。

「なにそれ?」

「ああ、これは隣の村に食料を売って稼ごうかと。私も商隊を編成しました。」

 エルフのエルマさんと数人の女性エルフたちが来ていた。

「遥さんからの命令で、暇してるなら、隣の村に行って、支店を作れないか…だそうです。ガルさんから商会の作り方を聞いてますからね。」

 そう、ガルさんからこの世界における商会の作り方は聞いてる。陸上貿易において欲しいのは”支店”の存在だ。支店を作って、諜報活動をさせ、売れる物や商品を仕入れてもらう。それをキャラバンが運んで商売にするのだ。近距離は支店を基軸に。遠距離はその商会に食料とかの物資を用意してもらい。それを補充しつつ商品を置いていく。なお、食料の枯渇とか勝因不足の際は一年単位でその地にとどまってでも出発できる金を稼いでから出発するのだ。その為多大な計画性が欲しくなる。ガルさんはその中でも”支店杭”を持っていて、こっちと直接商売するか…又は店を作って売り上げを稼ぐことができる。なお、最大20本しかない杭の家の4本を持って行ってもらっている。牧場には

7本。向こうの鉱山都市に2本使っている。あと5本もあれば大抵のことはできる。

「まあ、隣から制圧するのが順当ですから。」

 ただ、この支店の話にはもう一個血なまぐさい話も絡む。それが”一つの村に商会は一つだけ”である。というのも、20人が距離にもよるが一か月食うだけのものを持ってようやく一つ都市を移動できる…という環境だ。これは馬車が早いとしても…という物だ。それを用意する村の食糧的負担も大きいため…一つ嬢の商会がある場合は必然とその備蓄できる村の食糧の争奪戦になる。だから不文律的に一つの村には商会は一つ、となっている。そしてこの辺一体すべて…なんかしらの商会がキャラバンを作って商売させている。

 そしてその商会は当然数年単位の移動もありうるが…基本は半年に一回は村を訪れそして商品を補充する。当然隣の村にも商会の支店はあるはずだ。そう言われて捜した事がないから知らんけど、だからこっちの牧場から食料を売りつけ資金の足しにするという考えらしい。そうする事で、菓子パン一強体制からの脱却を狙いたいらしい。あと…

「遥様からの命令で。面白いファンタジー的な物があれば買ってきて欲しいと。」

「ファンタジー的な物って何?こっちがガチャで出せばよくない?」

「それが、その辺ガチャの総量が足りないと、電話できない事とか、相手がいない事で目に見えて遥様が不機嫌で。」

 あ、そう言う事か。ガチャで食料を安定さえている間、私はスマホを分解してガチャにして街に配置している。だから使えないのだ。ただ収益はかなりいい感じではあるが…

「だからと言って商売か?」

「いえ、様子見てくるついで…だそうです。私のサブダンジョンはパンドラ牧場に吸収されていて。そこの展開はできるらしいんですけど、入口の設置も領域取得もできないので特殊なダンジョンらしいんです。さて、行きますか。」

「分かった、準備するから、後数人連れていくよ。出発は明日ね。」

『ダンジョンマスターの撃退を確認。これにより、パンドラ牧場のレベルが上昇しました。』

は?何があった?いやダンマスって何!?

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