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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-秋SP2 GGMスタンピード こちらイベント運営本部

 3人で会議しながら、まずは骨子を固めていく。か

「一応、遥さんに聞きたい。ガルさんは意味不明だと思うから…上でテストだけお願いしたい。」

「わ、分かった。」

 ガルさんには…部屋から出て行ってもらった。そして簿私達は外に行き、狩りの場所に…例の練習食いの狭いフィールドエリアにアクセスする。只真っ暗だから。松明を地面に注しておく…ちゃんと穴をあけてだよ。

「んで、ここでか。」

「見てもらった方が早い。」

「テストはどうするの。試しを入れておかないとヤバいっしょ。」

「とりあえず最低限度の面積があるから…その分こいつを広げるよ。杭の数にも…限界あるし。」

 この新しいフィールドの杭も最大数もあるし、一本当たりの金額も規定数毎に…指数関数的な値段の上昇もある。非現実的な金額となれば問題が出てくるのは事実だ。

「とりあえず、システムにある・・イベントの種類から説明していくから。画面を見て欲しい。」


 まず確認できたのが…”ドロップイベント”だ。聞き慣れないイベントなので、チェックしてみるとスマホに会ったパンドラ牧場では定番の季節イベントで、○○が大量発生して、牧場から大量駆除依頼が出ていて、特殊ドロップが発生する。これが最初に説明したイベントの持ち出し系だ。但しここで出したモンスターは素体となるモンスターを設定すればそのモンスターにポイントに応じた任意スキルと任意意匠を付けた状態で仲間になる。コアさんによると”亜種スキル”になるそうで。基礎的には元となるスキルと同じ扱いとなる。変更点はスキル詳細から変更可能だが…既定から変更するだけで、変更コストが必要なうえにそのコストが設定時に10倍にされて、そのモンスターが卵として排出されるたびにその金額分…こっちが一体毎に費用を払わないといけない。

「あたしも払うって事?」

「そういう事。しかも卵でしか手に入らない上に運営側は手に入れるのが不可能と書いていある。だからプレイヤーを入れてイベントモンスターの卵をこっちが買い取らないと自分で設定したイベント用モンスターを手にできないわけ。しかも進化時は普通のモンスターと一緒の選択肢しかないから…。」

「じゃあ、シルキーの卵とかできるのか?」

「こっちで登録可能ならできる。」

「それは貴重だが…。」

「どうして?」

「今ダンマスがシルキーブームでよ。シルキーを自慢するスレが経ってて。家のメイドに…とかやってる奴多すぎ、後防衛なら結果千倍になるステータスというのが大きい。」

 このシルキーの持つ領域守護の欠点と特徴がこれだ。儀式等をした…領域内に限り10倍のステータスになるが、それ以外だと元のステータスの100分の1になるという極めて防衛的なステータスが特徴なのと、憑依を使った人形を身代わりにする戦術でシルキー一体でオーガを打ち取った話がある。これ以来シルキーはダンマス最終兵器として大人気となった。又性質上生産系と相性が良く、ステータスのごり押しだけでもかなりの生産や際限ができるという特性があるそうで。

「限定シルキーとか売れねぇか?」

「確認してみる…あ、だめだ。」

「どういう事だ?」

「設定でと言う事は、ドロップの設定が可能だと。んいくつも項目があって分からん。」

「本来はここに貴重品アイテムを商品に作ってもらえばいいが…ある程度設定で何とかする。」

「例えば?」

「敵が銀貨をドロップするようになるエリアの設定とか…いろいろできる。」

「と言うかさ、カスタムとの差は何?」

「ドロップをこっちで提供する点と、敵の設定をできる点。例えばボスを作って、出現確率を設定すると本来出るはずのないボスが出る。んで、そのドロップと特殊ドロップを落としてくれるとか、あとはカスタム側ではできない”滞在限界時間”を設定できるエリアの設置も可能。」

 流石に…ガルさんはともかく、遥さんも首をひねっていた。

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