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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-50 GGMスタンピード なぜかエルフに人気がない

 そして傭兵団の最初のお仕事が…パンモン登録だ。そう、あのマッカナ森にはいって食料が欲しいとの事だった。ガルさんが考えた突破柵がこれだ。ガルさんの責任の下、こっちがパンモンと登録し食料確保である。というのも契約上支店であってもパンモンの初期登録だけが…本店でないとできない仕様だった。そこであとはガチャでエルフガチャを引いて人足ゲット。ただしこのエルフは魔法などで攻撃はできないが、回復はできる。と言っても水魔法を持っているので、水を出すのが限界だが美男美女が多いと言いたいんだが…。

「どうにかならんか、あの細いの。他のはこれだろ?」

 蛍火の精とエルフを比べて苦笑いしている。

「もし大量の”魔獣の卵”があればと思いますが…それ以外ではないですね、今は。」

 そう、エルフたちの人気が無かった。人足としての人気も、細い手足と体つきを前に期待されず、

「後はあれですよ、」

 自分のパンモンであるノームを指さす。

「あっちの方がまだよさそうだが?」

 どうもエルフの人気がない。

「今はこういう感じなので、いやなら、止めてもらっても構いません。私も対処の方法がありませんし。」

 こういうキャラバンのおっさんの数が結構多い。欠食少女に見えるそうで、罪悪感が高まるらしい。ただその中でも肉付きがいい海エルフを引いた人間はガッツボーズだった。そして厩舎で手入れをしつつ森に入っていく。森の中は大体10m内に二人以上パンモンを展開すると、仕様で強制的にソロにされてしまう。猫車を持つ側はパンモンを展開してはいけないのだ。そうして荷物持ちと一緒にフィールドに入って訓練を開始している。

「大変だな。」

「遥さん大丈夫ですか。」

「こっちはいい訓練になっているからな。」

 仕様的にパンモンはモンスター同士でしか戦闘しないルールがある。がモンスターである遥さんは戦える。これを使い部下のモンスターの訓練を開始していた。特にエルフだ。というのもSNSのレポートに

エルフチャイルドの魔法設定という話が出てきて、エルフチャイルドはレベルが上がっていくと魔法を覚えるのだが、先んじて魔法のオーブを渡した場合は、魔法を覚えずにこの魔法だけを使うようになる。という記述があった。そこで、エルフチャイルドにパンモンを持たせたうえで”火魔法”を持たせてフィールドに突撃したところ、シティエルフが誕生した。そして登録後に…こっちに登録すると”エルフ(都市型)”と”エルフダンサー”という項目が増えた。そしてレアには”爆乳エルフ(都市型)”が加わった。流石に呆れたがシティエルフは人間と変わらない手足の厚みがあり、言語もたどたどしいが統一言語を話し、この好感度がキャラバン内で爆上がりした。但し、ガチャの合成・・・いやエルフと蛍火の精が合成可能になっていて”シティエルフ”ができるようになっていた。得意魔法が火魔法と生活魔法である。ぐぬぬぬ。モンスターの合成はダンジョン側に任せて育成からすることになった。そして、検査してみるとやっと3進合体が発生した。海エルフ+蛍火の精+シティエルフが全部10レベルである時に発生した。どうもこれ、進化合体というらしく、進化可能な時に合体を行うとレシピが変わる箇所が出てくるんだそうだ。できたのはノルノール・ジンというエルフだ。


ノルノール・ジンTIPS:砂漠地方に住むエルフで精霊使いと呼ばれる一族。彼らは体に精霊を宿す”憑精術”を得意としており、霊を操ることに長ける。自然から極めて離れた環境ゆえに風魔法と火魔法を得意とする。性格は陽気で明るく、酒と歌が好き。正義感も強いが享楽主義。


 進化合体という形式が判明して…さらに合成は混乱を極めることになった。エルマは一応存在は知っていたらしいがエミルの牧場では雇用の費用が高すぎて合成屋を頼むことができないので、知らなかったらしい。後、合成屋は非人道的と呼ばれることが多く人気自体も少なかったという。まあモンスターを合体させ違う生態にするんだ。そうなるだろうと思ったが、記憶によるとその前に”人間型モンスター”自体見たことが無いので、もっと複雑だという。

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