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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-51 GGMスタンピード ゴブリンが逃げるほうが怖い

 ガチャにモンスターを育成して”進化”や”進化合体”に触れて各パンモン使いは奮起した。積極的に肉を狩り、経験値を稼ぎつつ、進化合体で強化を目指す。そんな感じの中、不満が出てきたのは難民の方だ。暇であると同時に、売られて悲惨だと思われた”女児”が活躍を始めるのを見ると、難民の代表は当然交渉してきた。が、拒否した。そしてわだかまりができる中、私とエルマはある確認のために牧場を離れることになった。そう、ゴブリンを討伐するのにパンモンが使えるの確認したいからだ。

「でも突撃ですか?」

 そしてやってきたのは城門。

「いや、奇襲で少しだけと戦闘して確認する。」

 そう、効かないなら軍隊を用意する必要があり、パンモンだけで行けるなら展開戦法もいけるわけだ。町の中に入ると、凄い腐った匂いがする。門は閉じることができるはずだが開いていた。そして入り口周辺にはいくつものゴブリンがたむろっていた。当然こっちに気が付くと…逃げ出した。

「え?」

「これは…テストにもなりませんね。」

「…帰ろう。」

「何でです?」

「これだと、襲われるときは一気に来る。しかも武装したゴブリンは人間より怖い。いくら子供の腕力しかないと言ってもね。先に防具だと分かっただけでもいい。人間が襲われる隙にパンモンで片づける。」

 作戦はこれしか思いつかんかかった、ゲリラ市街戦の気分だ。そしてそのまま、帰ることになった。帰る際は僕が猫車に入れられ、エルマさんがそれを押してした。

「でもなんか、結構ドロドロしてきた。」

「それは思いますが、奪還後はどうするんです?』

「難民は町に返すけど杭を打ってキャンプ場設定で井戸だけ購入して領域化すると思う。」

「今から杭だけでも撃ちませんか?」

「分かった。」

 都市の周囲を回り杭を一本、2本、3本と置いていくが・・・・4本目を指す際に弾かれた。

「なんだ?」

 慌ててスマホから、管理アプリを立ち上げるとエラーメッセージが出ていた。

『登録予定地点はモンスターの稼働地域です。登録範囲内のモンスターが0になるまで登録できません。』

 だめらしい、流石に考えてある。

「行こうか。」

「うむ。…あれと戦わないか?」

 指ささした先には遊んでいるゴブリンの子供たちだ。ああしてみると、ゴブリンも普通の子供だがな、ある意味両親が痛む。エミルも…ああ言うモンスターとは戦ったことはない。人型モンスターがいない

世界だったからだ。が心を鬼にする。

「行け、猫ちゃん!」 

 パンモンの水猫を出して攻撃命令を出した。猫車の中なのはかっこ悪いけど、パンモンで攻撃対象にするのかが大事だ。実は人間は攻撃対象としてパンモンは拒否する。それでも命令して攻撃してもその攻撃は人間を透過する。水猫は走っていくと水鉄砲を発射する。それがゴブリンに当たり…そのままゴブリンは黒い霧となった。ゴブリンの子供たちは慌てて構えるが、水鉄砲を発射したまま横に薙ぎ払うと全員が吹き飛ばされていく、水量も高圧洗浄機並みの水力だ。あっという間に戦闘が終わると、霧散したのを確認。そのまま猫車ごと撤退した。これで…準備は整った。

『フェアリーの登録により”追加施設:フェアリーの森、フェアリーの花園、フェアリー錬金所”、”追加設備:フェアリー店員”を追加しました。複合条件により追加フィールド”妖精の森”、”エルフの秘境”、”ノルドエルフの雪山””南国エルフの孤島”、”幻惑妖精の森”を追加しました。トレントとの登録により”トレント植林場”を追加しました。』

 E?な、な、なにこれ?

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